probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Robbie Robertson

2023-08-11 10:23:58 | R.I.P.
今回は、予定を変更して、
Robbie Robertsonさんが、
80才で亡くなったということで、
追悼したいと思います。

80年代に入ってからの、
洋楽ヲタである自分は、
77年に解散してしまった、The Bandは、
まったく、世代ではなかったのですが、
映画『ラストワルツ』は、
80年代に入っていたと思うのですが、
深夜のTVで観て、次々、
そんなに詳しく知らない自分でも、
名前は知っている人たちが出てくるので、
なんか、スゴいものを観ているんだなぁと、
そう思った記憶がありますね。



80年代のRobbieさんは、
『キング・オブ・コメディー』(83年)
『ハスラー2』(86年)のサントラで、
プロデュースやソングライトを手掛けたのち、
ようやく、87年になって、
初のソロアルバム"Robbie Robertson"を
リリースしましたが、そこからのシングル
"Showdown At Big Sky"は、
Hot100には登場しませんでしたが、
ロックチャートではヒットして、
日本のラジオでも、よくかかっていた、
そんな記憶があります。



The Band時代は、リードボーカルは、
Levon Helmさんの曲がほとんどなので、
あくまでも、ギタリストのイメージですが、
カバー曲以外は、Robbieさんが、
書いている曲が多かったみたいですね。

こちらの楽曲
"King Harvest (Has Surely Come)"も、
やはり、そのようであります。
曲の終わりでは、流麗な、
ギターソロが聴けますね。



R.I.P.

https://amass.jp/168827/
「ロビー・ロバートソンの
ベスト・レコーディング 10選」 
英ガーディアン発表(amass)

※次回は、Time Machineです。

なんとなくAOR (#24 "Whitney Is 60")

2023-08-09 20:43:19 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
本日、2023年8月9日は、
Whitney Houstonの、
60回目のお誕生日ということで、
Whitneyがヒットさせた、あの曲、
じつはカバーだった、という曲、
たくさんあるのですが、その中から、
80年代と90年代のヒット曲を、
1曲ずつ、選んでみました。
そのオリジナルの2曲ですね。

これ、以前、へっぽこサイト時代に、
やったことがあるのですが、
まあ、覚えている方もいない...
というか、もう見てないと思うので(笑)、
またやってみたいと思います。

まずは、90年代から。
96年に、映画"The Preacher's Wife"
(邦題『天使の贈り物』)サントラから、
Hot100、R&Bチャート、
どちらも、最高位4位を記録した、
"I Beleve In You and Me"のオリジナル、
The Four Topsバージョンです。



82年リリースのアルバム
"One More Mountain"収録曲で、
シングルカットされていた、
"Sad Hearts"のB面曲だったみたいですね。

そして、もう1曲、80年代のほうですが、
1985年、Whitneyにとっての、
初の、Hot100でのNo.1獲得曲で、
未だに破られていない記録、
7曲連続No.1の始まりとなったナンバー、
"Saving All My Love For You"の
オリジナルバージョンである、
Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.の
バージョンです。



こちらは、78年リリースのアルバム
"Marilyn & Billy"収録曲で、
シングルにもなっていたようですが、
ヒットには至らなかったみたいですね。

で、面白いのは、MarilynさんとBillyさん、
"I Beleve In You and Me"も、
Whitneyより先にカバーして、
83年に、歌っていたんですねぇ。



こちらは、シングルのみのリリースで、
やはり、ヒットはしてないようですが、
Whitneyのデビュー前に、すでに、
いろいろつながっていたというのが、
面白い気がいたします。

というわけで、存命だったら、
60才になっていたWhitney。
亡くなって、はや11年というのも、
驚きますが、改めて、
生きて歌っていて欲しかったと思いますね。





※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の2曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-08-08 11:58:17 | 最近の洋楽
今回は、ともに、10代でデビューして、
どちらも、No.1ヒットを持つ、
男性シンガー、2人の新曲です。

まずは、Usherの"Good Good"です。



前の曲"GLU"も取り上げましたが、
早くも新しい曲が出てきました。
今度は、Summer Walkerと、
21 Savageをft.したナンバーですね。

"GLU"に続いて、どこか、
クラシックな感じがする曲ですが、
プロデューサーは、Rihannaや、
Chris Brownとの仕事で知られる、
Mel & Musみたいであります。

Newアルバムのリリース予定が、
あるようなのですが、まだ、
公式な発表はないようです。

Usherも、単発シングルは、
出ていますが、アルバムは、
2016年の"Hard II Love"以来、
出てないんですね。

そして、もう1曲は、
Marioの新曲"Main One"です。



こちらは、Lil WayneとTygaを
ft.したナンバーですが、
昨年、Tory Lanezとの
コラボバージョンが出ていたようで、
今回、また新たなバージョンで、
勝負するみたいですね。

※次回は、なんとなくAOR第24回です。

Lift Me Up

2023-08-07 10:28:34 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Lift Me Up"です。

Rihannaの昨年の大ヒットが、
まだ、強い印象を残していますが、
今回は、80年代に大活躍した、
アーティストとバンドの、
それぞれの、90年代の楽曲から、
この2曲を選んでみました。

奇しくも、どちらも、現在までのところ、
最後のHot100入り曲となっております。

まずは、来月、4年ぶりの、
来日公演が予定されている、
Howard Jonesの"Lift Me Up"です。



92年リリースの5thアルバム
"In the Running"からの1stカット。
アルバムの1曲目に入っていました。
Hot100での最高位は32位で、
地元、UKチャートでは、
52位まで上がっていたようです。

プロデュースとソングライトで、
共同作業をしていたのは、
あの、大プロデューサー、
George Martinのアシスタントから、
キャリアをスタートさせたという、
Ross Cullumという人でありました。

Howardも、万年青年みたいな
イメージがありますが、もう、
68才になっているんですねぇ。(^^;)

そして、もう1曲は、
Yesの"Lift Me Up"です。



91年リリースの13thアルバム
"Union"から、こちらも1stシングルで、
Hot100での最高位は86位。

曲の作者は、83年から95年まで、
在籍していた、Travor Rabinと、
オリジナルメンバーで、
2015年に亡くなった、
Chris Squireだったようです。

Yesのミュージックビデオは、
だいたい、バンドの公式にあるのですが、
なぜか、この曲は、
現在は脱退している、
ボーカルの、Jon Andersonの
公式チャンネルのほうにありますね。

Yesは、今は、Steve Howe中心の、
バンドになっているみたいですが、
ことしの5月に、最新アルバム
"Mirror to the Sky"を
リリースしたばかりですね。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1988~

2023-08-05 20:11:06 | 懐かし洋楽
今回は、1988年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Fat Boysの"The Twist"です。
(Pop #16 R&B #40)



同年リリースの5thアルバム
"Coming Back Hard Again"からの
1stシングルで、Chubby Checkerの、
1960年のNo.1ヒットとして知られます、
"The Twist"のラップカバーでしたが、
その、Chubbyさん本人とご一緒の、
カバーバージョンでしたね。



ただ、あの、あまりにも有名な、
Chubbyさんバージョンも、
じつはカバーなんですよね。
曲の作者でもあります、
Hank Ballardさんが、自らのバンド、
the Midnightersを率いて、
前年にリリースしていたバージョンが、
オリジナルで、そちらも、
Hot100では28位、R&Bでは、
16位まで上がるヒットになっていたようです。





The Fat Boysは、前年に、こちらは、
ご本人たちと一緒ではありませんでしたが、
The Surfarisの、60年代のインストヒット、
"Wipe Out"を、The Beach Boysを
ft.して大ヒットさせたあとでして、
"The Twist"は、かなりわかりやすい、
2匹目のドジョウ狙いでしたが、
"Wipe Out"ほどには、
話題にならなかったものの、
まずまずのアクションを見せて、
狙いは成功していたように思いました。

The Fat Boysは、メンバー3人のうち、
1995年に、Buff Loveが、
2021年には、Prince Markie Deeが、
それぞれ、若くして、
この世を去ってしまい、存命なのは、
Kool Rock-Ski、ただ一人となって、
グループとしての活動には、
終止符が打たれたようであります。

1988年8月6日付けのビルボードHot100
です。

1位は、80年代、
自身2曲目のNo.1になりました、
あのシンガーの、あの名曲です。

14位には、現在、
カバーバージョンが大ヒット中の、
あの名曲も!

<1988年8月6日、何があったか?>

人気俳優、窪田正孝さんが、
誕生したのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/窪田正孝
窪田正孝(Wikipedia)

※次回は、同名異曲です。