Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラダック再訪 17 ハウズカース・ヴィレッジ

2015-10-29 01:16:03 | インド
8月24日 続き

マッサージで体をほぐしてもらい、シャワーを浴びてさっぱりしたら、夕方涼しくなったところで
 オートに乗っておでかけ。

着いた先は今やデリーの原宿とも言われるハウズカース・ヴィレッジ。
 なるほど狭い通りがごちゃごちゃと入り組み、両側に並ぶ小さな店はカラフルでキッチュな若者向けのところが多く、夜になるにつれて増える若者たちはジーンズ姿ばかりで、サリーどころかパンジャビを着ている女の子もあまりいない。
ここに限らず、デリーではパンジャビ姿がめっきり減った。

この原宿通りをどんどん奥に進むと石造りの塀と門が現れる。
 
中にあるのは14世紀に作られた貯水池と、そのほとりに建てられたメドレセの遺跡。

 
結構な大きさの貯水池を石壁の上から見下ろすことができ
 
周りの遺跡も大きくはないがかなりしっかり残っている。

メドレセの中央にはこの学校を建てさせた皇帝、フェローズ・シャーのお墓もあり
 
 派手さはないが天井が美しい。

周りは芝生になっていて大勢の家族やカップル、若い子たちものんびり遊びに来ているが
  
塀のすぐ外にはインドらしいアパートが立ち並んでいて、ここはまさに都会の中のオアシス。
こんなところをちゃんと残すのがインドの余裕。

遺跡を見た後は自然派化粧品の店なども多いハウズカース・ヴィレッジをしばらく冷やかして歩き、最後は高級ブティックの「オガーン」にも入ってみるがここの服は高級すぎて眺めるだけ。

そこでこの店の2階にある「コースト・カフェ」でインド在住のブロ友、サントーシーさんと再会。
中は名前の通り明るくさわやかでインドを感じさせないしゃれたインテリアだったが、すぐにおしゃべりを始めてしまって写真を撮り忘れた。

メニューにはケララのお料理が多くて、選択肢の少ない粗食エリアから戻った身には魅惑的。
  
ケララ・フィッシュフライにケララ風エビカレー、インゲンをココナッツであえたトランもケララの料理。
 これらを米粉のクレープ、アッパムと食べればおいし~。
 チャイのアイスクリームも洗練されていて、都会はやっぱり違う。
と言ってまた喜んで僻地に行くのだけれど。

食後には大阪に帰る女の子を無事空港行きのタクシーに乗せて、サントーシーさんとはまたの再会を期したのだった。


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4 コメント

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Unknown (タヌ子)
2015-10-31 22:16:27
インドの建物ってアジアとアラブを足して2で割ったような感じですよね。
昔からインド周辺はアジアとアラブの接点だったんでしょうね。
私も旅行で、何もない田舎から都会に出ると、ホッとするのだけど、また田舎を目指してしまいます。
都会暮らしだった時は当然だけど、田舎暮らしになってもそれだけは変わらないのは何故かしら?
スロヴェニア旅行記、懐かしい風景に会えるかな。
楽しみ。
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タヌ子様、 (Lunta)
2015-11-01 00:17:53
14世紀の北インドはムスリム王朝だったので建物がアラブっぽいですね。
大陸は東西どちらからもいろいろ影響しあっていて、そのグラデーションを見るのがとても楽しいです。
田舎と都会を行ったり来たりできるのも自由に旅行できるものの特権ですね。
スロベニアはたぶんタヌ子さんがご存じの所ばかりだろうと思いますが、とてもいい所ですっかり気に入ってしまいました。
旅行記、もうしばらくしたら始めます。
返信する
またお会いしましょう。 (サントーシー)
2015-11-01 02:02:11
ハウズ・カース遺跡は無料なのが嬉しいです。
遺跡の入口まで近代的な飲食店がひしめき合っていて、
全くインドらしくないエリアです。
ただインドらしくない・・・と言うのが外国人には、
過ごしやすいということなんだと思います。

私はずっといますので、いつでもいらしてくださいね。
返信する
サントーシー様、 (Lunta)
2015-11-02 18:19:36
その節はお忙しい中、お付き合いいただきありがとうございました。
ハウズカース遺跡は地味ですけど期待以上に素敵でした。
「ずっといます」とは頼もしいですね。
またお会いできることを楽しみにしています。
返信する

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