鈍いなまくら刀で社会を斬る!

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小幡績「日本は終わりだ」と喝破

2020年03月04日 01時26分26秒 | 考え事
小幡績がNewsweek日本版で書いた「日本はもう終わりだ」というコラムが話題になっています。
一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ

残念だけど、これはそのとおり。
彼は教育を大事にしていない、というポイントから話していますが、
それ以外でも今回のCOVID-19騒動でわかったことは
政治家のレベルの低さと、それを選んでいる国民のレベルの低さです。

日本は経済成長をしていないし、賃金は全く上がらない。
株価が上がろうが下がろうが庶民の生活には全く影響がないし関係ない。
という日本の終わりも、本筋としてありますが、それ以上に
基本的な知性や国民性、民度というものの低さが明らかになった
というのが本当のところかと思います。

「知性のない判断」をすることが日本人は昔から得意で、
逆にそれを美化する傾向がありますが、それが現代でも全く変わっていませんでした。

・山手線の車内で、咳をしたことを発端にした怒鳴り合い
・マスクをめぐる横浜での殴り合いの喧嘩
・いまは戦時中と一緒だから一丸となって乗り切ろう!の精神論
・全国一斉休校の根拠のなさ
・自粛しないことへの村八分的な差別
・感染者への差別
・科学的根拠のない商品の乱売
・トイレットペーパーやティッシュペーパーの買い占め
・行政の能力の低さ

などなど、いくらでも出てきますし、誰もが感じている事だと思います。
こりゃ戦争負けるよな、っていうこの国民性。

多分、いま日本に生を受け、生活している人達は、逃げ切れると思います。
しかし、2020年に小学生くらいの子たちが、大人になって家庭を持ち、
子どもが生まれたら、その子ども達は、日本と一緒に沈没するか
海外に活路を見つけるかの選択肢を選ばなければならないでしょう。

グレタさんが言っている大人の責任とは、こういう事です。

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