一日一言
楔(くさび)を刺す
楔を刺し込んで動かないように固定する
という意味から、後日に問題が起きない
ように年を押すというときのたとえに用いる。
★あの男には、何度も約束を反故にされて
いるので、今回は確り楔を刺しておいた。
類語:①釘を刺す ②だめを押す
:③釘を打つ
冬の草実「南天」
・目木(めぎ)科。
・学名 Nandina domestica
Nandina : ナンテン属
domestica : 国内の、その土地産の
Nandina(ナンディナ)は、
日本語の「ナンテン」が語源。
・開花時期は、 6/15頃~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を略して「南天」。
「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。
鳥が食べない限り冬中見ることができる。
(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには「せき」止めの
効き目がある → のどあめがありますね。
また、葉には「ナンジニン」という成分を
含み、殺菌効果がある。
・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という縁起物の
飾り付けがされることがある。
(特にお正月に多いですね)。また、
無病息災を願う「南天の箸(はし)」と
いうのもある。また防火・厄除けとして
庭先や鬼門にも植えられる。
・京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使って
いることで知られている。
(季節の花300より)