鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

日本の技術の無さ

2014年06月30日 23時24分00秒 | サッカー
日本代表を含めて、日本は技術力がない。

勿論、昔(釜本・杉山や木村・金田時代)に比べれば技術はある。

しかし相手のプレッシャーがある中での技術力は、かなり低い。
ノンプレッシャー下では、世界ランク10位以内に入る。
しかし、プレッシャー下では50位(FIFAランクと同じくらい)だろう。

ザッケローニ監督も「メンタルの弱さ」という意味のコメントを残したが、その通りだ。

こればかりは、生まれ持ったものと場数に依存する。
遠藤がなぜこの歳まで代表に呼ばれるのか。
簡単に言うと、緊張するような場面でも、いつもの技術が出せる、という事が理由である。

こればかりは小学生から、本を読んで、みんなの前で自分の意見を言う。
そしてディベートする。というような訓練を地道にしていくしか無いだろう。

遠回りだが日本がサッカーの技術力を身につけるには、
日本人のメンタリティを変えいくしかないのだ。

ブラジルは優勝出来ない

2014年06月29日 09時56分22秒 | サッカー
ブラジルは優勝出来ない。

優勝するチームは予選で苦戦しても、大体しりあがりに調子を上げていくが
普通だが、ブラジルは調子があがらない。

もともと個人の力と才能による、インプロビゼーションというのが
どうしても好きになれないので、好きなタイプのサッカーではないという
偏見もあるのだが。

ブラジルはコロンビアには勝てない。

万が一勝ったとしても次のドイツには勝てない。
しかしながら(僕の適当な予想に反して)それでも決勝まで行けたとしたら、
決勝はブラジルとアルゼンチンだろうから、そうなれば優勝する可能性がある。

ちなみにオランダは無理。
優勝チームのクオリティはない。
予選リーグがピークと見て良い。
初戦のメキシコに勝てれば調子に乗るかもしれないが、メキシコには勝てないだろう。

本命はドイツ。

フランスとアルゼンチンが伏兵。
ユニフォームのカッコよさだけなく、今大会ではデシャン監督の元、
トーナメントに勝ち上がってきてなお、伸びしろがあるフランスは、面白い存在。
キーとなるのはベンゼマの出来。彼の調子が上がればチームとして決定力が出る
ので、伏兵となる。ベンゼマの調子が上がらなければドイツに負けておしまい。

アルゼンチンは段々とメッシの使い方がわかってきた感があるので伏兵の筆頭。
前大会からの4年を経て、メッシがチームの一員感が出てきている。

今では
「バルサではちゃんとパスも来るのに、代表では来ない」
「バルサではもっと皆走るのに、誰も走らない」
「バルサでのように、僕を理解してくれパスをくれる選手がいない」
「しょせん、こんなものさ」
と不満を根底にした諦めがあったが、バルサ自体が調子を落としている今、
今大会は何とかしようという気合が見える。

マラドーナというスーパーがいたが、ちゃんとスーパーがスーパーとして機能して
チームとしても一体感があったメキシコ大会のアルゼンチンのように思える。

決勝はドイツ対アルゼンチン。

パスサッカーの終焉

2014年06月28日 18時58分42秒 | サッカー
スペイン代表を頂点とするパスサッカーは今大会で終焉を迎えた。
今大会は個人の突破が結果に結びついている。

評論としては面白いが、そういう流れの中、日本はどうするか、
が大事である。

「日本らしいサッカー」をすれば良い。が答え。
では、その「日本らしいサッカー」とは何か。

先ず日本選手の(良い・悪い両面の)特徴をみてみよう。
 ・規律がある
 ・俊敏性がある
 ・技術力がない
 ・精神的に弱い
 ・分析力がない
 ・判断力がない
 ・決定力がない
 ・守備力がない
 ・体格が良くない
 ・リーダーシップを取れる選手がいない

おっと、いいところがほとんど見つからない(苦笑)。

結論を言うと、
「高い位置で激しい守備をしてボールを奪ってからのショートカウンター」が
日本の選手には向いている。

日本選手は、体格に劣り、技術力も低い為、ゆっくりとした攻めは出来ない。
同じように引いての守備も出来ない。

だからなるべく高い位置で激しく(明和スライディング部隊くらい)ボールを奪い、
瞬間的に全員が前を向いて攻めに転じることが必要なのだ。

勿論、そのようなサッカーをすれば、相手はロングボールでチーム全体を後ろに
下げさせようとしてくる。それは織り込み済みで、日本のサッカーの基本的な
スタイルとしてそういうサッカーをするのだ。そしてそれにあった選手を育てていく。

スペインのサッカーもそうであったはずだ。スペインの「パスサッカー」は
前線からの激しい守備がポイントだった。相手のボールを高い位置で奪ってマイボールにする。
ただ、スペインの選手は技術力・分析力・判断力があるので、
そのまま速く攻撃をしても良いし、ゆっくりと攻めることも出来る。

相手が前掛かりになろうとした瞬間にボールを奪って、相手の陣形が整う前に
縦パスを入れて、DFを集める。あいたスペースに走りこんで横パスを貰う。
そこをDFがカバーしに来る前に逆の空いているスペースに別の選手が走りこんで
そこにパス。そうしたらもうペナルティエリア内だ。
シュートしても良いし、キーパーを抜きにかかっても良い(笑)。

「パスサッカー」の裏には前線からの守備がある。ニコイチと言っても良いくらいの
セットになっているのだ。
それが今大会でのスペインは前線からの激しい守備の連携がとれていないのと、
そのスピード・体力が落ちていた。それが敗戦の原因だ。
ボスケがバルサ=代表から脱却しようとして、かつ、若返りにも失敗した結果が予選敗退だ。

話を日本に戻すと、日本選手に突出した個人が出てくれば良いとは思う。
ロッペン、ハメス、ロナウド、ジェルビーニョ、メッシ、ネイマール、
そのレベルの突出した選手だ。
しかしそれを待つことは出来ない。そういう選手が出てきたら、それはラッキーと
考えて日本の基本的なスタイルに飛び道具が備わったと考えればよい。

ポイントは決して今回のように個人に依存しないことだ。
「日本らしいサッカー」というスタイルに固執することは良いが、絶対に
本田や香川に依存してはならない。スタイルの味付けに個人を活かすことは
良いことだが、個人に依存したチームをつくると、その個人が調子を落とすと
「日本らしいサッカー」が出来ずにチームもまるごと沈没するという、
今回のようなことが起こるのだ。

未だ、日本のサッカーの歴史は浅い。
更に、日本人は歴史や過去を振り返ったり、重層的に積み重なるものを
見ないふりをすることが得意という、良くも悪くも稀有な国民性を持つ。

日本サッカー協会には、歴史や過去、脈々と続く時間というものを考慮に入れ、
骨太のスケールの大きい決断をして欲しいところである。


サッカー協会へ

2014年06月28日 10時39分00秒 | サッカー
日本サッカー協会のみなさん。

あなた方は、スポンサーから何百億円のお金を集め、代表監督を決定し、
メディアを自由にコントロールする立場にあります。

それもこれも、良い結果を残す代表選手がいて、それに熱狂するファンがいるからです。

ですので、成績が悪ければ、その力も失います。
そこを勘違いしないで欲しい。

権力の中枢に入ると、批判は自分とは関係ない、永遠にこの力は続くと思いがちだが、そんなことはない。

すぐに辞めざるをえない事態に陥る可能性もあるのだ。
経営者として悔いのない判断をして、強い日本代表を維持して欲しい。

代表が弱ければ。クビだよ。

負け戦の後のあれこれ

2014年06月28日 09時01分56秒 | サッカー
我らが日本代表の敗退が決まったあとのあれこれ。

試合後、涙を流すほど自分をコントロール出来ない選手。
インタビューで感極まる選手。
涙も出ない選手。

色々いた。

メディアも、ここぞと昔の話や、大会前の裏話をいま持ち出して叩き始める会社。
良くやった、悔いはあるがやむなしという会社。
色々ある。

後からは何でも言えるので、「あの時、こうだと思っていた」的な記事は、
全く価値が無い。ゼロ。
今考えればという話しなら誰でも書ける。

その時に起こった事を歴史・経験・データ・勘を信じて、それを評価するのが、
メディアの仕事だ。
特に文字を使う業態にとっては、そこが生命線のはずだ。
メディアも育って欲しい。

協会の大本営発表だけ信じて、スポンサーの意向を気にしている大政翼賛会的な
日本の大多数のメディアは、自分を恥じるべきだ。
自分の子どもに顔向け出来ないようなことをしないようにする必要がある。

そして戦いの敗戦の責は監督にある。
しかし、僕はザッケローニ監督を、今大会だけで非難する気にはならない。

4年間という積み重ねがあって、その集大成が今大会だったという流れがあるからだ。
この4年間は、メンバーを固定しすぎるという批判もたまに出てきたが、
日本サッカー協会は、それについてザッケローニ監督に直接伝え、話し合いをして
いなかったと想像される。
なぜななら、雇い主である協会から話があれば、監督はある程度話を聞く必要が
どうしても出てくるからだ。嫌なら自ら辞めればよいし、直らなければクビにすれば良い。

しかし、そういったことがなく4年間、そのままで来た。

あの時の判断が「何年か後にワールドカップ本大会で効いてくる」とは、
誰も想像していなかったが、現実はそういうことが多々ある。

先ず監督・選手・現場スタッフには「おつかれさま」と言いたい。
そして、サッカー協会には今回の敗戦を客観的に分析をして欲しい。
その分析の上に立って、次の4年への一歩を踏み出して欲しいのだ。

サッカーに限らず、スポーツは人間がやるものである。
人間がやるものについては、その国の国民性や文化が色濃く反映される。
今の日本代表は、我々日本人のウツシカガミだと思えばいい。

だから応援するし、期待するし、悲しむのだ。


KitKat

2014年06月26日 23時46分00秒 | 考え事
KitKatへのアップデートは出来ないのか。僕のスマホは。

ちょうど一年前に買った当時の最新だったが。

いつからだろう、OSは最新に限るという風になったのは。
Windows95からかな。
枯れている方が安定して良いと思っていたのが、全く違う価値観が出てきたように思う。

今は最新が出れば、先を急いでアップデートしている。

以外な戦犯

2014年06月26日 00時20分31秒 | サッカー
今大会の負けた責任は、勿論監督にある。

レギュラー選手側の責任は

1位 本田
2位 香川
3位 岡崎
今週のスポットライト 川島
4位 吉田

川島は、特に何もなく。
上手くもなく、下手でもなく。

スーパーセーブもなく、判断もイマイチ。
フィードも普通。

足元のプレーはおぼつかない。

日本のサッカーには西川の方があっていた。


敗退

2014年06月25日 07時01分00秒 | サッカー
残念ながら1勝も出来ずに敗退した。

何度も書いたが、調子の悪い選手を使い続けると勝てないという当たり前の結果だった。

ただ、それだけ信頼があったのだろう。

方向性は良いと思う。

ただ、調子の悪い選手は出さない、もしくは交代すれば良いのだが、
それをやらないのは監督の責任だ。

残念でならない。



ギリシャ戦の復習

2014年06月24日 23時05分00秒 | サッカー
先日のギリシャ戦の復習。

10人がゴール前に待ち構える中、
横パスを飽きるまでグルグル回して、
左右のディフェンダーがセンタリングを上げて、
跳ね返されてセカンドボールはギリシャが拾う。

それをまたカットして、
横パスを飽きるまでグルグルまわして、
左右のディフェンダーがセンタリングを上げて、
跳ね返されて、
またセカンドボールをギリシャが拾って、
それをまた日本がカットして…。

以下同文。

今大会最低のツマラナイ試合と評されるだけある。

我らが日本代表が、こういう試合をしたことを、ちゃんと覚えておこう。


消化試合のスペイン対オーストラリア

2014年06月24日 22時23分52秒 | サッカー
消化試合のスペイン対オーストラリアは、スペインの圧勝だった。

消化試合なので、参考にはならないが、ビジャとマタは、調子が良さそうだった。

彼らを出していれば結果は違ったかも知れない。

完全に結果論だが、ボスケには責任がある。
チームづくりに失敗した責任だ。

それは、ザッケローニにも言える。

「負けて良かった。学ぶものがあった」などと言うメンタルの持主をレギュラーで使い続け、
そして本田と香川という調子が悪くチームに貢献しない選手を使い続けた
責任だ。

まだ敗退も勝ち上がりも決まっていない今だから書いておく。

エースの役割

2014年06月23日 23時50分00秒 | サッカー
メッシはさすがだった。
最後の最後にエースとしての役割を果たした。

日本代表はどうかというと、ダブルエースの本田と香川が調子をかなり落としている。活躍は望めない。

そして、本田と香川を中心にチームをつくってきたので替えがいない。

ザッケローニ監督は、もう心中するしかない、と腹を決めているだろう。

今回のワールドカップの日本代表の旅は終わりが近づいている。

追伸
そして今大会のアジアの低迷は、出場枠の減少も招きかねない。これは大問題。

イマダ1ショウモデキズ

2014年06月23日 19時10分39秒 | サッカー
アジアのレベルが落ちているのか。
アジア以外の国のレベルが上がっているのか。
どちらにせよ、相対的にアジアのレベルが落ちている。

とにかく、日本・韓国・イランのどこかに予選リーグ突破をして欲しい
(オーストラリアは、既に予選落ち確定)。

アジアは未だ引き分けのみ。
思っても見なかった目標設定だが、先ず1勝を!



松たか子とMay J.

2014年06月22日 19時51分00秒 | 考え事
松たか子とMay J.は、二人共、アナと雪の女王の劇中歌、通称レリゴーを歌っている。

松たか子は、映画の劇中歌を歌っている。
May J.は、CDを出している。
CMの露出は、同じくらいか。

しかしながら、CD売上やカラオケランキングなどは全て松たか子の勝ちらしい。

May J.は、歌はうまいが、うまいだけ。
松たか子は、味というか、何というか、まぁ簡単に言うと味か、とにかく、味のある歌で心を動かす。

超絶技巧で感動するのも確かだが、やはり歌手の気持ちで感動するのだ。