一日一言
恋の一念
深く思い詰めた恋心を指して
言うのに用いる。
★江戸時代の大火を引き起こした
八百屋お七も、恋の一念がなした
ことから生じた。
歳時記
半夏生(はんげしょう)
雑節。
7月2日頃(2012年は7月1日)。
太陽黄径100度。
夏至から数えて11日目頃。
梅雨の末期で、半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)という毒草が生える多湿で不順な頃とされています。農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、どんな気候不順な年でもこの後は田植えをしないという習慣がありました。
地方によっては、ハンゲという妖怪が徘徊するという言い伝えがあり、この時期に農作業をしないようにという戒めになっているようです。
半夏生までに田植えを済ませた農家では、この日の天候で稲作のできを占います。
半夏生は、この植物にちなんで名付けられたとされています。
※ 烏柄杓(カラスビシャク)は毒草ですが、生薬としても用いられています。
地域によっては、タコを食べる習慣があります。
6月に咲いていた花「フェイジョア」
・開花時期は、 6/ 1頃~ 6/ 末頃。
・昭和初期にアメリカから渡来。
・赤い「はけ」のようなきれいな花。
白いクッションのような綿毛に
包まれている。
・実は緑色になる。すごく固い。
食べられるらしく、ジャムなどに使われる。
蒲桃(ふともも)科。
・学名 Feijoa sellowiana
Feijoa : フェイジョア属
(季節の花300より)