鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

裁判員制度

2014年09月30日 23時07分07秒 | 考え事
裁判員制度にともなう、精神的な苦痛を訴える人が多い。

ショッキングな証拠品などを直視しなければならないことはあるだろう。
その部分には国としてサポートが必要となる。

しかし、裁判員には「社会に貢献している事」
「法治国家の市民として法を維持し、適切に運用している事」
このプライドと使命感を持ってほしい。

裁判員制度を維持するには使命感とプライドと言う、
日本人には苦手な「概念」「コンセプト」で考える事が必要になってくる。

これが出来なければ、永遠に「人が人を裁くことが負担だ」という、
ナイーブな議論が繰り返される事になる。

これを超えることで新たな
日本の法治国家としての夜明けがやってくる。




香港のデモをサポートせよ!

2014年09月30日 00時15分03秒 | 考え事
香港のデモは、無事に達成されることを希望する。

天安門事件のような武力で市民を弾圧するような、
国が市民を殺すようなことは、もうやめてほしい。

とにかく、日本は、香港のこの活動をサポートするべきだ。
表立っては内政干渉ということになるので、出来ないだろう。
だから、裏からサポートするのだ。
こういうことにこそ内閣の機密費を使うのだ。

これこそ有効な税金の使い道だ。






T-岡田

2014年09月30日 00時10分28秒 | 考え事
さっき、ニュースをみていて、T-岡田っていう野球選手が出てきた。

爆笑!

プロ野球ファンには、当たり前の名前なのかも知れないが、
初めて聞いたので、大爆笑した。

本名なのかと思って調べたら、ウィキによると
名前の頭文字と、ティラノザウルスのTだとか。
何だそりゃ。

プロ野球界では普通なのかも知れないが、外部から見ていると、
何だそりゃ。の大爆笑。



横綱とは

2014年09月27日 22時06分33秒 | 考え事
昔、 貴ノ花が引退したあと、貴乃花親方になった頃、言っていた。

「横綱は相撲のチャンピオンではないんです」
「チャンピオンは大関」
「横綱はグランドチャンピオンなんです」

今日の白鵬と逸ノ城の取組みを見て思い出した。

横綱はKING of KINGSなのだということを。



議論は建前でやりましょう

2014年09月26日 00時16分24秒 | 考え事
議論の仕方が間違ってないか?

 本音で語るって、議論になるのか。本音で語ったら「年収は1兆円」「税金ゼロ」とか、
そういう奴が続出するのが本音じゃないか。でも「世の中から貧困を無くしたい」とか
「お金のない人でも一定の医療を受けられるようにすべきだ」とか、建前やキレイ事が
あるから議論が成立するのだ。我々は社会に生きている。本音で議論をしたら個人の
価値観やエゴがぶつかり合って平行線が続くだけだ。

 勿論、僕は日本の政治家のように、その問題については「しっかり調査して」「しかる
べき部署に指示をだして」「きっちりやる」とか、空虚で上滑りの発言を「建前」と
言っているのではない。こんなことは、当たり前で議論にすらならない。政治家が、
ある問題に対して「しっかり調査してきっちりやる」のは当たり前で、やらないのは
職務放棄だ。議論の余地はない。秒殺だ。

 日本人は「本音」と「建前」とを使い分けるという話は多分嘘だ。日本人ほどナイーブに
本音をさらけ出す人々はいない。本音で話すことが議論だと勘違いしている。欧米、特に
アメリカの政治家をみて欲しい。建前とキレイ事ばかり。でも、あまりに建前とキレイ事を
論理的かつ、ストーリーにして語るので、これが本音なんだろうと聞く側に思わせてしまう。
ちょうど、相手を騙そうと思って詐欺をするのではなく、心からそれを信じていて結果として
詐欺になってしまった、という感じだ。話し手は自分の建前を心から信じているから、
聴く方もそれが建前には1ミリも聞こえない。(その建前の話が)心からの本音だと感じて
しまう。そういう建前の話があるから、次は程度の問題に入っていけるのである。
税率は5%がいいのか、10%がいいのか、というようなレベルの話だ。

 誰がどう考えても税金(国の収入)は必要だ。それがあるから現代社会の中で必ず一定割合は
存在する社会的弱者をヘルプしたり、万が一の為のセーフティーネットをつくったり
することが出来るのだ。その建前があるからこそ、じゃあ年収いくらの人は負担がいくら、
という具体的な指標や程度問題に入っていけるのである。それが建設的で生産性のある、
前向きな議論だ。

 個人のエゴや自己中心的な思考で議論をしても、時間の浪費だ。同じように、相手の意見を
叩き潰すのも議論ではない。どのような社会をつくるべきだ、どのような街をつくるべきだ
というキレイ事や建前を、お互いに論理的にストーリー立てて語り、聞き、批判と代替案は
セットで行うのが議論だ。これは政治家の話をしているのではない。我々市民の話をして
いるのだ。とにかく、議論は建前ですること。本音ではしないこと。

ある地方で本音で語る議論ばかりしていて、まったく物事が前に進まないというレポートを
NHKでやっていた。それを見ての感想。

サッカーのトレンドを追うな

2014年09月23日 16時23分37秒 | サッカー
サッカーにはトレンドがある。

4年前は、ポゼッションと言われ、今はカウンターと言われている。
メディアで「ポゼッションは古い」から「カウンターサッカーをやれ」と
短絡的な論調もあるので、書いておきたい。

そのようなトレンドを採用していくことは必要だ。
しかし流行を追いかける必要はない。

結局は「自分たちのサッカー」がない限り、流行を追いかけることは無意味だ。

この「自分たちのサッカー」というのは、本田や長友や香川が好きなサッカー
ではない。

世界中のサッカーファンが「日本といえばこういうサッカーだよね」と言うのが
「自分たちのサッカー」だ。

ブラジルは「個人技だよね」
スペインは「ポゼッションサッカーだよね」
ドイツは「運動量とショートカウンターだよね」
イギリスは「フィジカルと外からのクロスだよね」
ということだ。

勿論、これはあまりにステレオタイプではある。

言いたいことのポイントは、トップチーム(代表)から小学生までが、
あるコンセプトに沿って一貫したサッカーをやることこそが
「自分たちのサッカー」である、
ということなのである。

これがあった上で、流行をフレーバーのようにふりかければ良い。

日本の国民性として、歴史を軽視して、伝統的なものを大事にせず、
目新しく新規(奇異ともいう)なものを重んじる。というものがある。

しかし、サッカーはそれでは勝てない。
サッカーは個人の判断と組織としての動きが複雑に絡み合っている。
試合中の監督の力は限定的で、個人の判断が優先される。
個人の連鎖が組織としての力になっている。

そうなると、伝統的な「型」を持っていることが重要になる。
サッカーのDNAと言ってもいい。
幼い頃から何度も練習し、何度も代表の試合で見ていた、あの「型」だ。

そしてその「型」をつくるのはサッカー協会だ。
この「自分たちのサッカー」を定義し、コンセプトをつくることが協会の
役割である。

我々は、メディアも含めて、流行を追うことだけでなく、
「自分たちのサッカー」を確立するにはどうすべきか、ということを
考えていく必要があるのだ。

野島都議のレベルの低さ

2014年09月17日 23時01分00秒 | 考え事
「女性は結婚すべきだ」という発言に対して
「個人の信条」だと野島都議は言ったらしい。

前にも書いたが、建前と本音とは絶対に使い分けなければならない。

「本音で議論しよう」というのは、日本特有だ。
「日本人は本音と建前がある」というのは、嘘である。
欧米人の方がそうだ。

そして、議論は建前でやる必要がある。
本音での議論程、無駄なものはない。
お互いの本能的なエゴがぶつかり、何も生まれない。
物理的な力による戦いに発展するだけだ。

建前だけで行う議論だけが、何かを生み出すのだ。

親学

2014年09月13日 13時00分00秒 | 考え事
親学(おやがく)を知っているだろうか。

いまの日本を牛耳っているのは、この一派だ。

非論理的で非科学的で、政治的なこの学問の一派は恐ろしい力を持っている。

これは幼稚な陰謀論などではない。
現実だ。

ちなみに、デング熱は陰謀だと言っている人々は逝ってよし(表現が古い…)。

話を戻す。
「女性の力を社会の活力に」などと言っているが、
男性は仕事をし、女性は家庭を守る。
もし空いた時間が出来たり子育てが終わったら
女性も仕事をしてもいい。

先ずは「子供を産む機械」として出産して、富国強兵の基本となる人口の増加に貢献することが重要だ。

そして家庭で子供に母親として十分な愛情をそそぐ。
その事が子供の発達を助ける。
逆に親(特に母親)の愛情不足が、発達障害の原因だ。

という感じ。

検索して貰えばわかるが、この派閥(学派)のメンバーが政権の中枢にいる。

女性の人権を軽視したこの一派が、日本の議会を動かしている。

そりゃ女性をバカにした野次も飛ばすわな。


日本代表は勝つ事が目標

2014年09月09日 23時30分00秒 | サッカー
日本代表の目標は勝つ事である。

集まってすぐの試合だから、内容が重要という論調が多い。
その通りだが、ちょっと勘違いをする人が
いるといけないので書いておきたい。

勝負の世界では、勝つ事が最も重要な事である。

勝つ事を目的に全てが行われる。
そして今のような日本代表の状況でも
それは全く同じである。

つまり、いま目の前の敵に勝つ事を目的に、
交代やフォーメーションの調整が行われる。

この目的が「勝つ事」ではなく「連携を取る」とかにズレていくのは問題である。

「連携を取る」ことは手段であり目的ではない。「勝つ事」が目的である。

そしてさらに言うと、負けに意味がある場合というのは、
「勝つ事」が全てであり、
その為に万策を講じ、とうとう刀折れ矢尽き敗れたものの敗戦だけが
意味を持つのである。

つまり、勝つために全てを捧げることが、
発足したてのアギーレジャパンにも求められるのである。

だから、我々は勝つために全てを捧げているか、ということを見なければならない。

その目的に向かって選手全員が進んでいく事で、本当の連携やチームの力が生まれてくるのだ。

中山雅史が色んな番組で熱く言っていることを、
順序立てて論理的に書くと、この様になる。




蚊の駆除

2014年09月07日 23時25分00秒 | 考え事
デング熱で話題の蚊。
日本は蚊が多すぎると思う。

シンガポールに蚊はいない。

私は仕事で行ったのをキッカケに
シンガポールが好きになり、その後
何度も彼の地を訪れている。

赤道直下のシンガポール。
いかにも蚊が沢山いそうな気がするが、実は1匹もいない。
ナイトサファリで有名な動物園にもいない。
逆に心配になるくらいだ(苦笑)。

実はシンガポールは国を上げて蚊の撲滅運動を行っている。
テレビコマーシャルを流し、啓蒙活動を行った。

国が街中に殺虫剤をまき、街の隅々まで消毒し蚊を駆除した。

かつてシンガポールは蟻も多かったので、
家のテーブルの上にも蟻があがってくることがあった。

その為、各家庭ではテーブルの脚の下に小さな皿をはさみ、その皿に水を張っていた。
そうすると、蟻が水で溺れるので
テーブルの脚を伝ってテーブルの上にあがってこない。

国はこの、おばあちゃんの知恵も各家庭を回って全てチェックした。

庭のバケツに入っている汲み置きの水も
全て実際に役人が足を運んで捨てさせた。

この徹底的な運動によりシンガポールは、
蚊の撲滅に成功したのだ。

東京オリンピックを控えて、
蚊の撲滅は国として進めるべき政策である。



マツダが変わった!

2014年09月07日 12時19分59秒 | 考え事
自動車メーカーのマツダが変わった!

というか、迷い始めている。

ちょっと前(3ヶ月前)までは、良かったのに迷い始めている。

先ず、ブランディングが迷い始めている。
広告は「デザイン」という所でなく、
「クラフトマンシップ」というマツダにありもしない所にフォーカスしている。

更にロードスターのデザインを見たが、これも悪化した。
デザインは1年前には決めているだろうから、1年前から悪化していた事になる。

勿論、先代よりは良くなったけど、鼓動デザインが出来ていない。
鼓動デザインのデザイン言語を正確に適用出来ていないのだ。

ロードスターには鼓動デザインの持つ美しさが消えてしまっている。
初めて日本のメーカーも美しい車をつくれたと思った途端に、これだ。

ガッカリ。

あの高度な生産技術をベースに、美しいデザインと、走る楽しさを追求した車。
それだけで良いのだ。

それなのに、この迷走っぷり。
残念過ぎるマツダ。

経営者が、デザインやブランディングと共に、ビジネスまでわかっていない
という所か。



サッカーとは何か(戦略論:バランス・スコアカードから)

2014年09月06日 13時19分38秒 | サッカー
サッカーの基本原理はこうなっている。
この基本的な考え方、概念を余りに皆知らない。

皆、勝敗やフォーメーション、表向きの所は話すが、
根本の所は話をしないので、あえて書いておきたい。

【サッカーとは何か】GOAL
サッカーは足を使ってゴールを相手より1点でも多く奪うゲームである。

【それを実現するにはどうするか】CSF
ゴールを奪い合うためには、シュートを打ちやすい、ゴールを奪いやすい
場所を見つけてそこに選手とボールを運ぶ。

【その為のアクション・プラン】KPI
そして、そのためには、局面で相手の人数と比べて数的優位をつくる。

【どう評価するのか】KGI
1対1で勝った回数。

これが、サッカーを動かす根本原理である。

ここから考え始めて、日本に合った育成方法とか、
「自分達のサッカー」とかを考えていく必要があるのだ。

そしてサッカーは、論理的なスポーツである。

よく解説者が「選手同士で同じ絵を描く」とか、
「あー、中の選手が感じてなかったですね」とか
言うが、これは完全に間違っている。

サッカーは論理だ。
現状を把握し、分析し、判断し、行動する。

これらを論理的に行うことが必要で、それを小さな頃から訓練する。
ここが決定的に抜けている。

誰かがこれを言い続けなければならない。
サッカーに必要なのはイマジネーションではない。
ロジックだ。





アギーレ監督の初戦

2014年09月06日 13時19分03秒 | サッカー
初戦はミスから2失点して、何も出来ずに負けた。

アギーレ監督も初戦なので、様子見だったが、
日本選手の運動量の無さと、スピードの無さ、
そしてサッカーの知らなさに驚いただろう。

とりあえず、戦術やチームとしての仕上がりは
今回はスコープ外。
昨日の試合を見ていた感想は簡単に言うと、スピードがなさすぎる。

実績のある選手を見ていくと、
本田選手は明らかにチームにマイナス。
長友選手は微妙。
吉田選手も更に微妙。
川島選手は輪をかけて微妙。

今はもっと速い攻めが出来る様にチーム構成を変える瞬間に
立ち会っている気がする。

それにしても、日本の選手は自主的な判断が出来ない。
監督が細かく指示して、選手同士がお互いのことをわからないと
サッカーが出来ない。

これはサッカーとは何かということを日本サッカー界が
全く理解していないからだ。

これは次回書きたい。

STAPを継ぐ者

2014年09月04日 23時28分28秒 | 考え事
久々にSTAP細胞について。

いま、検証実験をやっている。これは例の撤回した論文のやり方で追試をして
実際に出来るかどうかを検証しているのである。

つまり、STAP細胞の存在自体が、本当にあるかないかの話ではない。

勿論、STAP細胞がないことを証明することは、悪魔の証明なので不可能である。

小保方さん達が論文に書いた方法で、STAP現象が起きるのかを検証しているのが
今のステイタス。
その方法で出現するのであればそれでいいし、しないのであれば黒が上塗りされ
暗黒物質のような黒になる。

まぁ検証の結果、恐らく漆黒になるだろうから、それで不正論文の件は完全決着
である。が、大問題が残っている。

それは、STAP細胞の研究を誰が続けるのかだ。

直感的には、筋が悪い研究のような気もするが、当たるとデカい。
論文に不正があったから、という話は置いといて誰かが継続して
研究した方が良い。

今の方法でSTAP現象が出てこないのなら、別の方法で出現させる研究を
誰かが継続してやった方が良い。

そうなると、そう。誰がやるかが大問題なのだ。