一日一言
口角(こうかく)泡を飛ばす
口の周りにつばきを泡のように飛ばす
という意味から、激しく議論する様子を
指して言う時のたとえに用いる。
★学生弁論滝会では、参加者が自説を
口角泡を飛ばす勢いで述べ立てている。
歳時記
丑の日にはうなぎを食べる 土用 | ||
土用とは本来、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間をいいますが、今では立秋の前だけを土用と呼ぶのが普通です。この期間は、ちょうど大暑の少し前から終わりまでの「暑中」にあたります。 |
6月から咲いている花「夏椿」
開花時期は、 6/ 5頃~ 7/10頃。
「椿」の名だが、梅雨の頃に開花する。
・すっきりした白色のきれいな花。5枚の花びらの
縁(ふち)には、こまかいギザギザあり。
・花の形が椿によく似ていて、
夏に開花することから「夏椿」。
・幹はすべすべしている。
・お寺によく植えられている。
・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」と呼ばれることもあるが、
お釈迦(しゃか)様が亡くなったときに
近くに生えていたことで有名な「沙羅双樹」は、
全く別の熱帯樹のこと。
「沙羅双樹」は日本の風土では育たない。
では、なぜ夏椿がこの「沙羅双樹」に
間違われたのか・・・。
昔、ある僧侶が、仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は
日本にもきっとあるはず、と山に入っていろいろ
探したところ、夏椿の木を見て
「これが沙羅双樹だ♪」と思い込み、
それを広めたため、との説がある。
(ちなみに、釈迦が悟りを開いたことで有名な木は
「インド菩提樹(インドぼだいじゅ)」)
・別名 「沙羅の木」(しゃらのき)。
沙羅双樹とまちがえたためこの別名がついた。
(季節の花300より)