Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

オマーンの旅 16 スール

2017-03-26 12:29:45 | 中近東/北アフリカ
2月8日

これまた久しぶりのホテルの朝食。
 普通。

ラス・アル・ハッドを出てすぐに立ち寄ったのはこのあたりでは一番大きなスールの町。
昔からダウ船の製作場として有名なところで、今朝もその工場を見学すると言うことだったのだが、車を降りたリーダーはどんどん山の上へ。こんなところに造船所があるわけないと思ったら
 
案内してくれたのは町の見張り塔。


入り江の口にあるスールの町が一望できてすばらしい眺め。
橋の向こうには見張り塔がさらに2つあるし、その先には灯台が見える。
 
眼下に浮かぶダウ船の前にあるのが造船所。ということで次はそこに向かう。

 着いてみると入口はなんともそっけない門。
中も材木が雑然と積み上げられている感じだが、奥では3艘のダウ船を製作中。
  
 
伝統的な構造を踏襲しているとのことだが、昔は使われなかったはずの釘やボルトが使われているし
 
働いている職人はみな南インドから来ているとのこと。

昔は交易に使われていた帆船も今は船外機をつけられて初日に乗ったような観光クルーズに使われることが多く、大きくて豪華な船の注文はUAEあたりから来るそうだ。

真っ白な建物の並ぶスールの町を通り抜けて、また海岸沿いを走り
 
ほどなくやって来たのはティウィという小さな村。
 
ここは今回のドライバーたち4人の地元ということで、村を通りながら「ここが誰それの家」「あちらは誰それのおじさんの家」と、まあ村中が親戚のようなものだろう。
 
そんなわけで車を停めたレストランの前でも、「あのおじさんの写真を撮れ」「俺を撮れ」とフレンドリー。

ここでランチを仕入れたら、この後はまたハイキングが待っている。


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2 コメント

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Unknown (霧のまち)
2017-03-26 20:41:55
なかなかレアな村や町の探索、いいですね~。
見晴らしのすごい所ですね。
オマーン全体に言えるのは、真っ青の空と白い建物の
明るいコントラストですね。
私が行った時もそれを凄く感じました。
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霧のまち様、 (Lunta)
2017-03-27 10:12:37
今回のオマーン滞在、砂漠の初日をのぞいてはずっと快晴が続き、真っ青な空を満喫しました。
気温もやっと水に入れるくらいでしたが、夏は50℃近くにもなるそうですからベストシーズンでしたね。
マスカットからラス・アル・ハッドあたりは簡単に来られるので欧米人観光客は大勢います。やはり彼らはビーチリゾートが好きなようです。
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