ダマスカスやアレッポの旧市街を歩くのは楽しい。
大体イスラム圏の家は中庭を囲む造りになっていて通りからは壁と扉しか見えないことが多いが、その扉に凝ったものが多いのだ。
扉の中央にはファティマの手のドア・ノッカー。イスラム地域ではおなじみのモチーフ。
これも敬虔なイスラム教徒の証し、メッカ巡礼を果たした者の家には誇らしげにカーバ神殿の絵が描かれている。
2階の窓部分が張り出しているのはオスマントルコの影響だろう。
素敵な窓が修復されないのはもったいない。
もう一つ街角で目に付くのは水飲み場。
たいていモスクの表にあって、しっかり鉄柵で守られているが大勢の人が通りすがりにのどを潤していく。
この国の人は旅人にまでコップを差し出して水をすすめてくれる、だから街を歩くのが楽しいのだ。
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大体イスラム圏の家は中庭を囲む造りになっていて通りからは壁と扉しか見えないことが多いが、その扉に凝ったものが多いのだ。
扉の中央にはファティマの手のドア・ノッカー。イスラム地域ではおなじみのモチーフ。
これも敬虔なイスラム教徒の証し、メッカ巡礼を果たした者の家には誇らしげにカーバ神殿の絵が描かれている。
2階の窓部分が張り出しているのはオスマントルコの影響だろう。
素敵な窓が修復されないのはもったいない。
もう一つ街角で目に付くのは水飲み場。
たいていモスクの表にあって、しっかり鉄柵で守られているが大勢の人が通りすがりにのどを潤していく。
この国の人は旅人にまでコップを差し出して水をすすめてくれる、だから街を歩くのが楽しいのだ。
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作りが開放的な東南アジアはその点、窓も扉もなかったりしますよね。
でも旅人に水を提供するホスピタリティーは一緒というのはうれしいことです。
一つ一つの建物や扉が同じように見えても、実はそれぞれに趣向がこなされているのですね。
旅人に水を差し出す習慣、タイ北部でも今なお集落の道沿いに水がめとカップが置いてある水飲み場があって、そのことをふと思い出しました。
息子の代になってシリアの雰囲気は変わっているんでしょうか。
11年前にダマスカスとパルミラに行きました。ヨルダンからバスで国境を超えてシリアに入った瞬間から、ここはアラブの中国か?って印象でした。英語の看板は皆無、そこらかしこにあったアサドの肖像、懐かしいです。
もう一度行って、旧市街をゆっくり散策したいです。
あとイスラム圏で旧市街の楽しい所と言ったらイエメンのサナアとチュニジアのチュニスあたりでしょうか。
他に良い所があったらぜひ教えてください。モロッコあたりは良さそうかなあ。
こうして並べると多彩ですし、イスラームの味わいは町にありという感じですよね。ファティマの手も雰囲気ありますね~!
旧市街はどこまでも歩いていきたい気がします。
いのさんもメルヘン(?)ですね。
家の扉は平面の装飾なので壁画の延長と自分の脳は認識するらしく、シリアの扉はつぼでした。扉萌え~。
「ラビリンス」という映画がありました。
その物語に出てきそうな、美しい扉。
この扉だけ持って帰り、自宅の壁に
飾っておきたくなりますね~!
ドアノッカーといい、
張り出した階上といい、
どこを切り取っても絵になるなぁ・・・!