鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

ヤフコメでの「!」連発

2019年08月12日 01時01分06秒 | 社会
ヤフコメで、
「ご冥福をお祈りします!」とか
「遺骨が見つかってやっとご家族の元に帰れるんですね!」
とか、いわゆる「びっくりマーク(感嘆符、exclamation mark)」を付けるのは
流行りなんですかね?

ヤフコメは年配の方が多いので、「!」って書いたら若い人っぽい感じで
カッコいいと思っているんですね、多分。

天皇や上皇に対して、バカ丁寧な言葉でコメントを書くヤフコメの人と同じ感じですね。
無駄に謙譲語や尊敬語をつけまくって書くやつ。

あと関係ないけどフェイスブックにやたら「感謝」とか書いちゃう人もいますね。
なんか気持ち悪いですね。

「長いよ」って言われる前にこの辺で。

米デルタが成田から羽田に、というか韓国仁川に。

2019年08月11日 16時39分51秒 | ビジネス
アメリカのデルタ航空が成田から羽田に日米路線を集約するニュースが出ました。

成田は都内から遠いから羽田になるのもしょうがない的な論調が多いですが、
このニュースで一番のトピックは、実は成田から仁川(インチョン)にデルタのアジアハブが
移動したことです。ほとんど触れられていませんが。

デルタは長年、成田をアジアのハブ空港として位置づけて使ってきました。
しかし、その役割が今後は、仁川に移されるということが、一番のトピックであり
日本としての問題なのです。

これ、記事としてマスコミが大きく取り上げないのは不思議です。
「反日ムーブメントが起きている韓国に米デルタのアジアハブを奪われた」とか、
アクセス集中する売れる記事になると思うんですが…。

実際の話しとしては、韓国政府は仁川をアジアのハブ空港にすべく戦略的に計画を
進めてきましたが、日本政府は成田をハブ空港にしたいという気持ちはあっても
戦略的に、具体的に有効な手を打ってこなかったので、あっという間に抜き去られてしまった
というのが実際のところです。

この日本政府の失態を「不都合な真実」として、国内ではあまり大きく取り上げていませんが、
ちょっとした気遣いなんでしょうか。ストーリーとして売れる(アクセスが稼げる)記事に
なると思うのですがね…。
それとも、既に仁川対成田では、10対0で負けているから、15対0になってもニュースには
ならないということですかね。

国際競争の中で、日本は色々なものがどんどん沈下していきますね。
耳障りの良い事実だけ流して、日本スゴイ、日本まだまだスゴイ、日本ほんとはスゴイ
って言い続けて、なんとなーく、物悲しいですね。

日本郵政って反社じゃない?

2019年08月11日 00時39分00秒 | ビジネス
日本郵政が、かんぽ生命保険等を不適切に販売していた件ですが、
恐らく一般の民間企業に勤める営業職の人達全員が思ったことを先ず書きます。

ノルマがあるの、当たり前です。
ノルマがあった上で、不正無しに売るのが営業の腕です。
営業を2〜3年やってもノルマを達成出来ない人は、営業の才能ないので
異動希望を出したり、転職するのが当たり前です。

日本郵政の内実は詳しく知らないけど、社員のみなさん、
あんまり世の中をナメたやり方をしない方が良いですよ。

まあ、そもそもそんなバリバリやるつもりなくて入社していたけど、小泉純一郎のせいで
民営化されてこのありさま、という事もあるので少しは同情しますが、
普通の民間企業はもっとギリギリのところでコンプライアンスを気にしながら
着実に売上を上げていますからね。

で、こんな詐欺的な売り方が常態化しているとなると、日本郵政は半グレと同じですね。
高齢者に対して詐欺行為をしているのですから。
オレオレ詐欺と変わらない完全に反社と言って良いでしょう。

反社会勢力の定義って、ざっくり言うと、(日本郵便は暴力こそ使っていませんが)、
暴力や暴力を匂わせて脅す、または人を騙し、人から不当/不法に奪い取ったお金で
組織運営をして生活をしている組織を反社会勢力と言います。
ですので、組織ぐるみで高齢者を騙して金を儲けて給料もらっている日本郵政は
反社で確定です。

そうなると、日本郵政の社員に家を貸している人とか、日本郵政の社員に銀行口座を
出している銀行とか、当然日本郵政と仕事している企業や、日本郵政に郵便事業を
委託してお金を払っている我々とか、みんな反社に加担していることになりますが。
そういうことでいいすかね??

CMに出ている窪田正孝は日本郵政という反社の広告塔になった訳ですから、
ギャラを寄付するとかしないともう駄目ですね。

でもそんな話になることはまずありえません。

結局、大学を出たエリートが運営する組織が高齢者を騙して金を奪ってもセーフ。
中卒でチンピラにしかなれない奴が運営する組織が高齢者を騙して金を奪うとアウト。
世の中は不公平ですね。

現象としては、高齢者を騙して金を奪うなんですが、反社って言われたり
反社って言わなかったりするという話でした。

夏の甲子園に水を差す、中学生75%がヒジのケガ

2019年08月10日 17時34分04秒 | スポーツ
中学校のトップレベルで野球やっている子どもは無理な練習によるケガが多いみたいです。

夏の甲子園に水を差す事態につながる記事なので、ほとんど取り上げられていませんが、
マスコミにもご都合がございますのでしょうがありませんが、
そういう調査が表に出てきています。
よく言う「不都合な真実」ってやつです。

日本少年野球連盟は、硬式野球の東日本所属の6,500名の選手から、
全国レベルのトップクラスの中学生の選手49名を抽出して、医師による
ひじのエコー検査をしたところ、37人、75%にケガ(障害)が見つかりました。
検査したのは、何百例とトミー・ジョンをしている慶友整形外科病院の先生なんで、
診断は間違いないでしょう。

まあ、職業で野球をやっている人はケガはしょうがないですね。
別に野球じゃなくても道路工事してても、オフィスワークでもケガや病気は
起こりうるものなので。

でも、スポーツとしてやっている子どもでこんなに多いのは異常だと思いますね。
高校生なら、自分の未来がそこにあるかどうかわかるでしょうし、
興行やビジネスという面が多くあるので、金のため、観客の為にはある程度のケガは
しょうがないと思います。

しかし、小学校高学年とか中学生だと、ちょっと可哀想ですね。
日本少年野球連盟は、この結果を受けて東日本の大会についてはピッチャーの球数制限を
来週からの大会で導入するそうです。良かったです。

貧乏な子どもは貧乏とか、虐待を受けた子どもは虐待をするとか、負の連鎖、
負の再生産を止められるのは、こういう(広義の意味での)サイエンスしかありません。

もう、やめようよ。
いつの時代だよ。っていう。ね。

目からウロコの日本製品不買運動!

2019年08月07日 00時04分15秒 | ビジネス
ちょっと面白(?)ネタを1つ。

今日、取引先の中国人に言われたことなんですが、

「韓国人は日本製品の不買運動しているみたいだけど、だとしたら
 輸出規制と言われている日本製のフッ化水素も買わないってことだよね?」

あれっ?
うん??

確かに。

不買運動しているってことは日本のフッ化水素とかもいらないってことですよね?
だとすると、なんで不買運動が始まった??

ニワトリとタマゴ?
裏の裏は表?
トートロジー?

なんか目からウロコw

津田大介あいちトリエンナーレであっぱれ!(byハリさん)

2019年08月06日 02時12分57秒 | 社会
いやいや、津田大介とんでもないことしでかしましたね。

表現の自由を訴える展覧会で、脅迫に負けて展示を取り下げるという最低の所業。

まあ、ジャーナリストなので、書いてお金になるものしか書かないという人なので
表現の自由で一儲けしようと思っていたんでしょうけど。
ちょっと今回のはひどすぎます。

本件について、マスコミはどのような論点をどのように表現すべきかネットの風向きを
読んでる最中で、誰も問題のこの核心部分がわからず、展示内容(コンテンツ)自体や
税金が使われているという上辺の話しか流れていない気がしますが、
そんな話は、この問題と比べれば些末な話です。

簡単に言うと、「表現の不自由展」という展示会が脅迫に負けた、ということです。
それは取りも直さず、「表現の自由がテロに屈服した」ということに他なりません。

津田大介は今回の展示の芸術監督という役についているわけですが、
自分が集めたものが芸術であり、表現の自由を象徴しているものだと、
少なくとも津田大介本人が考えて作品を集め、展示している訳ですよね?

なのに脅迫に負けて展示を中止してしまいました。
表現の自由が絶対に負けてはいけないものが脅迫や暴力なんじゃないんですか?

FAXでの脅迫文は完全にテロです。
警察に通報し脅迫しているテロリストを調べてもらい、警備体制を強化する。
自分も毎日会場に行って見回りや、現場に常駐して何かあったらすぐに駆けつけるとか、
そういう出来ることは全てやって表現の自由を守るっていうことをしないと駄目なはずです。
ガソリンの携行缶を持って突っ込んでくるテロの実行犯がいたら身を挺して展示を守る。
それが言論の自由を守るということです。

そこまでやって守るべき芸術作品が、あの少女像なんですよね?
わかってますかね?
津田大介さん。

記者会見も「脅迫には屈しない!」とか「暴力で表現の自由を奪うのか!」とか吠えまくる
かと思ったら、政治家みたいな受け答えで終わってしまいました。
なんか魂抜けたようなフワッとした記者会見でした。

恐らく、自分の甘さに気がついたんでしょうね。

津田大介もバカではないので、表現の自由・言論の自由を掲げて
自分はあの少女像を命がけで守る事が出来るのか?
表現と言論の自由のために自分がテロリストに対峙して命を捧げて守るのが
あの少女像なのか?
と脅迫を受け、命の危険にさらされてみて、やっと本当に深く考えて
自分の命と引き換えにあの少女像を守るとか、バカバカしいと思って
展示の中止をしたんでしょう。恐らく彼にも家族がいるだろうし。

もし、空虚な政治的シンボルを展示する「表現の不自由展」を企画し、
オープン後にその企画内容について脅迫を受けて、企画を自ら途中で中止することによって
「表現の自由」「言論の自由」に対する議論を喚起する、ところまでを含めた展示物
だったのでしたら、私の間違えです。謝ります。

体を張り自分の信用を失ってまで「表現の自由」に殉じた津田大介、
あっぱれ!(by張本勲)と言えるでしょうw

テレビ番組のコメントそのまま記事にする

2019年08月05日 00時32分54秒 | エンタメ
高嶋ちさ子が旦那に300万円の時計を買ってもらった話。
テレビ番組で言った話をそのまま記事にしたスポーツ新聞も楽な商売ですが、
僕が大好きなヤフコメを見ていたら、

「こんな記事何のために書いてるの?」
「だれとく?」
「テレビのことを記事にしてどうするの?」

ってコメントがありました。
結構、それに対してマジレスが付いていて
「高嶋ちさ子みたいな嫁をもらった奴が悪いことを世に知らしめる記事」とか
「ゲーム機を真っ二つにする嫌な女だということを世に知らしめる記事」とか
真面目なコメントしていて、驚きました。

本当に真面目なコメントなんですかねぇ…。

こういう記事が出てくるのは、(私も含めて)読んでくれる人がいて、
そういうコメントを書いてくれる人がいるから。
読んでくれてコメントが書かれれば、広告収入が上がる。
君らのビューとコメントがスポーツ新聞やヤフーの養分になってるんだよ。

ってそんな事も知らないんですかね。
知っていて、あえて知らないふりをしたコメントしているなら良いんですけど。
まぁヤフコメは中高年のたまり場なので、ネット関連には弱いという可能性は高い。

今のネットは(ほぼ)全て広告モデルで成り立っているということを知らないのは
困ったものです。

ヤフコメ民に幸多かれ!

お互いにホワイト国除外って非常にフェアな話ですね

2019年08月03日 00時43分58秒 | 政治
なんかホワイト国除外とかで韓国が大騒ぎらしいですね。

日本で生活している韓国人(私のcollegue)のところに韓国から

「日本で生活していて大丈夫か?」
「なにか迫害を受けてないか?」

って連絡きているらしいです。
その日本にいる韓国人は「え?何のこと?」って返したらしいですw

日本のマスコミが、変な報道ばっかりしていますが
日本では日本に住む韓国人に対して何か非難をしたり、
新大久保界隈の店をボイコット/不買しようとか、全くありません。

何なら今、ソウル行ったらすいてて、サムギョプサル食べ放題じゃね?
くらいの感覚。

一方、韓国では日本製品を買わないとか、日本人を非難したりしています。
日本にいる韓国人はフラットで普通に暮らしている(そうせざるを得ないというのもありますが)
のですが、韓国にいる韓国人は何をムキになって差別主義者的な発言をしているのでしょうか。
不思議でなりません。

ホワイト国(って、すでに言わない表現で今は『別表第3の地域』)から除外されて、
リスト規制とキャッチオール規制の網にかかっても、
別に経産省に普通に申請すれば良いだけですからね。むしろ、経産省側の許認可の手間が
増えるだけですから。申請書類も役所なんで、体裁が整っていたら否認する理由は
ほぼありません。もし、経産省が申請に難癖つけたり、受付をわざと遅らせたりするような
ことをしたら、その時こそ、WTOに提訴すれば良いだけですよ。

韓国も日本をホワイト国から外したらしいですから、逆に韓国の輸出の許認可をする部署が
難癖つけてきたら、日本が韓国をWTOに提訴すればいいだけです。

外交は相互主義ですので、お互いに同じ状態を維持すれば全く問題ありません。
日本は韓国をホワイト国から外すけど、韓国が日本をホワイト国から外すのに反対するとか、
変なプレッシャーをかけるとかなら問題ですが、日本が外す、韓国も外す。
これでレシプロシティ(reciprocity)は担保されますのでお互いにフェアな状態です。
それって全く問題ないですよね?

何度も言いますが、日本が韓国に不平等な要求をしている訳ではありません。
日本は韓国をホワイト国から外す。
韓国も日本をホワイト国から外す。

とてもフェアな話なので、我々は何も気にする必要はなく、報道だけが部数や視聴率を
伸ばすために、大騒ぎしている。

ただそれだけのことです。

マツダのブランディングの話

2019年08月01日 00時19分33秒 | 自動車
マツダは、アテンザをマツダ6に、アクセラをマツダ3にしたのに続き、
デミオをマツダ2に変更するそうです。
これでハッチバックやセダン系は数字に、SUV系はCX-nと頭にCXがついた数字に
国内でも統一されます。

こうなると注目は(日本だけの問題ですけど)ロードスターですね。
MX-5に変更すのかどうかですね。ちなみに海外の車種はすでに英数字で統一されています。

そしてこの数字化については高齢者が集うヤフコメでは非難轟々のようです。曰く、

「数字を聞いてすぐに(どんな車か)思い出せない」
「名前の方が愛着が湧く」
「そもそもマツダの車は全部同じ顔に見える」

まぁ言いたいことはわかりますw

ただ、マツダはこういう絶対にマツダを買わない層の人たちがネットで上げる無責任で
無知で幼稚な大声を無視すると決めたわけです。
おまいらが何を言ってもオラしんね。って。

何故なら、マツダは広島のクソ田舎にある本当に小さな自動車メーカーでしかないからです。

とってもわかりやすい数字で言いますと、2018年のマツダの世界販売台数は161万台です。
たった。

世界トップのVWグループは、1,083万台。
ルノーグループが、1,075万台。
トヨタグループが、1,059万台(マツダは入ってない)。

自動車メーカーとしてはトヨタの約1/7くらいの規模しかない会社です。
ちなみに、カローラだけでも世界で年間120万台近く売ってますからねトヨタは。

他のメーカーを見ても、フォードでも598万台ですし、
ルノーグループとの統合で一時話題に上がるも、ヤフコメを中心とした多くの人達に
「FIATなんか見たことねーよ」と悪態つかれたFCAでも484万台。
日本では誰も見たことのないツチノコ、ヒュンダイでさえ459万台です。

どれだけマツダが小さい会社かということがわかります。

そうなると必然的に、ブランディングは「マツダ/MAZDA」でやるしかありません。

では、このマツダのブランディングとは何かというと、簡単に言うと世の中の人が
「あの人、何乗ってるの?」って質問した時にトヨタのクラウンに乗っているなら
「クラウン」って答えますが、BMWの5シリーズに乗っていたら「BMW」って答えます。
「5」とは答えませんってことです。
もし、AUDIなら「アウディ」ですし、メルセデスなら「メルセデス」って答えます。
誰も「A6」とか「E」とは答えません。

車種で答えずメーカー名で世の中の人が答える存在になりたい、これがマツダの
ブランディングの考え方なのです。マツダを選んでもらって、その中でライフスタイルや予算に
応じた車種をチョイスしてもらう。
それが小さな自動車メーカーマツダのブランディングの必然なのです。

そして、車種を表す英数字はただの記号でしかないですが、その英数字が示す中身というものが
重要で、ややこしく言うとシニフィエ(中身、概念)とシニフィアン(記号、音、文字)という
ソシュール(言語学の大家)の世界ということです。

シニフィエとシニフィアンとは、1対1の絶対的な関係があるわけではありませんが、
一定の文化圏の中では慣習的に1対1関係が成立します。
それを今回に当てはめてみると、デザインが良くてクオリティの高い車をつくり続けることが
出来れば、そういう事実(fact)を積み上げていくことが出来れば、
「マツダ(シニフィアン)」といえば
「かっこいいデザインで燃費もよく運転が楽しいクルマ(シニフィエ)」を指すようになり、
そのようなイメージが一旦出来あがれば、消費者はそういう目線で見続けてくれる。
という好循環が生まれるということなのです。

逆にもし「(マツダ)2」が駄作であったとしても、「6」「3」がよければ、
マツダという会社自体のブランディングには影響しません。
何故なら、たまたま「2」が失敗しただけであって、マツダというブランドは揺らがない
というふうに自然と消費者は考えるからです。

ついでに言うと、これをサブブランド戦略と言います。
これをわかりやすい例で言うと、自民党です。
自由民主党というマスターブランドがあり、そのマスターブランドの下に
「細田派」「竹下派」「二階派」「岸田派」といったサブブランドがぶら下がっていて、
もし「二階派」が下手こいても自由民主党本体には影響ない。
そういうポートフォリオ型のブランディングと、しっかりしたマスターブランドとを
組み合わせていく戦略です。

ただ、何事にも例外はあって、マスターブランドとサブブランドの関係でいうと
メルセデスのGクラスに乗っている場合は大体「ゲレンデ」って答えますし、
マツダのロードスターに乗っている場合は「ロードスター」と答えます。
トヨタの86もそうですね。「86」って答えますよね。「トヨタ」とは答えません。
これらは例外で、サブブランドがマスターブランド関係なく成立するような
名車を生み出したということになります。

この例外こそが大事な流れで、マスターブランドをけん引してくれる存在とて
先ずはマツダが目指しているところになります。
マツダというマスターブランドをつくりあげるためには、サブブランドの車が
事実(fact)として、デザインが素敵で、運転していて楽しい車であり続けなければ
なりません。

そして、サブブランドとしてロードスターのようなイノベーティブな車をつくることが
出来れば、マスターブランドとしてのマツダは安泰なのです。

ブランディングとは、広告やコピーライティング、イメージキャラクターなどは
ほとんど意味はありません。
ブランディングとは、商品という厳然たる事実(fact)と時間とを積み重ねしかなく、
マツダはそこに真剣にチャレンジをし始めたのです。

マツダは吹けば飛ぶよな小さな会社だけに、しっかりとした意志を持って「マツダ」
というブランド(マスターブランド)を立ち上げていこうとしている訳で、
そのための一歩が車名変更なのです。