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マチュピチュ発見?

2004-09-26 | スペイン語圏まめ知識
インカ帝国の幻の街、謎の空中都市、20世紀最大の発見!!・・・なんか聞いたことあります?
ペルーのマチュピチュ遺跡は、1911年に、アメリカ合衆国の探検家ビンガム氏によって発見されました。と、思っていました一昨日までは。本当のことを言うと正確な年までは覚えていませんでしたが、まぁそんな感じだったかな~と。

ところが、それよりず~~っと以前に描かれた2枚の地図の出現によって、ビンガム発見説は覆されていたのですね。
一昨日、通訳学校の短期講座2回目を受けたのですが、課題のタイトルがが"Secreto del descubrimiento de Machu Picchu" (マチュピチュ発見の秘密)。読みながらというか、訳出させられながら、おどろいてしまいました。

ペルーの歴史家、マリアナ・モウル女史によると、手がかりとなる地図は1枚が1870年、もう1枚が1874年作成のものであり、ペルーにマチュピチュが存在することを証明しているというのです。そして、ペルー人が1902年に壁に刻んだ文字を、1911年にビンガム氏が “遺物保存のために” 消し、そのついでに発見者として名乗りをあげたんですって。うそみたい。それってズルくない?

しかしながら、世界中にマチュピチュの存在を知らせたビンガム氏の功績はたたえられるべきものらしい。。。つまり現地の人々には既に知られていたマチュピチュ遺跡まで、ビンガム氏を案内したのも現地のヒト、だけどその “発表” はビンガム氏の力だった、ってことですかね、“発見” じゃなくて。

ここをクリックすると社団法人日本ユネスコ協会連盟のホームページ内の、マチュピチュの写真が見られます。

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