Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

年末SP(3)ネタバレ全開! この映画のココが好き♪

2021-12-26 00:10:00 | コラム
『狼たちの午後』(75)

アル・パチーノ主演、ジョン・カザール共演、「場所限定」演出に定評があるシドニー・ルメットによる「銀行強盗映画」の傑作であり、
負け犬たちの叫びを鮮烈に描いているという点で、あぁなるほどニューシネマ以後だなぁということを強く感じさせてくれる。

パチーノが演じる主人公は、警察との交渉において「アッティカ刑務所の暴動」に言及し、野次馬たちの共感を集めていく。

71年に実際に発生した刑務所の大暴動は、

看守たちによる人種差別に端を発し、社会問題化していった…と書いたものの、自分が事件を知ったのはこの映画からだったのよね。


パチーノのアジりかた、野次馬の熱狂、困惑する警察隊…う~ん、よいシーンです好き好き


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明日のコラムは・・・

『年末SP(4)ネタバレ全開! この映画のココが好き♪』
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年末SP(2)ネタバレ全開! この映画のココが好き♪

2021-12-25 00:10:12 | コラム
『ダイハード』(88)

伏線とその回収の異様な数に慄くほどだが、最も感心したのは・・・

前半、覚えているだろうか。
奥さんホリーは業績を評価され、会社からロレックスを贈られているんだよね。

上のシーンで、マクレーンにも知らされます。

で、最後のハンスとの対決。

ホリーの手にしがみつき、なかなか落下しないハンス。
マクレーンはホリーの腕時計を外すことによって、ハンスを突き落とす。

当然、腕時計も落下する。

つまり、たぶん、あすからホリーは、会社から贈られたロレックスをはめるというわけで。

そこは描かれていない。
でも、そうなるんだろうな…と思わせる「含み」がある。

この映画が素晴らしいのは、そのすべてを映像でおさめていないところ。

いいな~、好きだな受け手に想像させるという創り!!


ちなみにほんとうは、『ダイハード』ではなく『ダイ・ハード』。
でもスピード感溢れるこの物語に「・」は邪魔だなぁと思い、自分は敢えて「・」なし表記にしています^^




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年末SP(1)ネタバレ全開! この映画のココが好き♪

2021-12-24 00:10:00 | コラム
年末お馴染みの、いわゆる「サボり」企画です(^^;)

では、行くぜ!!


『トラフィック』(2000)

群像劇を得意とするスティーブン・ソダーバーグが、麻薬戦争を俯瞰的に捉え、その先端から末端までを描いた勇気ある傑作。

麻薬捜査官ハビエル(ベニチオ・デル・トロ好演、オスカー助演賞受賞)はいう、

「みんな野球は好きだろ? チュアナの球場には照明がない。ナイター設備があれば誰も夜は出歩くことがなくなるはずだ。ヤクをやったりしない。チュアナにもっと関心を持ってくれ」

すべてが解決したわけではないが、映画は、チュアナの球場に照明が設置され、そこでナイターを楽しむハビエルの姿で幕を閉じる。


よいラストだなぁ、自分ココ大好きです。




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狂気的な―っていうのはね、他者が決めることなんだ。

2021-12-23 03:35:13 | コラム
格闘技好きを公言していると、

「朝倉未来って、どうなん?」

という質問をよく受ける。

喧嘩に明け暮れ少年院に収容され、やがて格闘技の世界に。SNSを使いこなす器用さも持ち合わせていたことからyotubeの登録者数が100万人を超え、「未来キッズ」なる信奉者をも生み出した。
未だ実力は未知数だったりするのだが、まぁ好きですよ。色気もあるし。

ファイトスタイルだけでいうと、勝っても負けても派手な弟・海のほうが好みだけどね。

※ほんとうに、しょこたんと一緒になればいいのに!



ただ、まぁこれはまだ若い(29歳)からかな、
「それ自分でいっちゃうの、なかなかイタいよ」みたいな発言もあって。

タイトルマッチで敗北した斎藤裕に対し、
「華がない。ボクのほうがチャンピオンに相応しい」とかね。

いや負けてるし。
負けている以上、負け惜しみにしか聞こえないし。
華なんか、あとからついてくるかもしれないし。

そもそも華がある・ないは当事者ではなく、まわりが決めることであって。

そう、この「当事者がいっちゃうイタさ」というものを、未来くんからときどき感じるのだった。

「―昔の、狂気的な自分に戻ろうかなと」

分かるんだけどね、なんとなく響きは格好いいし。
でもこれも、本人がいうのはちがうよなと。

・・・みたいなことを「未来ってどう?」と聞いてきたひとに返すのだけれども、みなさんピンときてないみたいで。

「厳しい評価だね」ともいわれた(^^;)

いや、それだけ期待しているってことですよ。

セルフプロデュース巧いはずなのに、ことば選び、、、ではないな、発言内容にセンスは感じないなぁ!みたいな。
有能な弁護士さんがパートナーとしてついているのだから、このあたりは周りの問題かもしれないよね。

そんな未来くんも登場するRIZIN.33まで、あと10日を切りました!!



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入れたもの以上に出ている、、、気がする?

2021-12-22 00:10:00 | コラム
だいたい17時10分くらいに家を出てチャリで職場に向かう。

もちろん自宅を出る前にトイレは済ませておく。
しかし18時10分くらいに職場最寄りの公園に寄って着替えをするとき、もう膀胱はパンパンで小便漏れる寸前だったり。

急いでトイレに入り、着替えより先に小便をする。

で、着替えて煙草2本くらい吸って、もういちど小便。

5分後、職場到着。
検温を済ませ準備完了、と、その前に…というわけで、作業スタート(19時)直前にしつこいくらいに小便。

つまり60分のあいだに、3回も小便している。

にも関わらず!
19時40分にはもう、小便がしたくなる。

1回目の休憩は21時45分。
とてもじゃないが我慢出来ない、ただ作業が始まってすぐにトイレに向かうとリーダーに「作業前に行っておいてください」と注意される。

それは当然のこと。
けれども生理現象みたいなものだから、しょうがないじゃん??

だからリーダーに見つからぬよう、ササっとトイレに。

はー、気持ちよい。
とりあえずこれで21時45分まで大丈夫だけれど、実際の休憩時間でも大量に小便が出るわけだ。

そんなに水分取っている?
春~秋はこんなことないけど?

70分前後のチャリ通勤により、身体が冷え切っている、、、ということなのでしょうなぁ。

そういえば去年の冬もこんな感じだったし。

だからリーダーさん、あなたには理解出来ないかもしれないけれど、これだけ頻繁なのも冬のあいだだけ、しかも1日の作業のなかの前半「のみ」にかぎったことなので、許してちょーだい。


それにしても。
屋外の作業員とかは、とてもじゃないが務まらないだろうね(^^;)


…まぁ、とりあえず閲覧注意で!!


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『狂気的な―っていうのはね、他者が決めることなんだ。』
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