Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(400)

2021-12-12 00:10:00 | コラム
るん「ぺん」→「ぺん」ぎん

白と黒の見た目、その歩きかたで人気の高いペンギン。

いちおうは、鳥なんだよね。
海鳥。
飛べない鳥。

あんまり納得いかないけど、魚類なわけないし、なんとなく両生類のような気もするけど、えら呼吸じゃないしね。

大好きなウェブ漫画『毎日でぶどり』は「ほぼほぼ鳥」しか出てこないストーリーで、ペンギン「ピノさん」も登場。

たいへん人懐っこく、あぁペンギンのイメージもそうだなぁと。


映画のなかのペンギンといえば、まずは『バットマン リターンズ』(92)でしょう。

すんばらしいメイクアップで奇怪なキャラクターを演じたのは、ダニー・デヴィート。


完璧なビジュアルデザインに異形のものたちの悲哀―この映画をティム・バートンの最高傑作とする映画ファンも多く、自分も『エド・ウッド』(94)の次に好きかも。




純粋にペンギンの生態を知りたければ、ドキュメンタリー『皇帝ペンギン』(2005)がいちばんか。


楽しみたいのであれば、豪州産のゴキゲンなアニメーション『ハッピー フィート』(2006)で決まり。

監督のジョージ・ミラー御大は、じつに多才なひと。
だってマッドなマックスを撮っておいて、牧羊豚の映画を撮ったり、このアニメーション手がけたり、どうなってんだ?




ペンギンを「嫌いだ」というひと、居るんだべか。

居ない気がするけど、世の中わからんよね。

ほら、石原慎太郎が都知事やってたころ、「パンダはどうしても好きになれない」と発言したこともあったし。

あのひとの性格上、なぜ嫌いなのかもなんとなく分かったけど、そう発言しちゃうところにあのひとのダメなところも如実に表れていたというかね苦笑

中国との外交における象徴的存在なんだから、黙っていればいいのにな~! と思ったりもしたものです。



あすのしりとりは・・・
今年最後のしりとり、

ぺん「ぎん」→「ぎん」まく。

で、いきましょう♪

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(401)』
コメント (4)
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