一日一言
金的を射落とす
誰もが同じように憧れ望んでいる
ものを、とうとう自分だけの所有物
にすることが出来たという場合の
たとえに用いる。
★かの大関は、ついに念願の横綱昇進
を果たす金的を射落とした。
お正月用語
注連飾り(しめかざり)
神聖な場所や神を迎える印として
注連縄(しめなわ)を張ることを指す。
(注連縄 → 神様が「占める」場所の縄のこと。
稲や麦などの「藁(わら)」を
水で「注」ぎ清めたうえで
「連」ねた「縄」)。
正月のものは新しい藁(わら)で編む。
「標縄」とも書く。
神棚や玄関の軒下には「玉飾り」を、台所の
勝手口や水道の蛇口には「輪飾り」を飾りつけ、
供物として伊勢海老などを添える。
飾りつけと取りはずしは門松(前述参照)と同じ時期。
1月から咲く花「満作 (まんさく)」
開花時期は、 1/20頃~ 3/25頃。
・春に他の花に先駆けて咲くので
”まず咲く花”ということでだんだんと
”まんさく”になっていったらしい。
また、花がたくさんつくので
「豊年満作」から命名されたとも。
欧米でも人気があり、
「魔女の榛(はしばみ)」
という名前もついている。
・「万作」とも書く。
・細長いひも状のちぢれた花。黄色が鮮やか。
赤い種類のものもある。
この、ひも状の花弁の様子が、踊り子の手足
のように見えることから、
古くから花木として庭などに植えられる。
・「支那満作(しなまんさく)」は、
花が咲くときに、前年の枯れ葉が
まだひっついてることが多い。
・2月25日の誕生花(満作)。
・花言葉は「幸福の再来」(満作)。
・「まんさくや 小雪となりし 朝の雨」
水原秋桜子
(季節の花300より)