人生日訓(121)
「休日の意味」
(リクリエーション)
とかく、私共日本人は「休日」ということの本当の意味を受けとっていないようであ
る。一口に「レクリェーション」というと、どこかにハイキングでもすることのみ思い込
んでいるようだが、エネルギーなり、スタミナの「再創造」ということがレクリエーショ
ンである。日曜日に遊び過ぎて、月曜日まで疲れ続けているのは、正しいリクリエー
ションはなく、これは消耗であり、祖び過ぎではあるまいか。
(ホリデーということ)
欧米では日曜日をホリデーという。正しく訳すと「神聖の日」ということである。心身
を休息させる宗教上の聖日なのである。魂の洗濯日なのである。ところがこの日本
では週休制度を取り入れて久しいが、日曜日ホリデーの精神を習おうとせず、休日
となれば羽を伸ばし、ただ肉体の楽しみに時間を費やす。このの本でも昔は休日と
いえばお盆にせよ、彼岸にせよ、そこには宗教上の一つの正しい意味があって野こ
そである。
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1月に咲いている花「水仙」
開花時期は、12/15 ~ 翌 4/20頃。 早咲きものは 正月前頃にはすでに咲き出している。 (「日本水仙」「房咲き水仙」 などの早咲き系は 12月から2月頃に開花)。 3月中旬頃から咲き出すものは 花がひとまわり大きいものが多い。 (「ラッパ水仙」や 「口紅水仙」などの遅咲き系は、 3月から4月頃に開花)。 ・地中海沿岸原産。 平安末期に中国から渡来。 ・漢名の「水仙」を音読みして 「すいせん」になった。 漢名は「仙人は、天にあるを天仙、 地にあるを地仙、水にあるを水仙」 という中国の古典から。 きれいな花の姿と芳香が まるで「仙人」の ようなところから命名された。 ・学名でもある英名 「ナルシサス」は ギリシャ神話の美少年の名前で、 泉に映った自分の姿に恋をして 毎日見つめ続けたら いつのまにか 1本の花になってしまった。 ”ナルシスト”の名は ここからくる。 ・イギリスの国花の一つ。 ・いろいろな水仙の種類がある。 「房咲(ふさざき)~」「ラッパ~」 「日本~」「口紅~」「糸~」 「笛吹~」「八重咲~」 ・福井県の県花(水仙) ・別名 「雪中花(せっちゅうか)」、 雪の中でも 春の訪れを告げるので。 ・1月2日の誕生花(房咲水仙) 2月9日の誕生花(ラッパ水仙) 3月4日の誕生花(口紅水仙) 3月16日の誕生花(糸水仙) 4月3日の誕生花(笛吹水仙) 4月16日の誕生花 (八重咲水仙) ・花言葉は 「思い出、記念」(房咲水仙) 「持って生まれた素質」 (ラッパ水仙) 「詩人の心」(口紅水仙) 「思い出」(糸水仙) 「優しい追憶 」(笛吹水仙) 「田園の幸福 」(八重咲水仙) ・「其(そ)のにほひ 桃より白し 水仙花」 松尾芭蕉 「初雪や 水仙の葉の たはむまで」 松尾芭蕉 「水仙や 白き障子の とも映り」 松尾芭蕉 「水仙や 寒き都の ここかしこ」 与謝蕪村(よさぶそん) 「水仙の 花の高さの 日影かな」 河合智月(かわいちげつ) 「水仙の 香やこぼれても 雪の上」 加賀千代女 (かがのちよじょ)
(季節の花300より)
