Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

彩の道 シルクロード展

2008-09-16 16:32:50 | 雑談
旅友にしてブログの先輩、orientlibraryさん企画の「美しい世界の手仕事プロジェクト 彩の道 シルクロード」展を見に横浜市営地下鉄の中川へ。

大きな住宅展示場の中の立派な情報館、150坪の広い会場を中央アジアの絨毯が埋め尽くしている。
 
 この上を裸足で歩き、感触を確かめながら見られるのだからなんとも贅沢な展示。

他にも遊牧民のテントとか馬飾りとか
 
  
テントベルトやサドルバッグなどまで展示されているところがさすがマニアなお仲間の展示会。

この会場では休日ごとに何かしらイベントがあるのだが、この日は「バローチ族の民俗と絨毯」というお話。
バローチスタンと言われてすぐにどこのことか分かる人間が日本にどれだけいるやら、Google検索してみたらイランとパキスタンにまたがる一帯だった。
でこのバローチ族の言葉を学びにクエッタのバローチ大学に留学したと言う大学の先生がスピーカー。世の中にはいろんな研究をする人がいるものだ。
しかもこの先生、以前イランでバローチ族に誘拐され、何ヶ月も監禁された日本人学生をかなり本気でうらやましがっている様子。曰く「バローチは外国人は客人扱いする。彼も羊のあごの肉など、一番いいところを与えられ客人扱いされたはずだ。」
何かをむちゃくちゃ好き、と言う人の話は面白い。

その後は先生と一緒にバローチスタンに買い付けに行った絨緞屋さんのお話。
 
 
 こちらも「好きなものは売りたくない!」と言う気持ちがあふれていて楽しくなる。

他にもトルクメニスタンの絨緞とか
 
 
ウズベクのスザニやインドのミラーワークなど、きれいな手仕事がいっぱい。

入場無料のこのイベントは9月30日まで。

美しい世界の手仕事プロジェクト


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mest)
2008-09-16 18:41:28
ああ、こういう模様…心が和みます。落ち着きます。
素敵な空間ですね~。
絨毯は、一織一織に思いが込められているのですよね。
去年、カブールから重いのに必死で提げて帰ってきました、一枚。
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Unknown (おりおり)
2008-09-17 18:07:26
先日は旅ともたちとひさびさに会えて、楽しかったです。
バローチというコアなテーマにもかかわらず、皆さん熱心でしたね。
そういう時代なのかな。一般的なカルチャーでは物足りないという人が増えているような気もしつつ、、でも依然マイナーなのでしょうが、、

今はすべてが無事に終了することを願う気持ち。もう気合いしかありません☆☆、、
返信する
Unknown (lunta)
2008-09-17 21:32:57
mest 様、

本物のアフガン絨緞、うらやまし~。今度是非紹介してください。


おりおり様、

こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。本当に素敵な空間でしたよ。世の中には濃い~方たちがいろいろいらっしゃるというのもわかって面白かったし。
大変そうだけどこういうお仕事が出来るのは素晴らしいですね。あと2週間、がんばってください~。
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