Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(255)広田レオナ

2021-05-12 00:10:00 | コラム
63年3月7日生まれ・58歳。
札幌出身。

公式プロフィール

吹越満と再婚して離婚、しかし再々婚ののちにまた離婚、


このまま繰り返して再々々婚を期待していたところですが、広田レオナ(ひろた・れおな=旧・広田玲央名)さんはべつのひとと結婚。

他人様のプライベートに言及することの少ない本稿でも、これだけは書いておきたかったですね笑、

そんなヒロタさんはヌード、しかも「煽情的な」ヌードを披露することに長けていて(?)自分なんかは、ときめいたものです。

代表作はまちがいなく、『エンドレスワルツ』(95)でしょうね。


<経歴>

株式会社ジュデコン代表取締役社長。

幼少期は、まるで映画のヒロインであるかのようにドラマチックで・・・
バレリーナを目指し、15歳のころ「ベルギー王立芸術学院」に合格、シロートの自分でも知っているモーリス・ベジャールに師事。
しかし18歳のとき、振付時の事故で腰を壊しこの世界を断念します。

帰国後、オーディションにより映画『だいじょうぶマイ・フレンド』(83)のヒロインに選ばれる。

原作者の村上龍が自らメガホンを持ったファンタジー映画で、どういう経路か主演はピーター・フォンダ。
誰も褒めなかった珍作ですが、レオナさんはとってもフレッシュでした。

吉川晃司が主演した『ユー・ガッタ・チャンス』(85)、崔洋一の『Aサインデイズ』(89)、『さわこの恋』(90)、

鈴木清順の『夢二』(91)、


『王手』(91)、『外科室』(92)、『夜逃げ屋本舗2』(93)。

95年―『エンドレスワルツ』で、伝説的な作家・鈴木いづみを熱演。
「このような生きかたしか出来ない」であろうヒロインの人生、切なくも格好良かったです。

『薔薇ホテル』(96)、『ORGAN オルガン』(96)、『ポルノスター』(98)、
フランス産の『ボーダーライン』(99)、
『冷静と情熱のあいだ』(2001)、『ゲルマニウムの夜』(2005)、『転がれたま子』(2005)、『間宮兄弟』(2006)、『転々』(2007)、『山形スクリーム』(2009)、『映画 妖怪人間ベム』(2012)、『獣道』(2017)などなど。

また2000年の『DRUG GARDEN』からは監督業にも進出、まだ結果を出せてはいませんが、1作に留まることなく、力作を発表しつづけています。

2010年代のなかばには女優業からの引退を発表、制作側に専念するとのことですけど、ダウンタウンのバラエティ番組などには出演するため、未だ演じ手というイメージが強いですね、
まだ妖艶な演技が出来ると思うので、映画のほうで活躍してほしい気持ちもあります。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(256)深田恭子』
コメント
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