The Artist : The First & The Final Hit （#32 Glenn Campbell）

天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
32人目は、この8月8日で、
没後4年になります、Glenn Campbellです。
81才で亡くなって、存命だったら、
85才になっておられました。

アルツハイマー型認知症を公表して、
闘病をドキュメンタリー映画にし、
最後のアルバムと宣言して、
発表した作品"Adiós"をリリースして、
その1ヶ月半後に亡くなったんでしたね。

50年代にデビューして、60年代後半から、
70年代にかけて、大活躍された方なので、
80年代からの洋楽歴しかない自分には、
往年の...というイメージしか
なかったりするのですが、
"Rhinestone Cowboy"は、けっこう、
早い時期から聴いていた記憶があります。

というわけで、最初のHot100入りは、
こちらのナンバーになるようです、
61年に、最高位62位を記録したという、
"Turn Around, Look at Me"です。



この曲、The Lettermenや、
Bee Geesもカバーしていて、
さらに、もっともポピュラーなのは、
68年に、ペンシルベニアのグループ
The Voguesによるカバーが、
ヒットしていて、知られているようです。

こちらの映像は、70年代のものみたいですね。

そして、最後のHot100入り曲は、
81年に、94位まで上昇した
"I Love My Truck"になるようです。
カントリーチャートでは、
15位まで上がっていたみたいです。



この曲、同年に公開された映画
"The Night the Lights
Went Out in Georgia"のサントラからの
カットだったみたいですね。

日本でも『さよならジョージア』という
邦題で公開された作品で、
アラフィフ世代以上なら、懐かしいと思う、
大人気でした、Kristy McNicholが、
主演した映画でありました。

でも、自分は観たような、
観てないような...。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第149位の発表です。