アテルイは、宮城から岩手にかけてが舞台の歴史物語です。
宮城での舞台は、まさに多賀城! 奈良~平安時代にかけて、多賀城は太宰府に次ぐ大きな町だったとのこと。征夷(エミシを征伐する)ための政治的軍事的拠点でもありました。*余談ですが、先日大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、源頼朝が征夷大将軍に任ぜられて喜んでいました。武士の最高位の位が征夷大将軍。でも語源はエミシを征伐するために派遣された将軍なのです。
さて、多賀城はアテルイを書くため、何度も訪れた地です。今回、書店様以外には行きませんでしたが、懐かしかったです。今大規模な工事が進められているようです。南大門とか、できるのかな。奈良の平城京のように、かつての姿が偲ばれるようになるのかなと想像しています。
宮沢賢治の絵本と並んでいるというのが、また嬉しい。当日持参した色紙を早速貼っていただきました!
ありがとうございました! 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
*『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』、久しぶりに1、2章を読んでみました。1、2章(他もですが)。アテルイの子ども時代、家族のことなど記録には全く残ってないので、全部創作です。辛い子ども時代を、乗り越えた人間として描きたかったという、執筆当時の気持ちを思いだしました。
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