『レザボア・ドッグス』は好きだったけれど、
『パルプ・フィクション』のノリにはついていけず、
『キル・ビル』に至っては、観てもいないという、
ちと、タランティーノ作品とは相性がよくない自分でしたが、
今回は、オスカー2部門受賞ということもあり、スルーもできず観てまいりました。
タランティーノ監督も、すっかり大御所になって、
今回は、何か違うというような解説文も見ましたが、
大物俳優を使いながら、どこかB級感漂うあたりや、
ラストの大団円(?)へと行く流れは、まさしく、「らしい」作品でした。(^^;
オスカー助演賞受賞のクリストフ・ヴァルツは、
ほとんど主演でしょ?というくらい、最初から出まくりますが、
あら、やっぱり助演だったのね・・・という展開や、
まあ、こうなるだろうと思わせる予想を、
ことごとく裏切り続けるストーリーが痛快です。
クリストフ・ヴァルツは、もちろん素晴らしかったのですが、
怪演レオも、ノミネートくらいされてもよかったのになぁ。
音楽は、Jim Croceの"I Got A Name"の使い方が、すごく良かったです。
http://www.sonypictures.jp/movies/djangounchained/
『ジャンゴ 繋がれざる者』日本公式サイト
http://unchainedmovie.com/
"Django Unchained" US Official Site