石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

日本は世界121位、前回よりさらにダウン-世界と中東主要国の「男女格差指数」(2)

2020-01-15 | その他

(世界ランクシリーズ その5 2020年版)

(北欧諸国がトップ独占、日本は韓国にも追い越されて世界121位!)
2.2020年の男女格差指数世界ランク
(表http://rank.maeda1.jp/5-T01.pdf 参照)
 2020年の世界男女格差ランクのトップ(即ち男女の格差が最も少ない国)はアイスランドであり、同国の格差指数は0.877である。これに続くのが2位ノルウェー(指数0.842)、3位フィンランド(同0.832)、4位スウェーデン(同0.820)であり、5位には中米のニカラグア(同0.804)がランクされている。昨年の世界ランクと比較すると1位アイスランドと2位ノルウェー、5位ニカラグアの順位に変動はなく3位と4位が入れ替わっただけである。1位から4位まではすべて北欧の国々であり、男女格差の少ない国として安定した評価を得ている。

 日本を含む主要な国々の世界ランクを見ると、英国は21位、米国は53位である。一方アジアの主要な国のランクは中国の106位をはじめ韓国108位、インド112位といずれも世界153カ国中では100位以下の下位グループである。このような中で日本はこれらいずれの国よりも低い世界ランク121位にとどまっている。これら6カ国の世界ランクを前回(2018年、対象国数149カ国)に比べると韓国以外はすべてランクが下がっている。特に日本は前回の110位から大幅に下落し、韓国にも追い越されている。

 中東の主要国では、イスラエルが世界64位と最も高い。その他の中東諸国はいずれも世界ランク100位以下であり、UAE120位、トルコ130位、エジプト134位、サウジアラビア146位、イラン148位にランク付けされている。UAEは日本より1ランク上であり、サウジアラビア及びイランは153各国中のほぼ最低ランクにとどまっている。(世界153位はイエメン)

(続く)

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