見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

蕎麦の花ことば

2020-09-25 20:56:29 | 


蕎麦の花言葉に、
「懐かしい思い出」というのがある。
「思い出」とくれば、概ね懐かしさに繋がるものだが、
それは、当時に同じ位幸せならのことで、
そうでない場合は、懐かしむどころか、
避けて通りたい思い出になるかもしれない。

2016年、今から4年前の9月「里の秋・序章Ⅲ」
友人と二人、喜々として赤そばの里を訪ねた。
初めて、
敷き詰めたように広く沢山、
そして赤色。
それらのどれもが、気持ちを高揚させたのを覚えている。

時は流れ、日は重なって、
再び訪れたその里は、
更に耕作面積を広げ、
多くの観光客をも呼び寄せ、
賑やかで華やいでいたが私の感情は複雑、
成り行きのシャッター音が機械的に鳴っていた。

歩行困難に見舞われている友人を家に置き、
おでかけの喜びだけに浸れない私の赤そば観賞は、
どこか悲しく、寂しいのである。

これも無常の世の在り様なれば致し方もないが、
敢えてのお土産画像UPは、
もうひとつの花言葉「あなたを救う」花に成り得るだろうか。

どうぞご鑑賞を!







↓ 品種は「高嶺ルビー2011」だと、思います。










↓ おまけ画像は芸北町溝口の白ソバです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

?の解明

2020-09-20 20:05:20 | 自然観察


お盆過ぎ、山を見ていて「?」と、思った。
とりあえず、カメラさんに記憶してもらい、
その後はすっかり忘れていた。
一昨日も、所用で出かけた帰途、
コントラストのいい一角を目にして、「?」と思い、
再び記憶をお願いした。
そして、その日の夕食後、今度は
新聞の「ナラ枯れの山救って」という投稿文が目に留まる。
読んで、預けた記憶が蘇ると同時に、何かが繋がった。

山のあの茶色は、
カシノナガキクイムシが媒介する「ナラ菌」が引き起こすと
いわれるナラ枯れらしい。
早速、ネットを開くとナラ枯れは伝染病。
カシノナガキクイムシは体長5mm位ということがわかった。
ナラは落葉樹、目にした2本の木はどうみても、
落葉樹にはみえないが、こちらも枯れてはいる感じ。

人間界にコロナウイルス、自然界にナラ菌。
目に見えぬ菌が、私の意識の中に「?」を持ち込む。

公園を散歩すれば、キノコの並びが、
ドライブに出かければ、ひまわりがこの時季に、
おまけに、アマガエルが、と、
私の頭は「?」の解決に忙しい。

↓ナラ枯れの様子(8/18撮影)


↓ 山のあちこちに枯れた木がみえている。


↓ この2本は、落葉樹にはみえないから、枯れる原因は別にある筈。


↓ こんなキノコが、


↓ こんな並びで。


↓ よく見なければ、キノコとは気づかないキノコや、


↓ きれいに咲いているひまわりだけれど、


↓ 季節はもう秋。(隣接の白い花は蕎麦の花です)


↓ 垂直に垂れた葉によくまあ、君の能力は凄いね。


どれもこれも、ささいなことだけど、わたしには「?」として、印象に残る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田園の今

2020-09-15 21:26:06 | 景色


「多発性骨癌」という病に侵され、
もう、自力歩行は出来ないかも知れないと、
松葉杖使用で抗がん剤治療を続けている友人がいる。
痛み止めの薬が麻薬になった、
そのうち、寝たきりになると力なく話す。

1年ちょっと前迄、一緒に動き回っていたのに、
医学は進歩、癌も怖くないと聞くこともあるけれど、
なかなかどうして、やはり手ごわい病気です。

私に、病気を治す手助けは出来ないが、
何か今の友人に寄り添えることはないものか?
動きがままならなくなった友人の為に私に出来ることは?

そうだ、オスカー・ワイルド作「幸福な王子」のツバメのように、
出かけては様子を持ち帰って話して上げるのはどうだろう。

思い込みが激しくて、少し単純な私は出かけました。

あなたの懐かしい田園風景は今、
田んぼは稲穂の収穫、畑は蕎麦の白い花が満開ですよ。













(ああ、そうだった。友人は今、パソコン設置の2階に上がれなくなっていると言っていたんだった…。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生き物あれこれ

2020-09-09 16:12:51 | 生き物


台風一過、
爪跡など残っていませんでしょうか?
TV放送でどれだけ凄い台風かと恐れましたが、
おかげさまで私どもの住居地では、大きな害もなく行ってくれましたね。
まあ、私の家では、
戻り風で藤棚が壊れ、その片付けに昨日、今日と、
10号様様との関りを持つに至ってはおりますが。

この先、まだまだ台風はやってくるでしょうが、
少しづつ秋の気配を覚える日々に移行もしていく筈です。
夏バテ、コロナ疲れ、どちらも少し横に置いて、
移り変わり行く季節を取りこぼし無く、
感じていきましょう。

今日は、この1ヵ月間に出合った生き物の画像、投稿です。

↓ どういう状況? 小さいほうのクモは動いていたよね。


↓ こちらはコガネグモさん、しっかりお食事中。


↓ よーく見て。2羽います。これもどういう状況なのかな?


↓ 飛ぼうか? 体操でもしようか?


↓ 保護色?お見事! 見つけたカメラさんもお見事!


↓ お友達?それとも…。


↓ 体長2cmに満たないんだけど。


↓ 嫌い? でも、画像で見ると可愛いでしょ?


↓ 君って、何者?
 

ヘビより、気色悪ーいよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡大歳神社・茅の輪

2020-09-03 16:00:49 | 神社・仏閣

北広島町八幡地区の住民有志の方が作られた茅の輪を
八幡大歳神社にくぐりに行きました。

コロナウイルス収束と無病息災を
願って作られたという茅の輪は直径1,8m、立派でした。
くぐるにあたっては、作法もあるようで、
説明されていた通りに丁寧に回り、
諸々欲張ってお願いして来ました。

↓ 八幡大歳神社へ


↓ 境内・右側


↓ 境内・左側(大きなブナがあります。)


↓ 茅の輪(8月末迄のようでした)


↓ くぐりかたの説明(うまく、撮れてなくてごめんなさい)


↓ 唱える言葉(そこかしこで違っているようです。ということは、自分なりもOK?)


↓ 大歳神社・説明


※ 台風10号・大型で勢力が強いと予報を伝えています。
  警戒して、対策しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする