人生日訓(15)
「一人居てよろこぶ」
蓮如上人の信仰生活の法悦についての言葉である。その全文は、「同行の前にてはよろこぶものなり、これ名聞なり、信のうえは、一人居てよろこぶ法なり」とある。ここで「同行」と言っているのは信仰を共に励んでいる。宗教上の仲間のこと、こうした仲間の前で、いかにも殊勝らしく、嬉しがっている者があるが、これは見せかけのジェスチュアである。「名聞」というもんは他人に褒められようとする虚栄心のことである。ところが、本当の信仰を自分に得たという者は誰もいなくても、たった一人でも、嬉しくてたまらぬ心境だというのである。友松氏の死んだ母は門徒宗の信心が強かったが、たった一人座敷に座っていて、にこにこ、一人で嬉しがっていたのを、彼の目で何度も見かけたことがあるそうだ。
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9月に咲いている花「西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)」
開花時期は、 7/15 ~ 9/15頃。
・花の形が 蝶が飛ぶようなところから命名。
・別名 「風蝶草(ふうちょうそう)」 「クレオーメ」 「クレオメ」 この”クレオーメ”が 名前のとおりがいいかも。