季節の花と言葉の花束

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季節の花「苧環 (おだまき)」

2020-04-10 04:21:50 | 暮らし
人生日訓(302)

「世に母あるは幸なり」

法句経に、「世に母あるは幸なり。父あるも、また、幸なり

」とある。釈迦も、やはり、人の子である。母を慕い求めた

気持ちは、我々と違っていない。母の存在をたたえて、引

き続いて、「父あるも」と言い添えているのである。いかに

も人間らしい表現ではあるまいか。もちろん、釈迦の母

マーヤーは、伝説によると、釈迦を生んで七日にして世を

去っているためであるかも知れぬ。まぶたの母に対する

思慕で会ったかも知れぬ。しかし、誰でも、父母のうち、

まず慕わしいのは母であろう。これは古今東西を通じて

人間共通の感情ではあるまいか。嬉しいことを、まず。母

に告げる。母に喜んで欲しい、という気持は誰にもあろう。

人の子の張り合いは、母を、ついで、父を喜ばせやいとい

う気持である。

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4月から咲く花「苧環 (おだまき)」

開花時期は、 4/ 1 ~ 5/15頃。 ・花の形がかわっていておもしろい。 ・「苧(お)」という繊維を、  中を空洞にして  丸く巻き付けたもの  (苧玉(おだま))に  花の形が似ているところから。  ”苧(お)、玉(たま)、   巻き(まき)”が  「苧環」という漢字で  「おだまき」と  呼ばれるようになった。 ・色はいろいろある。  よく見るのは青紫のもの。 ・英語名の  「コランバイン(Columbine)」は、  つぼみの形が  鳩(同名)に似ていることから。 ・「小田巻」とも書く。 ・別名  「糸繰草」(いとくりそう)。 ・5月29日の誕生花(苧環) ・花言葉は  「断固として勝つ」(苧環) ・「しづやしづ   賎(しづ)のおだまき   繰り返し   昔を今に   なすよしもがな」    義経記 静御前

(季節の花300より)



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