鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

IWC脱退とネトウヨ用鯨肉

2018年12月31日 13時10分13秒 | ビジネス
日本がIWC(International Whaling Commission)を脱退するそうです。

国際連合の脱退だとダメですが、IWCのようなどっちでも良いものは構いません。
捕鯨を禁止し続けるための団体なので、商業捕鯨をしたければ脱退すればいいと思います。
逆に必要なら、また加入すればいいです。

そしてその話とクジラの需要が日本であるかどうかは別の話。

需要側では牛肉や豚肉よりも安く売ってくれれば、低所得者層を中心に買うと思いますが
現時点では需要が読めないのでビジネスになりにくいでしょうし、牛や豚ほど安く売る
ことはコスト構造上、不可能だと思いますし。

逆に高級品にシフトして、なにか特別な調理方法などを開発して提供するというのが
現実的な気がします。別に鯨肉がなくても(鯨肉専門店を除けば)誰も困りません。
生活必需品ではありませんので商売としてどうマーケティングして成立させるのか、
というところですね。
あるとしたら、中国人の訪日客に彼らの好みの味付けにして提供するとかですかね。

そして供給側では、商品の原材料の供給安定して出来るのか?
また政治問題化してしまわないか? というところがさらなる難問です。

IWCを脱退したとしても、南極での捕鯨は無理ですので、自国のEEZ内での操業と
なると思いますが、それが安定して出来るかわかりません。

実はクジラの個体数について、増えている/減っているという科学的な証拠も根拠も
存在していません。現在は賛成派反対派がお互いに都合のよいデータを持ってきて
主張をしているだけです。
ですので日本近海にどれだけのクジラがいるのかも実は科学的にはわかっておらず
操業を本格化したら実はほぼいなかった、ということもあるのです。

更にクジラはIWC関係なく、クジラ漁自体に反対する人が大勢います。
彼ら彼女らは、IWCに日本が加盟しているからクジラ漁を非難しているわけではありません。
IWCを脱退したからと言って、非難をやめるわけではありません。

その人達がより一層の強度で反対運動をすることが想定されます。
もうそうなると供給側も毎月同じくらいの数を供給できるかもアヤシイ。

ですので結論的には「クジラという食文化を残すべきだ」と言い張っている
ネトウヨの人たち(中国・韓国・朝日新聞が嫌いな40歳以上の自営業や医者※)向けに
ほそぼそとケイゾク、ということが結論になるのではないでしょうか。

(※)古谷経衡のテレ朝でのコメントから

運動における正しい技術

2018年12月31日 02時16分39秒 | サッカー
「PK戦っていうのは運じゃなくて120分戦い抜いてボロボロの足の状態でも
 狙ったところに蹴らないといけない。
 そのためにも練習でインサイドキック1つも真剣にやれ」

小笠原が引退会見で語ったジーコの教えだそうです。

Jリーグが出来たばかりの頃に世界のスーパースターが大勢来日しました。
その時、日本の選手達が彼らを見て驚きを口にしました。それは

「インサイドキック、インステップキックの練習、トラップの練習、
 リフティングをスーパースター達が汗びっしょりになって毎日やっている」

でした。
基本的な技術を身につけ、疲れ切って脳みそが回転していない時でも
オートマティックに出来るように鍛錬している。
やはり、超一流は違うなと。

日本の選手はその頃に比べれば技術はだいぶアップしました。
しかしながら、まだ一流選手レベルの技術力には、全く追いつけていません。

毎日の練習では普通に出来るトラップやキックが、日本の選手は次のような状況や
タイミングでは出来ないというのが、世界の一流との差の1つです。

(1)身体的な疲労から思考能力が落ちている時
(2)精神的に極度の緊張状態にある時
(3)身体が意に反する物理的制約下にある時

などです。
具体的に言うと例えば

(1)試合の後半20〜30分あたりの時間帯、疲れ切っている時にちゃんとキックが出来るか
(2)決勝戦0対0のままロスタイム。ゴール前の1対1でちゃんとシュート出来るか
(3)190cmの北欧のDFが後ろから体をぶつけてきている時にちゃんとトラップ出来るか

ということです。
QBKは論外として、疲れていても、気持ちが焦っていても、緊張していても、
チャージされていても、ノープレッシャーの練習で出来ているような技術を出せるか。
これが本当に大事ですし、これが出来て初めて技術を習得した、と言えるのです。

これはサッカーに限らず、他のスポーツでもそうです。
最近シーズン真っ最中で盛り上がっているのでフィギュアを例にすると、
浅田真央とかまさにそうですね。

プレッシャーで普段出来ていることが出来ずに大失敗して下位に沈む(ショート)。
開き直って普段のことが出せて、上位に食い込む(フリー)。
これはまさに練習不足かメンタルの弱さ、もしくはその両方が原因です。

心理学では「覚える」ということは「取り出せること」だと考えます。
我々はつい「覚える」というのは教科書に載っていたことを記憶の中に「貯める」
ことだと思ってしまいます。
しかし、本来は「貯めた」ものを、状況や場面に応じて自由に「取り出す」ことを
「覚える」と言うのです。

運動における技術もそうです。
どんな状況、場面でも、取り出せて使える・活用出来るのが、運動における技術なのです。

つづく

ローラ・ウーマン・高須あたりの整理

2018年12月30日 12時53分20秒 | エンタメ
ローラ、ウーマン、高須院長あたりの話を整理しておきたいと思います。

まず、CMを提供するスポンサー企業からの視点ですが、
ローラ使ったり、ウーマン使ってイメージアップを狙う、そういう企業も存在します。
逆にイメージダウンする企業も存在します。

企業はそれぞれの企業の立場によってCMタレントを使えばいいだけです。

これは単純にマーケットの問題です。
高須院長が狙っているマーケットには、ローラもウーマンも合わないと
高須院長は思っている。
それだけのことです。

でも、別の人(企業)が狙っているマーケットには、ローラもウーマンもぴったり
ということもあります。

後は、そのマーケットサイズと単価だけの問題で、そのサイズや単価が多/大きければ
CMのギャランティーが高くなり、サイズが小さければ低くなる。
たったそれだけのことです。


次に芸能人/有名人という視点から見ると、
芸能人なのでコメントに匿名性は元々存在しません。
でも、名前が明示されてしまうという記名性が前提ですが、どんな発言でも可能です。
それが嫌なら、別垢でもつくって、一般人と同じく匿名で発信すればよい。

自分のポピュラリティを利用して、何かしらの「個人的な発言」をすると
その発言には、本人のポピュラリティを作り上げているイメージが影響します。

ローラの場合、最近「個人的な発言」として、マイクロプラスチックの話や
沖縄のサンゴ礁の話を、自分のポピュラリティを利用した上でしています。

このような「個人的な話」を自分が有名であることを利用して行うことは
必ず自分の本業に影響してくるのは当然です。
ただし、この影響というものには、好影響と悪影響があるというこは忘れてはいけません。

ですので多くの有名人が、SNSで「個人的な発言」をする場合は、
自分のイメージを増強してくれるもの、仕事に悪影響しないものなど、
イメージ通りのものや、どうでも良いことしか発言しません。

しかしイメージチェンジや仕事のやり方を変えるという意味でイメージを裏切るというのは
アイドルが女優になるために映画で脱ぐというのと同じで、古典的ですがよくある手です。
SNSで言うと、不倫大好きなお笑い芸人が毎日子どもの為にお弁当をつくってあげてる事を
載せるとかです。
これは有名人であり続ける為の戦略にも関係してきますので、どのあたりまで
裏切りの深さを狙っていくかのサジ加減が腕の見せどころです。


そして最後に広告代理店としての視点です。
有名人が自分のポピュラリティを利用して「個人的な意見」をSNSで発信すると、
広告代理店的には無料CMをしていることに見えてしまいます。
電通としては、おまんまの食い上げと言う訳です。

しかし、例えばローラの場合、これはボランティア活動しての側面もあります。
サンゴ礁を守る為のボランティア活動を自分のポピュラリティを利用して行っている。
そんなことは、最近の有名人は誰でもやっていますし全く普通のことです。
ただし、そういうことをやる人は、必ず広告代理店やそこと繋がりのあるPR会社を
入れてやっています。

今回のローラの件は、広告代理店やPR会社を一切入れてないので、業界がザワっとして
一般人が何もわからずザワザワした、という典型的な「大山鳴動型」案件です。

あの発言後も、ローラのCMは流れ続けていますので、スポンサーは全く動くつもりは
ないようです。まぁ普通そうですよね。スポンサーの意向に反することを言わない限り、
例えば

「アルコールは体に悪いから飲んじゃダメだよ!」とか
「格安SIMなんて不安なものを使ったらダメだよ!」とか

そのようなことをSNSで「個人的に発言」しなければ誰も問題にしません。

大山鳴動して鼠一匹です。



コツを見つける天才安藤美姫

2018年12月30日 01時59分20秒 | スポーツ
安藤美姫がコリオグラファーとして全日本選手権のリンクに帰ってきました。
こういうちょうどいい努力型の選手だった人は教える側でも出来ると思います。

浅田真央とかは無理。
天才すぎて。

浅田真央の、あのワガママさというか、自分が全て正しいという態度でも
あそこまで行ってしまうのが、浅田真央が天才である所以なのですが。
天才は理論化することが下手です。だって出来ちゃうんだもん。

そして同じように宮原知子も無理だと思います。
彼女は努力の天才すぎて。

あんな努力を教え子に求めたら、間違いなく10人中12人くらいは倒れますw
そんな努力が出来るということがミスパーフェクトと言われる所以なのですが。
努力の天才は理論を実践出来るまでやり込みます。出来ないのは努力してないから。

でも、安藤美姫は、ちょうどいい感じです。
運動神経に恵まれていて、空間認識能力も高く、想像力も高い。
でも、それだけでは勝てないと思い込むある種の自己肯定感が欠如している。
だから練習をする。
でも、それほど練習量はやり込まない。
なぜならコツを見つけるのが早いから。

彼女はコツを見つける天才といえます。
それはたまにやる解説の的確さや、わかりやすさから伝わってきます。
「これはこう」っていうもののつかみが圧倒的に早い。
そのコツを教え子に伝えていけば、とても優秀な選手が出てくるでしょう。

コリオグラファーから入っていき、のちはコーチ。
その両方をやっても良いと思います。
安藤美姫の活躍に期待です。

いまさら社外取締役の設置義務付けって(笑)

2018年12月29日 11時47分34秒 | ビジネス
法務省が社外取締役の1人以上の設置を義務化するそうです(苦笑)。

ハマのカルロスの件でそう思い立ったようですが、
社外取締役はガバナンスとか全く関係ないですよ。

ハマの会社も、社外取締役2名いましたが、完全にお飾り。
見栄えをよくするために連れてきただけです。
特に今年になって就任した女性は、広告塔としてお飾りで連れてきただけ。
(それがこんなで可哀想ですが…)

現状、社外取締役はお飾りで見栄えの良い人か、社長の友達を連れて来ているだけ
というのがほとんどの会社で起きていることです。
社外取締役ビジネス(専門の紹介会社もある)も盛んですしね。

ですので社外取締役という仕組みにガバナンスなど求めるのがムダです。
むしろ社長のやりたいことに1票入れる味方を増やすだけ、と考えるのが正しい。

逆にガチで反対したとして
「少数意見として議事録に記述しておきます」
「最終判断は代表取締役に一任」とかなってそれでおしまい。
何も変わらず、粛々と進んでいくでしょう。
だから、義務化してもガバナンスの面でも、その他の面でも全く意味はないです。

というかあれですね、法務省は社外取締役という天下り先をつくるとか、
大企業の取締役に老後の就職先をつくってあげたいとか、そのあたりが目的なんでしょうね。
うがった見方すぎですかね?

世の中には、まれに社外取締役を過半数入れている会社もありますが、だからと言って
ガバナンスがしっかりしているか、と言われるとそうでもないですし、
そういうことをする会社がちゃんと儲けているかというと、そうでもないという皮肉。

それよりもハマのカルロスの件は、監査役と監査法人がポンコツだったということも
指摘されるべきですし、指弾されるべきことです。

なんかここまで書いてきて思ったのですが今回の法務省の動きは、監査役の役割を
社外取締役にやらそうとしているクサいですね。わざと混同するような進め方をしている。

うーん、アヤシイ。
これも捉え方がひねくれすぎでしょうか…。

安心して下さい売れてますよHuawei

2018年12月29日 01時08分23秒 | ビジネス
中国の皆さんへ

安心して下さい売れてますよHuaweiのスマホ。
SIMフリーのマーケットで現在も売れまくってます。

Mate 20 Pro(11万円くらい)
nova3 (4万5千円くらい)
P20 lite(2万5千円くらい)

この3機種は鉄板ですね。

物的証拠がない「余計なもの」のデマとか誰も信じてないということがわかります。
といっても、この騒ぎがなかったら、もっと売れていたかもしれませんが。

とにかく、日本の(iPhoneバカ売れの)特殊なマーケットの中で
Huaweiはちゃんと売れていますので、ご心配なく。


政治家と英語

2018年12月27日 23時41分21秒 | ポリシー
「USBジャックは俺が守る!」と力強く宣言し、
「USBは穴に入れるらしいですが、話が専門的なので専門家に答えさせます」と
適材適所で人を使う名人でもある桜田義孝が、
「英語もパソコンも出来ないから総理は無理だ」と謙遜したらしいですね。

ちょうど良い機会なので、政治家と英語について書いておきます。

政治家の英語力という時にポイントとなるのは、スモールトークが出来るかとか
自分の趣味やスポーツの話、国の文化や哲学を英語で話せるかということです。

写真撮影とか、ちょっと会った時に「こんにちは」とか言うのと他に
「この間のサッカーの試合みました?チェルシー負けましたね」
「なんか今日は雨ですね、雨だと髪の毛が膨らみます」
とかスモールトークが出来るかどうかです。

海部俊樹のヒューストンサミット首脳記念撮影のスモールトークは有名です。
wikiからまんま引用します。

「とにかく、暑くてね。屋外で記念写真を撮影した時ですが、カナダのマルルーニー首相
(当時、以下同)が、『アメリカは田舎だから、暑くてたまらない。カナダはこんなに暑くない』
なんて、言っておるんですよ。冗談の好きな男でね。撮影のために並んだら、
『暑い、暑い。俺はぶっ倒れる』なんて言うんだ。私はちょうど、マルルーニーの左隣にいましてね。
あっち側(マルルーニー首相の右隣)はサッチャー英首相だった。だから『カナダが倒れたら、
日本は支えきれないぞ。あっち側に倒れろ、鉄の女になんとかしてもらえ』と言ったんですね。
これが、ブッシュ米大統領、サッチャー英首相、マルルーニー加首相の爆笑を誘った」

この海部俊樹のトークは、首脳達が爆笑している写真が世界中に配信されたので有名になりました。

ちょっとしたことなのですが、座持ちが良いというか、そういうことなのです。

他に、首脳同士でのディナーや宿泊する時などに、趣味やスポーツ、自国の文化や芸術、
哲学などを自分の言葉で(英語で)話せるか、とうことが大きなポイントです。

細かいこととか、厳密な話は通訳を入れたり、何度も推敲した文書で取り交わします。
そんなテクニカルな英語は出来なくて全く問題ありませんし、首相に求める方が無理。

必要なことは、人と人のコミュニケーションがちゃんと出来て、長時間一緒にいた時に
自分のパーソナリティやどのような人物なのかを相手に理解してもらえることや、
自分の哲学やビジョンがどういうものなのか、自ら話して相手に理解してもらうことなのです。

つまり、政治家と英語と言った時に、単純にツールとしての英語力の話ではなく、
自分がどれだけ勉強して様々なことに興味を持ち、深く考えているのか。
そしてそれを自分の言葉で相手に伝えられるかということが要求されるている、
ということが政治家と英語という関係性の本質なのです。

国際関係や国際交渉の場では、人と人との信頼関係が何より重要です。
どんなに高度な話をしようと、ギリギリ交渉をしようと、人間関係がしっかりしていないと、
前に進みません。

むしろトップ同士の人間関係さえしっかりしていれば、どんなギリギリの状態になっても
絶対に国際関係は破綻しません。

政治家に必要なのは、高度な英語力よりも、
深い教養や豊かなパーソナリティと、それを相手に伝えようとする意思、発信力なのです。

平和ボケの韓国軍

2018年12月26日 20時33分57秒 | ポリシー
韓国軍のレーダ照射の件、まだゴチャゴチャやっているようです。
韓国軍のだまし討ちでも書きましたが、なぜ自衛隊が
怒っているのかを、韓国軍はちゃんと考えなければいけません。

日本と韓国は同盟軍なのですよ。
中国や北のような独裁国家に対して、自由連合の仲間なんです。

それが同士討ちするような、練度や性能、組織力だと困るわけです。
韓国軍は責任をみとめないとかで、言い訳を色々しているようですが、
言い訳はいいので、原因を本当に突き詰めないとダメですよ。

中国や北朝鮮と戦争になったら、韓国軍がそのようなレベルの低さでは負けますよ。
自衛隊も同盟国が後ろから撃ってくるとか思いもしないので、貴重な戦力に犠牲が出ます。
同士討ちほど無駄で無残、無慈悲なものはありません。

戦争はリアリズムです。
言い訳している間に、あっという間に大事な大事な命を奪われます。

韓国は徴兵制をとる休戦中の国ですが、休戦中ということ忘れ、
平和ボケしているのだと思います。

しっかりしろ韓国。

ゴーン保釈の可能性から再逮捕へ

2018年12月25日 21時50分14秒 | 自動車
ゴーンが保釈される可能性が出てきました。

人権が意識されている普通の先進国から考えれば当たり前のことですが
人権意識のない日本から考えると異常事態と言えます。

裁判所は基本的に、検察や警察とツーカーの仲なので、検察側に有利な
判断しかしませんが、今回は先進国からの目を気にして違った判断をしたのだと思います。

日本では裁判所は行政の下僕となっていますが、
今回は三権分立の一翼を担う立場として、司法の職業意識を守った判断を
することが出来ました。

まぁ、これが当たり前なんですけどね。

結局、検察はゴーンの自白が欲しかったようですね。
物的証拠などは二の次で、自白に頼った捜査という、昔ながらのやり方を
変えたほうが良いですよ。

これから更に人権意識が高い外人がいっぱい日本に来ますので。

と、ここまで書いたら
「ゴーン再逮捕!」

というニュースが入ってきました。

やっと罪らしい罪での逮捕ですね。
今までは金商法違反(有報の虚偽記載)、それも自分の報酬を少なく書いていたという、
どうでも良い罪でしたが、今回は特別背任というちゃんとした(?)罪なので、
納得感があります。

報酬を少なく書いたとしても、投資家の投資判断には全く影響しないです。
12兆円の売上のある会社で、社長の報酬が10億円でも30億円でも、誤差の範囲で
投資判断には影響しないです。

報酬を少なく書いていたことは投資家に対する詐欺行為だとしても実害がないですが、
特別背任となると、会社に実害が出る可能性のある詐欺行為になってきます。
こうなると、金額にもよりますが、推移を生暖かく見守る必要があります。

ただ、ちゃんと時間軸を引いて見てみると、これが本命で、金商法違反は言いがかり
というか「別件逮捕」だということが見えてきましたね。

この「別件逮捕」という手法、日本の警察と検察の得意技です。

微罪で引っ張ってきて、外部との接触を断って、朝から晩まで脅しながら
本命の事件の自白を引き出すという昔から得意とする手法です。
今回の手法も、まさにこれです。

マスコミも、こんな本当のことを言ってしまうと、東京地検からゴーンについての
情報リークをしてもらえなくなるので、誰も言いません。
現状を見ると、検察ルートのリーク情報が増えましたので、地検特捜部とマスコミの仲は
大変良好のようです。

まぁ人権とか公平性とか考えない、やりたい放題、メチャクチャですわ。



フィギュアにJリーグは参入しないですかね

2018年12月24日 13時47分24秒 | スポーツ
フィギュアスケートですが、そろそろ本格的にスポーツビジネスが入っても
良いんじゃないでしょうか。

女子プロゴルフ(LPGA)が、放映権を一括管理するという、やっとまともな
方向に動き出したというニュースをみましたが、スケートもそろそろ本格的な
スポーツビジネスとして動き出しても良いのではないでしょうか。

放映権についてはフィギュアは(世界レベルでは)しっかりやっていますが
日本ではユルユルのズブズブなので、一度、整理したほうが良いです。

で、それ以上にフィギュアスケートのスポーツ化という部分で重要なのは
コンテンツ側です。

具体的には、用具(靴)とコーチです。
まず、靴ですが、今はジャンプの回転数に応じて靴の価格が上がるという仕組みに
なっていますが、ここにNIKE、PUMA、adidas、asicsあたりが参入しませんかね。

ブレードについては、小塚崇彦が会社をつくってやっているみたいですが、
靴全体に開発費を入れてるのは、いまはK2(多分、ファンドのKKR傘下)だけです。
しかしK2がやってるのも、遊びとフィギュア初心者向けの簡単な靴だけ。
ここはチャンスだと思うんですけどね。

羽生結弦や宇野昌磨、ネイサン・チェン、ザギトワ、紀平梨花が履いたら
それの露出だけで元が取れるくらいじゃないですかね。

そしてもう1つのコーチについても、今は、個人的にやるのがメインです。
生徒がコーチへの謝礼(言い値)と交通費(と、心付け)を負担するということを
個人でやっている、近所の習い事の延長線上のノリです。

カナダのクリケットクラブなどは、もっとシステマティックになっていて
企業というか、ちゃんとしたビジネスになっています。
いわゆる地域のクラブなので、Jリーグのクラブみたいなイメージです。
ウインタースポーツを中心に複数の競技を出来る環境があり、クラブ(ソサエティ)があり、
開かれた施設(レストラン、バンケット)を持っている。
サマーキャンプなどもやっていて、料金表も公表されています。
技術によって、3回転跳べる選手は4週間で10万円とか、1週間3万円とか。

日本でもJリーグのクラブとかがやらないですかね。
コンサドーレとかベガルタなんか良いんじゃないでしょうか。
自前のリンク、自前のトレーニング施設を持つところから始めましょう。

このままだと学校中心の部活に落ちていく可能性もあり、ちょっとやな感じなので。
いまここで良い仕組みが出来ると、一気に裾野が広がって日本のフィギュアスケートも
更にレベルが一気に上るんですけどねぇ。

進撃の巨人:人間=資本家:サラリーマン

2018年12月24日 01時55分13秒 | ビジネス
代表作ランチパックとお付き合いしているZOZO前澤社長ですが、
インスタで社員とクリスマスパーティー?忘年会?の楽しそうな飲み会を
アップしていました。

4時までカラオケ行ったそうで、大盛り上がりしたみたいですが、
それについて「4時まで拘束して」「残業代でるのか?」みたいな批判が
出ているそうです。まぁアホかと。
そんなこと言っている人は、ひがんでいるだけなので、無視で良いと思います。
どうでも良いです。

それよりもコメントの「Great employees!!!」ですよ、注目は。
普通は「Great Team!!!」とか書きますよ。普通はね。

英語が出来ないのか、教養の問題か、経営者としての資質の問題か
わかりませんが、普通は「すげー、使用人ども!!!」とか書かないですよね。

日本語の口語体では従業員とか社員とかいうオブラートに包んだ言い方をしていますが
サラリーマンと言われる人たちは、正式には使用人と言われる立場の人です。

今回の例で言うと、

資本家=前澤友作
経営者=前澤友作
管理者=多分、写真に写っている人
使用人=写真に写っている大多数の人

となっています。
サラリーマンもOLも使用人で、それを管理するのが管理職の人たちな訳です。
そして、経営者が株主(資本家)の委託(付託)を受けて経営をする訳です。
最近は経営者を取締役と執行役に分けるところもありますが、基本は同じです。

前澤社長は、ゆるキャラというか、ダメキャラというか、何というか友達的なノリで
会社を運営することがスタイルなのに、「すげー、使用人ども!!!」ですよ。
こんなところで本音出してどうするのっていう。

夢や楽しさを全面に、サラリーマン=使用人ということは伏せて着々と働いてもらう
ということが、資本家であり経営者である彼のミッションのハズなのに。
もし言葉に敏感なZOZOの使用人がいたら気が付きますよ。
とっくに田端信太郎は、気がついていると思いますが(苦笑)。

これってとっても今後の日本にとって大事なことなんですよ。
三木谷さんが起業したのも、ホリエモンが色々と書いているのも、
ここに気がつくかどうか、ということなんですよ。

毎月給料が入ってくる生活が幸せでだと考えていて、
給料を貰う使用人でしかない自分がエリートであると思いこんでいる
頭の中がお花畑の皆さんに最後にこの言葉を送ります。

「その日、人類は思い出した。奴らに支配されていた恐怖を、鳥籠に囚われていた屈辱を」

韓国軍のだまし討ち

2018年12月23日 13時10分33秒 | ポリシー
韓国の駆逐艦が自衛隊の偵察機にレーダー照射した件。

日本の自衛隊が怒っているのは、日本と韓国とは仲間で味方同士なのに
後ろからだまし討ちのような行動をしたからです。

我々は北朝鮮や中国の脅威に対して「自由」の名のもとに一緒に戦って行きましょう、
という同じチームにいます。
それが味方に攻撃を仕掛けるような態度をとった。

韓国軍の(徴兵制による)人の問題か、機材の問題か、統制の問題かわかりませんが、
再発防止の為に、原因を真因に至るまで追求しなければいけません。

逆に習近平や金正恩の庇護のもとに入るなら、それをちゃんと宣言して欲しいです。
味方と思っていた仲間から後ろから撃たれることほど、辛いことはない。

以上、お手数ですがよろしくお願いいたします。



レアル・マドリードがやった2試合が超ツマラナイ件

2018年12月23日 04時06分12秒 | サッカー
レアル・マドリードとアル・アインの決勝戦が終了しました。
鹿島戦もそうでしたが、省エネでレアルが(両試合とも1失点しましたが)完勝でした。

鹿島もアル・アインもレアルに対してユルい守備で、なされるがままでした。
正しくは、ユルいというか両チームとも全くレアルのスピードに追いつけない
という試合でした。

アジアのアル・アインだし、塩谷もカイオもいるから、ちょっとは思い入れを
持って試合を見ていましたが、鹿島戦と同じく一方的で全くつまらない試合でした。
ウッチーがかつて「あぁ、俺はこいつらに一生勝てない」と思ったそうですが、
まさにその通りで、試合としてほとんど成立していませんでした。

そのつまらない試合に拍車をかけたのが、日テレの実況しているアナウンサー。
彼が、つまらない試合を盛り上げようと一所懸命に実況をするのですが、
軒並み選手の名前を間違っていて、更にシラケて盛り下がるっていう悪循環。

あれは現地じゃなくて日本で国際映像を見て中継しているのでしょうか?
まぁひどいありさま。放送を自宅て普通に見ている私でも判別出来ているのに、
全く判別出来ず、後半入っても選手名を間違い続けていました。

解説の人たち(岡田・都並・城)も、完全にアナウンサーを小馬鹿にしているのが
いち視聴者である私にも伝わってきて、更に見ているのがアホらしい試合でした。

鹿島とアル・アインという思い入れを持てるチームがレアル・マドリードと戦う
というのに、(試合も放送も)内容がつまらない、って感じてしまうのは大問題ですね。

試合だけの話をしても、レアルの2試合は大会の価値も問われるくらいのレベル差の
相手との試合だったので、FIFAもフォーマット含めて根本的にちょっと考えないとですな。

宮原の華の無さと紀平の体脂肪

2018年12月22日 13時40分33秒 | スポーツ
フィギュアスケートの女子、全日本選手権が始まりました。

国内では圧倒的な強さを誇る宮原知子がショートで首位。
未公認なので審判も点数が適当というか、つけすぎでしたが、さすがの安定感。
ですが20歳で落ち着きすぎて華がな無いという致命的な欠点があります。

また、世界レベルでは、どうやってもザギトワに勝てないということが演技前から
確定しているので、興味を持って見ることが出来ないという、悲しい宿命を持った
選手でもあります。

本郷理華は、見ていて悲しくなってくるので、もう潮時かと思います。
リバーダンス大好きでしたが、今は見ていてこちらが涙が出るほど落ちていて
ちょっと見るのが辛い。

紀平梨花はショートはダメでしたが、フリーで一発逆転もありえますね。
トリプルアクセルが2回ありますし、公認ではないので、審判も空気読んで
大盤振る舞いしてくれる可能性も大きいですので。

18位の本田真凜は、華があって期待感がありますね。
マスコミもバッチリとりあげますし、ファンやアンチも含めて、ネットニュースの
ビューが圧倒的に高いということがわかります。

というか、本田真凜でかくなった。どこまで身長伸びるんだろう。
というか、樋口新葉パンパンだった。どこまで太るんだろう。
あと2年くらいしたら体系が落ち着いてくるのかなと思いますが。

それにしてもフィギュアは、女性の体型変化が顕著に影響するので、大変ですね。
オリンピック出場の年齢も、ジュニアとシニアの線引も再考する必要が
出てくるかもしれません。
14歳の選手が4回転をポンポン飛んでいる状況、
紀平梨花みたいな女性なのに体脂肪率1桁台(普通、乳房の脂肪があるので、
そんな数字にするのは無理)という男性アスリート体型の女性が出てきている
(ちなみに、これは初潮前に継続的・専門的トレーニングをしていないと無理)。

などなど、これは色々な論点が出てきそうな問題で、女子中学生・高校生の
陸上選手への鉄剤注射と並んで、真剣に議論しても良いことかもしれません。

フィギュアなど、見ているこっちは楽しいですし、どうせ次から次へと
新しい選手が出て、マスコミもヒロインを作り上げるでしょうから、
無邪気に楽しむことはいくらでも出来ます。

ただ、本当にそれでいいのか?という疑問も私の中にもありますし、
皆さんの中にもあるのではないでしょうか。

これは継続審議ですね。

悲報:RedBull HONDAじゃなかった件

2018年12月22日 00時19分27秒 | F1
旧聞に属する話となってしまいますが、F1で来季からHONDAエンジンが載る
レッドブルですがFIAから12月1日に正式エントリー名(チーム名)が発表されました。

「ASTON MARTIN RED BULL RACING」

です。
チーム名に社名を入れてもらえないということは、厳密に言うと
契約はワークスではないということですかね?
まぁ、契約のテクニカルな話はこれ以上は外部からはわかりませんが、
確実なことはチーム名には「HONDA」の名称は入っていないという事です。

想像でしかないですが、レッドブル・レーシングではなくてレッドブル・テクノロジーと
契約してレッドブル・レーシングとトロロッソの2チームにテクノロジーから
エンジンを供給しているということなんですかね。

F1の憲法であるコンコルド協定は、最新のものは門外不出なのでわかりませんが
今回の契約にも、コンコルド協定に当たらずに、それぞれのエンティティの利益が
確保できるように、何かしらの技をつかっているのだと思います。
もしくは、単純に金の問題だけかもしれません。

流石にエンジン名は「タグ・ホイヤー」ではなく「HONDA」でしたので
最低限のプライドは守ったのかなという印象です。

ちなみに2軍のトロロッソの方は「RED BULL TORO ROSSO HONDA」でしたので
やはりお金の問題かもしれませんね。

今後、ホンダエンジンが結果を出せば、2020年シーズン以降に
「RED BULL RACING HONDA」の名前に昇格出来るのかもしれませんw

ただ、HONDAの山本モータースポーツ部長は、
「来年ダメだったらHONDAがF1やってても意味ないから参戦なんかやめちまえ」
と、日経ビジネスのインタビューで息巻いてるという、何だか不明な気合の入れ方
だったので、本当にそうならないことを祈ります。

テレビなどでは2019年から(特に日本向けには)「レッドブルホンダ」って
普通に言われるんでしょうけど。正式には、まぁ、そういうことですよ、っていう話でした。