Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」&「東京豆花工房」

2016-06-04 14:08:58 | 食べ歩き
アフガニスタン美術を堪能したあとはお腹も南アジアを求める。

そこで上野駅の反対側、浅草通りにあるこちらのお店へ。
 「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」

奥へ細長い店のテーブルに座り、メニューを眺めてみると「パヤ」とか「二ハリ」とか他のインド料理屋では見たことのないメニューがいっぱい。
肉はハラルで羊のメニューが多いところから見ると明らかにムスリム系、インドというよりパキスタンで、これはアフガニスタンの後にピッタリ。

珍しい料理にもおおいに心惹かれたが、説明を読むとかなり辛そうなので、ここはやはり店名にあるビリヤニで行こうとラム・ビリヤニを注文。スキンヘッドの男前に「辛いの大丈夫?」と聞かれたので「一番辛くないの」と頼んだが、にやりとされた・・・。

待つほどもなく、すぐに出されたのはサラダとラッサム。
 ラッサムは酸味ばっちり、こがした唐辛子やパクチーの香りが本格的で、辛さもちょうどよくおいしい。

と、これを食べ終わる前に主役のビリヤニが登場。
 細長~いお米が白、黄色、オレンジのまだらに染められ、スパイスの香り高く、これぞ本格派。
喜んで一口、二口、カルダモンなど複雑な香りでおいしい。そしてお米の山の中には骨付きのラム肉がたくさんひそんでいて、これがまた柔らかくて全く臭みなく、やっぱりハラルのラムはうまい!

しかししばらくするとご飯の辛さが重なってきて、ライタをかけ、サラダで口を冷やしながら食べてもつらくなってくる。無理をして食べると胃に来そうなので、あとはお肉だけ掘り出して食べると肉が甘く感じる

そんな具合にビリヤニと格闘していると「サービスです」とレンズ豆のカレーと揚げたてのパパドがやってきた。
 サービスにしては十分な量だが、この豆カレーがまた複雑なスパイスの香りに生姜も効き、こちらは辛すぎることもなくてとてもおいしくいただける。

結局ビリヤニのご飯は申し訳ないことにほとんど残してしまい、「ビリヤニの辛さはこれが普通よ」とウェイター氏に言われてしまったが、この店のスパイス使いはすばらしい。次は「辛くない」カレーでぜひリベンジしたいもの。

と上野を出て、次は秋葉原で下車。
万世橋を渡って探し当てたのはつい数日前にテレビで見たこちらのお店。
 「東京豆花工房」

奥さんが台湾人と言う男性が一人で店を切り盛りしていたが、メニューは豆花のみという潔さ。
小さな店内のイートインスペースではこれまた男性が二人、豆花を食べていたが、当然まだ満腹なのでテイクアウトを所望。
トッピングありは全部乗せも同料金ということなのでお願いすると
 
白玉、タピオカ、白きくらげ、ハトムギ、小豆、緑豆、ピーナッツと台湾らしさ100%の組み合わせ。
帰宅してからいただいてみると黒糖シロップの甘さもほどよく、豆花も豆の味がよく立って台湾でたべるそのまま。

アジア満喫の一日となった。


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2 コメント

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Unknown (タヌ子)
2016-06-06 06:59:24
夫の昔の同僚が、今アフガニスタン駐在中で、FBに食べ物などをアップしてますが、いつも洋風の食べ物ばかり。きっと辛い物が苦手なんでしょうね。
お米の料理でそんなに辛いものは食べたことないかも。
豆花、美味しいですよね。
以前一度だけ作ってみたことがあるけど、ちょっと固くなりすぎてしまった。
白きくらげが沢山あるから、また再チャレンジしてみようかな。
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タヌ子様、 (Lunta)
2016-06-06 16:39:58
アフガニスタンの料理、中央アジア方面は辛くはなくて、でもあまりバラエティーもないので在住者はすぐに飽きてしまうのだと思います。
ビリヤニも昨年デリーのホテルで食べたものは辛くなかったのだけれど、以前街中で食べたものはそう言えば辛かったような。スパイスの香りはすばらしいんですけどね。
タヌ子さんはお豆腐も自分で作っちゃうんですか。
白きくらげに黒糖シロップがあれば台湾の味になりますよ。
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