先日ご紹介した『ヴァンパイヤの恋人』の作者越水利江子さんは、「季節風」の作家さんの中でも、いわゆる大御所です。(この言い方もあまり好きではないのですが……)とにかく、大ベテランの作家さん。著作も多数お持ちです。
初めて「季節風」大会に出たときもドキドキしながら行ったのが、越水さんの分科会でした。つたない作品に丁寧に向き合ってくださり、おかげさまで今でも続けて書いています。その越水さんのHPが「風雲童話城」http://www7.ocn.ne.jp/~dowajo/そして、ブログが「酒より深き君なりき」http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/です。ときどきお邪魔しているのですが、先日の記事にはっと目を見開きました。8月23日の「ラビスラズリ」というパワーストーンについての記述です。「ラビスラズリ」というのは、美しい青い石です。越水さんは、その石で作ったブレスレットをお持ちでしたが、原稿の展開に迷っていたときに、そのブレスレットをして書いたところ、サクサクと進んだ。そして、書き終わったときに、ブレスレットがプツリと切れたというのです。
石の力を私も信じています。そこで、家にあった石たちを出して机の上に並べました。二つは水晶(クリスタル)、あとは黄鉄鋼(バイライト)と、隠岐片麻岩です。(私はこのように加工を施していな石が好きです)
私も書き直し原稿で、ちょっと迷っているものがありました。(このブログには、まだ形になっていない作品のことは書かずにいますが、これでも毎日原稿は書いているのです)そこでパソコンの横にこの石たちを置いて書いたところ……。書けるではありませんかあ。まだ推敲は必要ですが、ひとつ突破できたのは、石の力のおかげと信じています。水晶は、初心者向けのパワーストーンなのだそうで、ちょっと調べたら月の光や朝日に当てると、石自体も浄化されるとか。こんど月の光に当てたいと思います。
バイライトは、金にちょっと似ているから「愚か者の金」とも呼ばれるみたいですが、パワーストーンとしては金運アップとか。こういうこと、マジで信じています。そうでなくて、ファンタジーが書けるか! とも。
越水さんのブログでは、最近文庫化した『忍剣花百姫伝』シリーズの話題で沸騰しています。私は、なにしろタイムスリップものに目がないし、新撰組ゆかりの地に住んでいるということもあり、『月下花伝』『』が一押し。『時空おとめ組』シリーズは、現代の子たちが、信長の時代にタイムスリップ。歴史物ファンタジーが書ける希有な作家さんです!
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岩手は、秋の色になっていました。