温泉から戻ったばかりだが、今度は井津建郎のブータン写真展のために再び山梨は清里へ行ってきた。
東京駅から清里駅前まで直行の高速バスで2時間50分、どこの国だか分からない、奇妙な店の並ぶ駅前からタクシーに乗って畑の中をしばらく行くと、やがて立派な清里フォトアートミュージアムがいきなり出現する。
内部は広々として美しい空間だが、併設されていたホテルやレストランは休業してしまったとのことで、美術館部分しか使われていないのがちょっと悲しい。
ロビーで一緒にチベットのカイラスを回ったKさんと再会。この方、今回の写真家、井津建郎さんのお友達なのだ。チベットが結ぶ不思議なご縁。
そんなわけでKさんにいろいろ伺いながら73枚のブータンの写真をゆっくり見てまわる。
写真家の井津さんは今まで主にピラミッドやアンコールなど石造の遺跡を撮影してきた方。
プラチナ・プリントという特殊な技法を使い、カメラはなんと100キロもあるそうな。フィルムもカメラの下にある大きな黒板のような特殊なものなので、一度の撮影旅行に持参できるのは100枚程度とか。何百枚でも撮れるデジタルとは正反対。
(風の旅人の葉書から)
この技法を使うのは黒の諧調が銀塩写真よりも豊かに出せるからだそうで、なるほど実物を見ると淡いグレーの部分などが美しく、写真なのだけれど銅版画のような雰囲気がある。ちょっと夢の中の風景みたい。
石ばかり撮っていた井津さんはブータンに行ってから人物写真を撮り始めたそうで、にこやかな顔も生真面目な顔も、ブータン人らしさが一杯。新国王の素敵なポートレートもあって、これは若い王様がさぞ喜んだことだろう。
ブータンの魅力はやっぱり人かな、と改めて思う。
ブータンの魅力を再確認した所で小淵沢のShiratoでお昼ご飯。
さんまに、菊のおひたしに栗ご飯で秋を満喫。
デザートのゴマ・プリン最高
Kさん、Sさん、Yさん、楽しい一日でした。またよろしく!
KENRO IZU PHOTOGRAPHY
写真美術館 清里フォトアートミュージアム(K*MoPA)
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東京駅から清里駅前まで直行の高速バスで2時間50分、どこの国だか分からない、奇妙な店の並ぶ駅前からタクシーに乗って畑の中をしばらく行くと、やがて立派な清里フォトアートミュージアムがいきなり出現する。
内部は広々として美しい空間だが、併設されていたホテルやレストランは休業してしまったとのことで、美術館部分しか使われていないのがちょっと悲しい。
ロビーで一緒にチベットのカイラスを回ったKさんと再会。この方、今回の写真家、井津建郎さんのお友達なのだ。チベットが結ぶ不思議なご縁。
そんなわけでKさんにいろいろ伺いながら73枚のブータンの写真をゆっくり見てまわる。
写真家の井津さんは今まで主にピラミッドやアンコールなど石造の遺跡を撮影してきた方。
プラチナ・プリントという特殊な技法を使い、カメラはなんと100キロもあるそうな。フィルムもカメラの下にある大きな黒板のような特殊なものなので、一度の撮影旅行に持参できるのは100枚程度とか。何百枚でも撮れるデジタルとは正反対。
(風の旅人の葉書から)
この技法を使うのは黒の諧調が銀塩写真よりも豊かに出せるからだそうで、なるほど実物を見ると淡いグレーの部分などが美しく、写真なのだけれど銅版画のような雰囲気がある。ちょっと夢の中の風景みたい。
石ばかり撮っていた井津さんはブータンに行ってから人物写真を撮り始めたそうで、にこやかな顔も生真面目な顔も、ブータン人らしさが一杯。新国王の素敵なポートレートもあって、これは若い王様がさぞ喜んだことだろう。
ブータンの魅力はやっぱり人かな、と改めて思う。
ブータンの魅力を再確認した所で小淵沢のShiratoでお昼ご飯。
さんまに、菊のおひたしに栗ご飯で秋を満喫。
デザートのゴマ・プリン最高
Kさん、Sさん、Yさん、楽しい一日でした。またよろしく!
KENRO IZU PHOTOGRAPHY
写真美術館 清里フォトアートミュージアム(K*MoPA)
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この近さからだと普通、撮られることを意識すると思うのですが、それが全く感じられません。一心に合掌されてます。
座っている床の板目の感じが、祖母宅の縁側に寝転んだ記憶を呼び起こしてくれます。
良いですね~ブータン。まだ見ぬブータン。
・・・以前、記事にされていた王の戴冠式、私も隙あらばと目論んでおりますが・・・ああ仕事よ無くなれ!(笑)
心は早やブータン、仕事より戴冠式!なんせ、一生一度のチャンスですから。
でもそれが何かが思い出せず…。