季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「灯台躑躅(どうだんつつじ)」

2020-04-24 04:43:13 | 暮らし
人生日訓(316)

「晴れぬ長雨はない」

梅雨の時分に、毎日毎日雨が降り続くと、「いつまで降るん

だろう」と誰しも嘆息の出ることがあえる。こんなとき「およ

そ、降り始めた雨で降り止まぬことはない」と受け取って見

ると、気分が急に変わって来るものである。この日本では二

カ月三カ月と降り続いたことは今まで絶対にない。それと同

じ道理で何か苦しいことがあってもそれはほんの一時で、や

がて楽になって来る。

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4月から咲く「灯台躑躅(どうだんつつじ)」

開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃。 ・花が、つぼみから  ぽこっと咲き出すところが   おもしろい。壷形の花。 ・枝分かれする形が  「燈台」(燈明台、または、       結び燈台、       燭台(しょくだい))  に似ていることから  「とうだいつつじ」になり、  さらに次第に変化していって  「どうだんつつじ」に  なったらしい。  ふつう略して  「どうだん」と呼ぶことが多い。  また、枝分かれする形が、  岬に立つ「灯台」の  脚の部分に似ていることから  「とうだいつつじ」になった、  との説もある。 ・「満天星躑躅」とも書く。  漢名から。  白い花が咲きほころぶさまを  満天の星に見立てた。 ・菱形(ひしがた)の葉っぱ。 ・紅葉もとてもきれい。

(季節の花300より)


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季節の花「姫林檎(ひめりんご)」

2020-04-23 04:36:54 | 暮らし
人生日訓(315)

「ちかきは遠き道理なり」

蓮如上人の言葉。「とをきはちかき道理、ちかきは遠き道理

なり。」平凡んな言葉、「灯台下暗し」と同調であるが、この

平俗な言葉が蓮如上人一代の伝道の眼目であったろうと

思われる。師の傍にいる者は「いつものことと思い法義に

おろそかなり。とおおく候人は仏法をききたく大切に求む

る心ありけり。仏法は大切にもとむるより、きくものなり」と

説明している。ローマに住む者はローマを見物せず、東京

にいる者は東京を見物しない。いつでも行けるという安心

からである。親のいる間は、親のありがたさが分からず、

かえって、親の揚げ足ばかりとっているのが、お互いの生

活である。法は遠方に行ってきけ、医者は隣村に行け、とも

いう。これは人間というものの弱点、距離というもののもつ

不思議な力を語っている。

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4月から咲く花「姫林檎(ひめりんご)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。  桜より開花が遅い。  花は最初はピンクで、  満開時には白くなる。 ・小さな林檎。秋に熟す。  食べられるが酸っぱいらしい。 

(季節の花300より)


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季節の花「白山木(はくさんぼく)」

2020-04-22 04:57:52 | 暮らし
人生日訓(314)

「朝晩の挨拶は笑顔で」

仏教では「和顔愛語」と言うことをいう。にこやかな笑顔と

親切な言葉のことである。菩薩の四摂事の中にも「愛語摂」

というのが数えられている。これは何も作り笑いや、歯の浮

くようなお世辞を勧めているのではない。どんなお客でも、

みんな大切なお得意だと思うと平等の精神が湧いて来る

から、自然に「和顔」となり、「愛語」となって来る。

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4月から咲く花「白山木(はくさんぼく)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。 ・葉っぱはでかく、光沢がある。 ・花は白くて小さい。  かなり匂います。 ・秋に赤い実がなる。 

(季節の花300より)



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季節の花「月桂樹(げっけいじゅ)」

2020-04-21 04:41:23 | 暮らし
人生日訓(313)

「負債の自覚」

(子を持って知る親の恩)
しみじみと、今は亡き両親の大恩に気づくのは、自分で何人

かの子供を持ってからのことである。こうした、自分が受けて

きた恩に気づくのが大人の精神であろう。自分一人で生きて

いると思っていたのは若い時のことで、ここまで来て見ると、

自分ひとりで生きて来たのではなく、世間の多くの人々のお

蔭で生かされてきたということが、今日この頃になってしみじ

みと気が付くのである。「一切に生かされている」という合掌

したいしたいような気がすることのあるのが一人前の大人の

自覚ではあるまいか。

(赤字のの繰り返し)
とりわけ、筆者友松師のように宗教のことにかかわる者にと

っては、広く全国の方々に借りだらけである。両親から受け

た恩なども、まだその万分の一だにもかえしていない。受け

た学恩、数え切れぬ衆生恩、何とかして少しでも返したと思

っているのだが、生きている毎日毎日がまだ貰いこしで、一

生涯、赤字つづき、人生は赤字の繰り越しのような希ガス。

「いつになったらお返しすることが出来るのであろうか」と

考えると全く世間に申し訳ないような気がする。と述べいいる。

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4月から咲く花「月桂樹(げっけいじゅ)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。 ・別名  「ローリエ」「ローレル」。 ・南ヨーロッパ原産。 ・枝に沿って  黄色い花をびっしりつける。 ・カレーやシチュー等に使われる  ハーブの一種。  乾燥させた葉を香料として使う。 ・葉っぱは、  譲葉(ゆずりは)に似ている。 ・古代ギリシャでは、  太陽神アポロンの木  とされていた。 ・イギリスでは16世紀頃から、  優れた詩人に対して、  月桂樹にちなんだ  特別な称号が与えられた。 ・月に見える  「もちつきをしているウサギ」  は、中国では  「大きな桂(けい = 銀木犀)   の樹を切る男の姿」  に見える。  そこから、この木が  日本に渡来した際に、  「月」の「桂」の樹から  「月・桂・樹」の名が  つけられた。 ・筆者の実家の月桂樹には  いつもアゲハ蝶の  幼虫(芋虫)がいた。  葉っぱが  おいしいのかもしれない。 ・薬効   健胃 ・薬用部位 葉 ・生薬名 「月桂葉(げっけいよう)」       (ローレル) ・薬効   リウマチ、神経痛 ・薬用部位 実 ・生薬名 「月桂実(げっけいじつ)」

(季節の花300より)



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季節の花「枳橘(からたち)」

2020-04-20 04:53:26 | 暮らし
人生日訓(312)

「この食のきたる処を思う」

これは禅家vの食作法(じきさほ=食事の時のしつけ)五題

の第一からとっt言葉である。お互い三度三度、当たり前の

ような気持ちで食事をとっているが、よく考えて見ると、食膳

にのぼる食物は百姓そのほか多くの人々労力(馳走)のか

たまりである。だから昔の僧尼たちは一食を受けるたびに

、その来処(らいしょ)を反省、観察したものである。どこか

、この食事がもたらされて来たものかを反省ししたのであ

る。お互いが自ら耕さずして米麦を口にすることを反省し

てみると、じっとしてはいられない気がする。

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4月から咲く花「枳橘(からたち)」

開花時期は、 4/10 ~ 4/末頃。 ・「唐橘(からたちばな)」の略。  中国や朝鮮から渡来した橘の意。  ただし、  「百両」で知られる唐橘とは  全く別のものです。 ・生け垣に使われることがある。 ・枝に大きいトゲがある。  さわると痛いよ。   (気をつけましょう) ・島倉千代子の歌  「からたち日記」。 ・別名  「枳殻(きこく)」 ・英名は  「オレンジ・ジャスミン」 ・「からたちの   棘原(うばら)刈り除(そ)け   倉立てむ   屎(くそ)遠くまれ   櫛(くし)造る刀自(とじ)」    万葉集    忌部首(いみべのおびと)  「からたちの   垣にも春は 待たれけり」    今泉恒丸    (こいずみつねまる)

(季節の花300より)



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