Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

烏来の休日 1

2010-04-12 01:20:40 | 東アジア
香港から台北へ移動の朝、お腹が痛くて目を覚ました。

前の晩は仕事関係の人たちとタイムズスクエア内の上海料理屋でご飯を食べて、そのあと1人で牛乳プリンを食べに行った。さすがに食べ過ぎたか、と反省していたところ、昨晩一緒だった人も同じ時間に同じ症状で目を覚ましたと言う。

これは明らかに上海料理屋のせい、さんざん舌を食べた鴨の呪いだろうか。

そんなわけで台北到着日はホテルのベッドでゴロゴロ。あれもこれも食べに行きたかったのに(泣)。

そして本日、なんとか体調も持ち直してきたので貴重な休日を温泉で過ごすことにする。
前回行った北投温泉もいいが、同じところと言うのも芸がないので今回は烏来温泉へ。

まずは地下鉄で新店へ、駅を出るとバスが停まっていたのですぐ乗り込む。
 
日曜のせいか、バスは若いカップルやらおばあちゃんやらで満員。町を出るとすぐ登りになり、急なカーブを曲がりながら緑の山の中に入っていく。

そうしてバスに揺られること30分、終点の烏来に到着。ホテルを出てからでも1時間半かからずに着いてしまった。
 
道の脇には濁った緑の川が流れ、露天に入る人たちの姿も遠くに見える。

道沿いに歩いていくとやがて老街に入る。
 ここは温泉宿の並ぶ通りなのだが、どうも台湾の観光地では食べ物屋台こそが主役のようで
  
豚の丸焼きやら山猪の串焼きやら
 
南国らしい果物も売っている。

歩き食いする大勢の観光客をかきわけて、老街の先にあるトロッコ乗り場に向かう。
  
日本統治時代、材木、特に樟脳の運搬のために作られたと言うこのトロッコ、今では観光のためにこの先の滝まで1.6キロだけが残されている。

50元を払い、運転手の後ろにかけて待っていると、「運転手の隣に座って」と席を移された。トロッコはお客が満員になると出発する仕組み、家族連れが多いので独り者には福があるのだ。
  
トロッコのスピードは時速20キロ以下、しかし軌道が狭いので揺れが激しく、線路脇の壁もぎりぎりなのでその意味ではスリルがある。
乗車時間は5分強。
 終点にある烏来瀑布は小さくてあまり迫力ないが、その姿はきれいだ。

さらにここから滝の上まで行くロープウェイがあるが、上にはちんけな遊園地しかないと言うことなので線路脇の道を今度は徒歩で降りる。

温泉街まではわりとすぐに降りてしまったので、さらに川まで降りてみる。

川の一角は無料の公衆露天風呂になっていて大勢の人でにぎわっている。
 
えらく簡単な更衣室があって、ここで水着に着替えたら
 
お湯に漬かる仕組み。しっかり完全防備のおばちゃんたちの漬かる浴槽に手をつけさせてもらったら結構熱くて、40度以上はありそうな感じ。
1人で悠々と入るおっさんはいかにも気持ち良さそうだし、これはぜひ入らなきゃ、なのだが日本人としてはやはり温泉は裸で漬かりたい。

ということで温泉街にとって返す。


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