Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(41)

2013-05-14 00:15:00 | コラム
喫煙者で、チャリダー。

もう少し詳しくいえば、
そこそこのスモーカーで、筋金入りの自転車好き。

だからまぁ現代では、なかなかのキラワレモノってことで。

煙草は分かるが自転車も? というひとも居るかと思うが、毎日運転しているとそう感じる、
ルールどおりに乗っていても、車道では自動車に邪魔扱いされ、車道が狭い場合、歩道をゆっくり走ることにしているが、歩行者優先を心がけていても、その心がけ以上に肩身の狭い思いをすることが多い。

うーん。
仲良くいきたいんだけれどね、それは無理な話ってか。


ブームに関係なく、ずっと自転車が好きだった。
どのくらい好きかっていうと、新聞奨学生になったとき、所長から「免許取得の費用を貸してあげるから、原付の免許を取れ。自転車の配達っていうのは、はっきりいって現代にあってない。君自身が苦労することになるんだよ」と諭されても、「いや、自転車が好きなもので」と返すくらいに。

面白いのは、よく自転車に乗るひととそうでないひとの「距離」「時間」の感覚のちがい。

極端な話をすれば、30分以内の移動なんて乗っているうちに入らない、だから60分を越えてやっと「乗った感」を抱くというのに、「ここまで90分くらいを要した」とかいうと、自転車乗らないひとは苦い顔なんかする。なかには「信じられない!」というひとまで。

困るのは雪の日、強風の日くらいで、ペダルを漕ぎ始めれば、暑かろうが寒かろうが雨が降っていようが、あんまり関係ないのだけれども。

強がり? なんて聞かれることもあるが、そんなことで意地張らないっつーの。

あ、ただ買い物時だけは、たとえば米とかビールをケース買いするときだけは、自動車ほしいなぁ、、、と思ったりもする。

それでも自転車が好き。

自転車そのものが好きだから、健康にいいとかエコだとか、そういうことはあまり、、、というか、ぜんぜん考えていない。

こうなったら死ぬまで自転車に乗り続ける―というのは、たぶん東京に住んでいるから宣言(ちょっと大袈裟か)出来ることなのだと思う、
自分の生まれ故郷、群馬の館林でそう豪語出来るのかっていうと、それは難しい。

自転車で飛ばしても、コンビニまで「そーとーな」距離だし。


映画と自転車。

すぐ想起するのは・・・

『あなたがいたら/少女リンダ』(87…トップ画像)
『プロジェクトA』(84)
『クイックシルバー』(85)
『少年と自転車』(2011)
『突然炎のごとく』(61)

あたりだろうか。

制作年度順に挙げなかったのは、『少女リンダ』のエミリー・ロイドが鮮烈だったから。

それほど美人というわけではないが、とにかくあの衣装が映画小僧をドギマギさせたのである。
まだ女人の柔肌に触れたことのなかった自分は、はっきりいうが、あの脚だけで勃起していたのだった。

実際に現代の日本でも、こういう格好で自転車に乗っている女子が居る。
居るっていうか、とても多い。

ありがたいことだ。
こっちに見せるためにそういう格好をしているわけではない―そのことを理解しつつも、軽く礼をして、失礼にあたらない程度に? 「チョイ見」することにしている。


そんなわけで今回のテーマは、「自転車の初体験」。

テレビCMなどでよく見る「後ろをパパが支え、離した途端に転倒する」といった記憶はない。
たぶんそういうことを繰り返して乗れるようになったのだろうが、ぜんぜん覚えていない。

いないのだが、もっと鮮烈な思い出がある。

初めて買ってもらった自転車を、買ってくれた「とーちゃん」に「壊された」のである。


つづく。




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(42)』

コメント (2)
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