見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

第39回 錦帯橋まつり

2016-04-30 20:14:20 | イベント

29日、誘われて岩国「錦帯橋まつり」に行った。
少し体調を崩していたり、この先に嫌な予定も舞い込んでいたりで、
いこいこどんどんの気分ではなかったのだが、
「こんな時だからこそ、気分転換せんと!」との言葉に
「そうだね。」と、素直に納得した。
誘ってくれた人たちは、私の永年の仲間だから、説得力は十分。
3人で久しぶりにちょっとした行楽の列車旅になった。
お天気がよくて人出が多く、身体の疲れは残ったが、確かに気分は爽快になった。
やはり、旅は仲間だろう。誘ってもらってよかった。
今、迎える嫌な予定にもきちんと向き合えそうな気がしている。






















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山の喫茶室から

2016-04-25 15:21:11 | Weblog

山の喫茶室には、
私が気に入り、勝手に指定席だと思っている席がある。

その席からの眺めは、
これが正面。

左横には、この言葉。
 
そして、窓の外には小鳥。 今回はゴジュウガラだ。
 

椅子はロッキングチェアー、背側にマキストーブ。
4月も半ばだというのに、まだ燃やしている。

5回目の訪問日、地の人らしい先客が一人あって、訪れる小鳥の話を トツトツ…と。
「小鳥がお好きなんですね。お詳しい…。」と、親しく応じる私に、
今度は生き生きとした口調で、 「ここのマスターがね。」 と、
出入りするうちに聞かされて詳しくなった経緯をひとしきり。
そのマスターと友達になれた喜びを言葉の端々に載せて、嬉しそうに話される。

「そうなんだ。やっぱりマスターなんだ。」
そこにはロッキングチェアーを揺らせて納得する私もいる。

「残してもいいですよ。」 と、
いつもたっぷりのコーヒーが運ばれる静かな山の喫茶室。
花を愛で、待たれる木々の芽吹きを確認して、今、たどり着いたこの席で、
また一段とひいきに思う山の喫茶室の一時が流れ始めるのである。

喫茶室のすぐ傍で可愛らしく咲く ショウジョウバカマと

イカリソウ


少し離れたところでは、白樺の梢の先で青い空が白い雲を浮かべている。

ああ、やっぱり山はいい。



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デジブック 『2016 桜景』

2016-04-19 21:00:35 | 景色

これで終わりにしよう、と桜目当てのお出かけに終止符を打って、
2016年の桜巡りをデジブックに纏めた。
例年と同じような場所が多いが、ご一緒したお仲間は
それぞれ違っている。

訪れた「桜」側のつぶやきが、聞こえてくる。
「おや、去年のお友達は一緒ではないね?」
そう、おともだち事情も過ぎ去る時とともに変わってくる。

一期一会。だから、今が大事。

あなたとは来年も出合いたいね。
動かぬあなたにしても、どんな外因が見舞うかも。
そう思うと、せめてこのフォトに思いを託してあなたを留めておきたい。
今年も美しい姿を、有難う。

デジブック 『2016 桜景』



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年年歳歳・・・。

2016-04-13 17:18:10 | 景色

年年歳歳、花相似たり
歳歳年年、人同じからず

11日 お昼から、千代田の芝桜と豊平・小田掛のしだれ桜を
見せてもらいに出かけた。
どちらも個人の方のもので、今年もそれは見事に咲いていた。
芝桜をほとんど一人で手入れなさっているという奥様と話したが、
お金もさることながら、この見事さを保つご苦労は大変なことらしい。
なんの苦労もしないで、感動をいただく自分たちは
どう感謝すればいいのだろう。

小田掛のしだれ桜は、今年で3回目。
去年まではこの桜をご主人と共に植えられたおばあちゃんが
お若い頃の話と共に出迎えて下さり、
シャッターを切りながら楽しませていただいていたが、今年はお姿が見えず。
代わりに応対していただいたお嫁さんのお話では、
原因不明の熱が出て、只今入院中とのことだった。

ああ、花は去年と変わらず見事なしだれを楽しませてくれているが、
ご高齢のおばあちゃんの笑顔は見えず。
歳歳年々、人同じからず。

少し寂しい思いの中に、
感じ取らねばならないものを得た観賞の日になった。
私も徐々に高齢度を増してきているのだから。


















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小さなコロニーから

2016-04-07 13:01:36 | 生き物

友人のおかげで願っても無い観察が出来た。
アオサギの繁殖行為をレンズ越しに観察出来たのである。

2日、畑仕事に出向いていた友人からメールが来た。
「サギの巣があって、親が子供に巣立ちを促している。」と言う。
TEL.に切り替えて様子を聞くと、車を走らせても間に合いそうだということで、
「それ!」と、カメラ持参で駆け付けた。
現場は川向うの山、かなりの距離がある。
それでも、せっかく出向いたのだから、600mmのレンズをセット、
パシャパシャとシャッター音をさせて、しばらくレンズ越しに観察。

どうも巣立ちとは違う様子。
目を凝らして肉眼で見たりしてもよくわからないのだが、
巣の所で2羽がいたりして、どれも成鳥かな?という感じ。
これは、巣立ちを促しているのではなく、今が繁殖の最中なのだ。
カメラのモニターでは小さくてよくわからないけど、
とりあえず、わからないままカメラに収めて帰宅。

パソコンでトリミング、拡大してみると、
くちばしの基部に赤い婚姻色などみえたりして、
予想通り、繁殖行動を観察していたのである。














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色の嬌艶

2016-04-05 08:47:00 | 景色

家からそう遠くないので、毎年出かけている。
4月の第1日曜日が祭りで賑わうが、私は人混みを嫌って、
その3日前に出向いた「安野花の駅公園」の花々たちである。
性格は淡い色を好むのだが、ここの見事な色の嬌艶には一目置いていて、
素晴らしい!と、いつも感嘆の域に達している。
今年も勿論そうで、一人で見てお終いにするのがもったいない気がして、
すでに投稿したこともある景なのだが、今年もUPする。
お出かけになれない方に見ていただきたい色の嬌艶のひとこまですから。















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