一日一言(370)
あらゆる偉業は信念に始まり、
信念によって第一歩を踏み出す。
アウグスト・ヴィルヘルム・ジュレーゲル(翻訳家)
歳時記
重陽の節句
9月9日。 「九」という陽の数が重なることから重陽(ちょうよう)といいます。 昔、中国では奇数を陽の数とし、陽の中で一番大きい数である「9」が重なる 9月9日は大変めでたい日とされ、菊の香りを移した菊酒を飲んだりして邪気 を払い長命を願うという風習がありました。日本には平安時代の初めに伝わ り(奈良時代という説もあります)、宮中では観菊の宴が催されました。 菊の節句、菊の宴とも言われています。 収穫の時期にもあたるため、庶民の間では「栗の節句」としてお祝いをして いました。今も、太宰府天満宮の秋思祭(しゅうしさい)など、各地で菊を 愛でる祭りや行事が催されています。 |
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9月に咲いている花「アフリカン・マリーゴールド 」
花の特徴 茎先に花径が5~10センチくらいある大きなボール状の花を1輪ずつつける。 花の色は黄色ないしオレンジ色である。
葉の特徴 葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。 小葉の形は披針形である。 小葉の縁には黒点が並び、臭気がある。
実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、毛が密生する。
この花について 茎は直立し、上部で枝分かれをする。 茎に毛は生えていない。
その他 和名はセンジュギクという。
(花図鑑より)