Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

我儘おやじの店@恵比寿

2008-12-11 20:27:58 | 食べ歩き
年末の挨拶を兼ねて、久しぶりで恵比寿の「儘」へ。
隠れ家 儘 | introduction


この店、始めは当然客として行っていたのだが、途中からお掃除やら皿洗いのバイトに行ったり、なんとも不思議な関係の店。
大体、「酒飲まないやつは来るな、ここは食い物屋じゃねえ、呑み屋だ!」という店に下戸が通っているのがおかしいのだが、そこはご縁と言うことで。

今夜は久々に客として「Luntaスペシャルメニュー」(らしい)。

一品めはスープ。
 ニンジンやら葱やらジャガイモやら、いろんな野菜が溶け込んだ濃厚なスープ。使っている野菜を羅列されたけど、食べるのに忙しくて聞いてなかった。
 二品目、揚げ豆餅と長野一本葱、その他野菜もろもろ。野菜のうまさはいつものこと、手つきだという豆餅、おいし~。
 天然物の蒸し車えびに葉玉ねぎ。ちょこっと乗った紅麹のみそがおいしくて、これでご飯が一膳食べられそう。
 本日のメイン・イベント、大吟醸の酒粕で作った鍋。お酒の香りのする濃厚クリームの中にタラの白子と信州牛がべろ~んと入っている。
 最後の甘いものは柿とリンゴと本カリンのシロップ漬け。なにやら自慢の特製シロップらしいが、面倒なので聞いてあげない。

おやじとおしゃべりしつつこれだけいただけば、もうお腹一杯。
食材の薀蓄もお腹一杯いただいて、でもこれまた自慢の蜂蜜の味見は楽しかった。

左からトチ、アカシア、レンゲの蜂蜜は見ても違いが分からないが、口にすれば確かに風味とのどごしが違う。珍しいトチの蜂蜜は500mlほどで3万円もするんだとか。

こんな食材を揃えているのも「こだわりじゃなくて趣味!」

日本酒の品揃えはさらにすごいらしいのだが(下戸にはとんと分からず)、この店、だれにでもお薦めできるわけではない。
おまかせだけのコースは決して安くないし、お酒の値段はさらにいい。
おやじは我儘で電話の応対が気に入らなければ予約を断るし、気に入られれば薀蓄が始まって結構うるさい。

それでもおいしいものが食べたければ、まずはお電話を。
「ブータン好きの変なブログを見ました」と言えば邪険な扱いはされないはず。

「大人の酒飲み、ウェルカム」だそうです。


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