Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

インドから戻りました

2008-08-17 23:12:02 | 雑談
今朝、インドから戻りました。

今回行って来たのは北インド、ウッタランチャル州のガルワール・ヒマラヤ。山の中のヒンドゥー教やシーク教の聖地巡りで涼んで来たが、予想外のハードな行程に思わぬ「負傷」なんかもして帰路は妙な苦労も。笑っちゃう負傷の話はおいおいするとして。

現在インドでもっとも有名だと思われる日本人、「ドクター山田」をみなさんはご存じだろうか。
デリーに到着してテレビを付けると、この話題をさかんにニュースで流している。
英語ニュースから理解する限りでは、日本の「山田医師」夫妻がインドで第三者の卵子を使ってインド人女性に代理出産を依頼。ところが妊娠中に夫妻が離婚してしまい、代理母は出産後すぐに赤ちゃんとの関係を拒否していなくなってしまったので赤ちゃんが母なし子になって宙に浮いてしまった、という話らしい。精子は山田医師のものらしいので実子として連れ帰れば、とも思うのだが、インドでは「代理母」が法的に認められておらず、独身男性が「父」と認められることもないのでややこしいことになった模様。

インドでは3人もお母さんがいながら(山田元妻、卵子提供者、代理母)母なし子の赤ちゃんにもっぱら同情が集まっているらしく、母乳の提供者なども現れていたが、「ドクター山田」への非難の論調がないのがちょっと意外。それだけ外国人のための代理母がよくある話なのだろうか。

聖地ではとてもフレンドリーでやさしくしてもらったインド人の皆さんに、「日本人なんて」と悪く思われたくない。そんなことを考えさせられる「ドクター山田」事件であった。


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コメント (4)
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