鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

常盤貴子って常識しらない? 京都の件

2020年02月23日 13時10分08秒 | エンタメ
常盤貴子が人に紹介してもらった京都のお店に、その人に断りなく行ったって
いう記事を読みました。
そして紹介した人は断りなく行った事に激怒したっていうことでした。

話としては、京都の人だから、京都特有のルールがあってそれで怒ったんじゃ
ないですかね、みたいなオチで、それに対してのコメントを見ても
「京都は独特だからね」みたいなコメントが多くてびっくりしました。

これ、全く違っています。
もし、その人が京都の人だったら怒ったりしないですね。
多分、京都の人じゃないです。もしそうだとしても、最近京都に引っ越した
くらいの人ですね。
本当の京都の人だったら

「最近、よく遊んでいるらしいですね」
「いろんな店であなたの名前をききます」

的なことを京都弁でサラッと言って、次回から絶対に店を紹介しない、っていう
パターンになると思いますよ。

ちなみに私は京都の人間ではないです。

それでも、誰かにお店を紹介してもらったら、その人抜きでその店に行く場合は、
必ず事前に一報いれますけどね。
というか、それが大人として当たり前って、先輩や上司の後ろ姿から学んで来ました
(どうでもいい店なら紹介も何もないですよ。もちろん)。

芸能界って、古い世界だからそういのをいつの間に学んでいるのかと思っていたら
全く違うんですね。

紹介してもらったら、次回(とその次くらいまでは)行く際は必ず一報入れる。
これ常識。
そうやって自分たちのテリトリーを守るっていうことをやって、お店も品位を
保ってきたんです。

まあ、こういうのはジェネレーションとか言うよりも、クラスの問題なのかな
どうなんだろう。

怪演怪演って全然ちがう

2020年01月29日 00時59分18秒 | エンタメ
最近、ちょっと変わった役をやると「怪演」「怪演」って凄いですね。
「怪演」って、精神を病んでいる役柄を、思いっきりメーター振り切って、
フルスイングで全力で演じることではないですよ。

もっくんの毒殺とかは「怪演」って言っていいいです。

でも、精神を病んでいる役を、目をひん剥いて発狂した感じで
極端に演技することが「怪演」じゃないです。

あんなの誰でも出来ます。
羞恥心とか自分の普段のキャラを無視する思い切りだけ。
役者の演技でも技術でも何でもありません。

「怪演」っていうワードは、「美人すぎる」と同じで、完全にNGワードというか
釣りワードになってきましたね。

「グラビアアイドルのノーバン始球式」くらいまで行ったら、
釣りワード殿堂に入れましょう。

AIひばりとビジネス

2020年01月26日 00時05分25秒 | エンタメ
NHKの紅白で出た、AI美空ひばりが物議を醸しています。
You Tubeで見ましたが、確かに今までの「甦る」系の中では、
技術的には最高傑作だと思いますが、私個人としては生理的に無理でした。
ちょうど石黒浩のアンドロイドを見ている違和感。

アーティストという面からだと山下達郎がラジオで「冒とく」と発言したそうです。

こんな「冒とく」と言われるようなものを何故NHKが紅白でやったのか。
それに関しては、色々と複雑な事情があります。

簡単に言うと、話題の欲しかったNHKが、美空ひばり側を口説いた訳ですが、
「冒とく」とまで言われたこの企画、OKしたのは誰かというと
マネーの虎、加藤和也(養子/甥っ子。ひばりプロダクションの社長)です。
彼が美空ひばりの権利関係は全て仕切っています。
そして、美空ひばり復活は彼の悲願でもありました。

NHKも美空ひばりが亡くっなってからずっと、美空ひばりをテクノロジーで
なんとか出来ないかとトライしてきました。
MIT(メディアラボ)と組んでホログラムで、とか色々とやって来ましたが
失敗続きでした。それが技術の進歩でやっと地上波で出来るレベルになった。
感慨深いものがあるのは、想像できます。
NHKとしては、大々的に表に出したいので、紅白という大舞台が選ばれた訳です。

加藤和也も使用を許諾したのには、理由があります。

ひばりプロダクションでAI美空ひばりの興行権を取得する為です。
つまり、NHKでつくられた、AI美空ひばりを全国のスーパー銭湯とか温泉とか
イオンに入ってる映画館とか色々な施設で興行するという権利を得るためです。

美空ひばりファンが年々高齢化していく中、勝負はあと10年でしょう。
次の10年で美空ひばりで稼がないと、マネーの虎としても生活が大変です。

2024年の舞台デビュー60周年
2026年の歌手デビュー80周年
2027年の生誕90周年
2029年の没後40周年

などなど、周年イベントでCDを発売し、全国ツアー。
そのためにどうしても必要なコンテンツがAiひばりと秋元康作詞の新曲
だったのです。

NHKが、ここまで美空ひばりにこだわる理由は、「三代目」や
「弟が絡んだ紅白辞退」など、色々想像は出来ますが、真実は全くわかりません。

ただ言えることは、死後については、未発売の曲が見つかったとか、
デモテープが見つかったくらいの事までで、ストップしておくのが
いい塩梅というものでしょう。

今回はちょっとやりすぎです。

平手脱退からの松井珠理奈

2020年01月25日 18時39分27秒 | エンタメ
ダンスグループ欅坂46の平手がグループを脱退しました。

芸能界で仕事を続けるのかわかりませんが、とりあえず
次でも頑張ってほしいものです。

この脱退の余波は、松井珠理奈に飛び火しますね。
彼女の辞めなさ加減に非難殺到するとみた。
とんだとばっちりですが。

もしくは新潟の女のコ。

とにかく、プライドがある人は、退き際もすっきりしているという事ですね。

色々な疲れとかもあったと思いますが、今に拘泥せず
何処でも生きていけるという自信があるからこそ
今を捨てられるのでしょう。

あ、あと「地名+2桁数字」のグループは歌入りの曲をかけて踊る
集団ダンスグループですので、お間違いなく。

歌手とか言い始めるから、口パクとかそんな話になる。
そもそもダンスグループと思えば全く問題ありません。

BiSH清掃員。新規です。

2020年01月23日 00時24分46秒 | エンタメ
「ジェニーハイ新規」の清掃員です。

You Tubeをアホほど見ましたが、BiSHはライブが良いですね。
そういえば、テレ朝の前でやっていたジェニーハイのライブに出てたアイナ良かったです。

ただ、一番伸びたのは、アユニ・Dですね。
野音の「帝王切開」でのアユニ・Dの素人っぽさから、
例えば幕張での「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL "THE NUDE”」あたりを
比べると「伸びしろ〜」という言葉以外見つかりません。

チッチも歌唱力を上積みしています。
リンリンは歌手というよりも「表現者」として突っ走っている感がたまりません。
ハシヤスメとモモカンも頑張ってます。
もちろん、アイナは行けるところまで行ってください。

このまま行けば、今年(2020年)の紅白間違いない感じです。
というか昨年に出てもおかしくなかったですね。

で、気になるのは、今後の展開なんですが、このメンバーで固めてアイドルアーティスト路線を
行くのか、それともメンバーをいじるのか、どうするんでしょうかね。

WACKの関係者の話を聞いてると、安定してきたので、いじりたがっている感じが
強いですね。メンバー追加もしくはチェンジの方向で。

私としては、オススメは、現メンバーのままでPerfume路線ですね。
アイドルからアーティスト路線に大きく舵を切ってもいいんじゃないでしょうか。

具体的な打ち手としては、作曲を自分たちでやり始める。
ソロはしばしストップ。コラボ系やfeaturing系はOK。PEDROは微妙w
振り付けをアイナにやらせるのを止めてプロに任せる。振付稼業air:manとか。
演出もライゾマとまで行かなくても、それ系で。

地名+数字のリップシンクアイドルグループが全盛の中、BiSHは更に伸びると思いますよ。
ロック/パンク系アイドルのポジションは空席なので、BiSHは期待大です。

ちなみにですが、
 「オーケストラ」
 「プロミスザスター」
 「BiSH 星が瞬く夜に」
は、もちろん、
 「My landscape」
 「stereo future」
 「PAiNT it BLACK」
 「GiANT KiLLERS」
 「MONSTERS」
 「Story Brighter」
など、このあたりは鉄板曲だと思いますね。

テレビ番組のコメントそのまま記事にする

2019年08月05日 00時32分54秒 | エンタメ
高嶋ちさ子が旦那に300万円の時計を買ってもらった話。
テレビ番組で言った話をそのまま記事にしたスポーツ新聞も楽な商売ですが、
僕が大好きなヤフコメを見ていたら、

「こんな記事何のために書いてるの?」
「だれとく?」
「テレビのことを記事にしてどうするの?」

ってコメントがありました。
結構、それに対してマジレスが付いていて
「高嶋ちさ子みたいな嫁をもらった奴が悪いことを世に知らしめる記事」とか
「ゲーム機を真っ二つにする嫌な女だということを世に知らしめる記事」とか
真面目なコメントしていて、驚きました。

本当に真面目なコメントなんですかねぇ…。

こういう記事が出てくるのは、(私も含めて)読んでくれる人がいて、
そういうコメントを書いてくれる人がいるから。
読んでくれてコメントが書かれれば、広告収入が上がる。
君らのビューとコメントがスポーツ新聞やヤフーの養分になってるんだよ。

ってそんな事も知らないんですかね。
知っていて、あえて知らないふりをしたコメントしているなら良いんですけど。
まぁヤフコメは中高年のたまり場なので、ネット関連には弱いという可能性は高い。

今のネットは(ほぼ)全て広告モデルで成り立っているということを知らないのは
困ったものです。

ヤフコメ民に幸多かれ!

吉本の件で唯一まともな犬塚弁護士

2019年07月29日 02時37分22秒 | エンタメ
宮迫に端を発した吉本の反社関係の話で、唯一まともな事を言っている人を見つけました。
犬塚弁護士って知っていますか。

何かナイツ風になってしまっていますが。

まっちゃんがやってるワイドショー(「ワイドナショー」)で発言していた事が
ここ最近で大人の唯一真っ当な発言でした。

私は本件と関係ない人間なので、吉本が分裂したり、まっちゃんが独立したり、
どう落ち着くのか人生をかけたゲームをリアルな感じで無料で見させてもらっていて
楽しい限りです。

閑話休題。
犬塚弁護士の発言ですが

 「今回の問題って、芸人と事務所が一緒になって反社とどう戦っていくのかに
  論点があるはずですが、芸人も吉本もわかってますかね?」

という主旨のコメントをさり気なくしていました。
これが一連の件で、Twitterも含めた色々なメディアで色々な人がコメントを
していますが、唯一のまともなコメントでした。

そう。これが問題の本質でして
宮迫がウソついたとか、ギャラが安いとか、とっぱらいの営業とか、
どうでも良い小さな話なんですよ。

問題は、我々のすぐそこに反社がいて、見た目は普通な感じか、
ちょっとEXILEっぽい感じくらいの人達が、実は、
ということが沢山あって、我々も知らないうちに反社に加担していたということが
起こりうるということが問題なんです。

最近だと、有名人の結婚話に関連して名前の上がった、ペット関連の会社にしても
実は反社と関係があり、某大企業との取引も契約寸前まで行ったのに、
それがバレて、ギリギリのところで破談になったりしています。

でも、普通にしていてはわからないのです。

宮迫が引っかかった、詐欺グループのパーティーも、某大企業グループ内の
有名ホテルで開催されています。その大企業グループも当然、反社チェックは
やっていますが、わからなかったのです。

契約書に反社チェックを入れるというミニマムな防衛策は可能ですが、
それ以上のことはとても難しいのが実情です。
私も適切な回答を持ち合わせていません。

ですので、この難しい反社の問題にどう立ち向かうか。
反社に知らぬ間に協力しないようにどのような予防策を立てるか。
万が一協力していることがわかったらどう対処するか。

ということについて、ケースに応じた具体的な方策を立てて、芸人と吉本とが
反社に対して一緒になって立ち向かう、それが今回の一連の吉本騒動の論点なのです。

犬塚弁護士にあっぱれ!

吉本サーガ、加藤浩次の章

2019年07月24日 00時59分45秒 | エンタメ
加藤浩次が大崎会長との3時間にもわたる会談を終えて帰宅したそうです。
報道陣にはノーコメントで、明日の「スッキリ」で話すとの事です。

ぶっちゃけ楽しみです。
どうなるのかワクワクします。
これは吉本サーガ(芸人はファミリーらしいので)とも言うべき物語。
NHK朝ドラ「わろてんか」から続く吉本サーガの第2章です。

まっちゃんが敷いたレールを、狂犬加藤がぶっ壊しました。
でも吉本としては、明石家さんまとダウンタウン以外の5,997人は全て替えがきくと
考えていますから、加藤浩次(+近藤春菜)をどう扱って、どう言葉で表現したのか。

反社から始まった今回のストーリーの結末はどうなるのか。
リアルなストーリーでウソっぽさが極力排除された(宮迫の涙は微妙でしたが)
ほぼノンフィクションな感じが面白いです。興味をそそります。

編集者の箕輪がMXで「この件、どうでもよくない?」と言ったそうですが全然違います。
逆です。こんなリアリティーショーなかなかないですよ。

どうなるか、明日朝8時からの日本テレビ「スッキリ」に大注目です。

今の吉本興業を的確に表現したノンスタイル石田

2019年07月23日 01時24分19秒 | エンタメ
吉本大騒動ですが、この一連の話、どう着地するか興味津々なんですが
タイムラインで言うと

(1)宮迫&亮の涙の会見
(2)まっちゃんとひがしのりの緊急生放送
(3)スッキリでの加藤の叫び
(4)岡本社長の5時間会見

を受けて、所属芸人からも色々なコメントが出ています。

その中で出色だったのが、TwitterでのNON STYLE 石田のコメントです。
今の吉本興業と所属芸人の状況を最も的確に表現していましたので
謹んでご紹介させていただきます。

以下、まるっと引用です。
- ------------
NON STYLE 石田 明 @gakuishida

【地獄スゴロク】

全員傷まみれ&信頼関係ぐちゃぐちゃ&タイムロス&恥部大放出でふりだしに戻る

大マイナスやん・・・

芸人の脱税話からの乳首相撲

2019年07月22日 00時14分24秒 | エンタメ
宮迫たちの反社と写真を撮った一連の問題ですが、昨日記者会見を見ました。
たけしの番組でしたが、何かグッと来ましたね。2人の雰囲気に。

吉本興業や芸人の関係は、最終的にどうなるかは、なるようにしかならないし、
我々一般人の人生には関係ないので、まぁ楽しみに推移を見守り、
適当にちゃちゃ入れながら盛り上がりましょう。

そんな中、ちょっと気になっているのが、結構真面目な感じで
「脱税が問題」
「脱税問題こそがこれの本質」
的に言っている人が少数ですが存在していて、こういう人はどんな人なんだろうと
思います。中には1人100万円でタレント6,000人なので、60億円の脱税の
可能性があると真剣に書いている人もいて、苦笑するしかありません。

中学生とか?
高校生とか?
サラリーマン一筋でリタイヤした高齢者とか?

ちょっと世の中を知らなすぎて、こんな人がいるのが心配になります。
こういう人が搾取されるんでしょうね…。

宮迫が100万円の収入を確定申告していなかったら、修正申告してオシマイ。
多分、1億円以上の年収はあるでしょうから、こんなのは誤差。
更に経費と引き算して、追加で支払う税金は過少申告加算税を入れても数千円でしょう。

その他の売れない芸人も、家賃や光熱費も1/3くらいは経費にしているでしょうし
洋服や散髪代、携帯代、交通費、一定の食費も経費で行けるでしょうから、修正申告して
差し引き計算してほぼ影響なし。

という感じです。
これら、全て確定申告で申告していなかったら、という前提でもこんなレベルの
些末な話です。

更にもっと言うと、税務署も国税もこんな少額では動かないです。
例外的に、手土産は少なそうですが、見せしめとして宮迫をやることはあるかもしれませんケド。

そんなことより、吉本興業やダウンタウン(まっちゃん)、宮迫達がどういう結末を迎えるか。
宮迫vs岡本、さばく行司はひがしのりで、乳首相撲をやる日が来るのか。

やるとしたら、ガキですかね。
流石にワイドナじゃないですよね。
楽しみですw

闇吉本

2019年07月07日 00時59分29秒 | エンタメ
今回の直営業+反社勢力=闇営業 の件ですが、ちょっと解説しておきます。

吉本興業は、名前の通り「興業」屋さんですから興業を取り仕切る組織ということです。
その興業屋さんと仲のいい、近い人達がタレントとして興業に出ている。
これが吉本興業です。

いま、世の中の人は吉本興業をテレビ局に発注を受けたタレントを派遣したりする
タレントマネジメントの会社だと思っているようですが違いますよ。
テレビ局が本筋の会社ではない。社名の通り、興業で食ってる会社です。
より正確に言うと興業のビジネスモデルで食っている会社です。

知らない人もいると思うので、興業ビジネスを説明すると
「(芸人が)芸をする場」「(観客が)芸を見る場」
この2つをくっつけることで「お金」が発生する「場」をつくるのが興業のビジネスです。

この説明の通り、興業ビジネスには専属契約とかは出て来ません。
出てくるのは「芸人」「観客」「場」「金」の4つだけです。
興業のビジネスの本質には身分を保証する「専属契約」というのは出てこないのです。

ただし「専属出演」はあります。これも口約束での契約です。
吉本興業は、この「専属出演」をビジネスモデルにして大きくなりました。

つまり、吉本を裏切らずに劇場や寄席に「専属出演」してくれる師匠と言われる人をつくり、
その師匠が弟子たちをマネジメントしていく、というヒエラルキービジネスをつくったのです。

その後、時代が変わり、テレビ全盛になり、「金」を生む「場」が劇場から
テレビに移っていった為、師匠弟子というヒエラルキーではなく、NSCというゲート(門)
をつくり、NSCを出たら吉本興業所属という、印象を植え付けて行った訳です。
NSCを出て芸能界入ったら、当然、吉本興業所属って雰囲気になりますよね。
口約束や契約書があってもなくても。

このように興業ビジネスの保守本流である吉本興業は、興業ビジネスの今までの流れがあって、
すべて雰囲気で何となくここまで来たっていうのが現在地です。
細かいことは、あまりハッキリとさせずに曖昧なまま、ずっと来ているのです。

これは芸という、突然変異の個人の才能に依存する人気商売ですので、厳密にやるよりも、
おおらかに曖昧に、何となーく、ゴチャゴチャっとやるほうがうまくいくのです。
個人の才能に依存しない安定の「サラリーマン」とは逆の世界です。

つまり、そもそも今回の件は、直とか反社とか闇営業とかいうより、
吉本興業自体が闇なのでして、本人たちはもちろん、誰も手を突っ込めないというのが
本当のところなのです。

そして本件を端緒に、真剣に手を突っ込んで、ある種の大らかさを無くし、
全てをつまびらかにし、型にはめていくようなことがあると、突然変異の才能が
生まれなくなってしまうと、吉本興業自身が気がついているのです。

あんまり闇に光を当てようと思わない方が我々観客も含めて全員の幸せなのです。

闇吉本。

そういうもんですよ。この世界。

ここ最近の芸能の話題をいくつか

2019年06月27日 02時23分02秒 | エンタメ
闇営業が話題の芸能界の話題を2つばかり。

1.オレ入江が取り込まれたグループ
入江が取り込まれた特殊詐欺グループは特殊詐欺と言っても、オレオレ詐欺ではないですからね。
「絶対に値上がりする権利」とかを欲の皮の突っ張った高齢者に売りつけて、
自転車操業でやっていくモデルのグループです。

なんかオレオレ詐欺だと高齢者をダマして金を奪うイメージで極悪な感じがしますが
今回の奴らは、「絶対に儲かる」「絶対に値上がりする」を誘い文句に
欲の皮の突っ張った高齢者に様々な「権利」を買わせたっていうグループです。

犯罪者の肩を持つつもりはありませんし、騙される方(芸能人と高齢者)が悪いとも
言いませんが、こう書くだけで印象変わりません??

オレオレ詐欺グループだったら、さすがに入江でも気がつくでしょう。
そうじゃなくて、絶対に儲かる情報商材や、確実に値上がりする商品や権利を売っている
グループだと怪しいという確信を持つのは難しいと思いますよ。
高橋真麻が言っていた通り「運が悪かった」ですね。

これは、4年前の事件で出所してきた人に、調子に乗っているオレ入江が標的にされた
という流れです。
ですので、宮迫はオレ入江を守るフリして結果悪者にするという記者会見を
早々に開いていれば問題ありませんでした。
宮迫とかロンドンブーツは何だかんだで今後もやっていけるでしょうが、
下っ端の芸人達は可哀想でした。


2.ギャラの税金について
直営業だったので、宮迫がもらったギャラについて脱税の疑いがあるという件ですが、
これは修正申告で終わりです。
相対的に見て、宮迫の年収からしたら数十万円のギャラは誤差でしょうし
絶対的に見ても数十万円ですから大した金額ではないので、国税も税務署も動きません。
結果として大した話ではない。

オレ入江の方は法人化しているみたいですから、税理士もついているでしょうし
立ち上げ時期は売上を少しでもつけたい時期ですから法人として申告しているでしょう。
なのでこれも問題なく終わるでしょう。

なんかこの程度を一所懸命に税金の話にしようとしている世間知らずの方が多いですが
無理筋というものです。


3.写真週刊誌を盗撮という人たち
今回のキッカケとなった写真週刊誌。
彼らは有名人のなんでもない日常を撮影して写真週刊誌に載せるというビジネスもしています。
これはもちろん事務所に事前に知らせてから掲載します。

これを「盗撮だ!」とかヤフコメに書いている人たち。
君たちのおかげで、写真週刊誌はやっていけるのです。
そもそもクリックしないことが全てです。
「盗撮だ!」と安い正義感を振りかざしてコメントしている人が湧いて出るので
継続的に儲かるのです。

ブログの記事を転載したときに「需要ないと思うけど」ってヤフコメに書くのと全く同じ。
需要があるんですよ、その証拠にお前クリックして記事も読んで、挙げ句に
コメントまで書いているだろっていう、ね。


以上です、キャップ。

弁護士菊間千乃のタレント感がひどすぎる

2019年05月14日 02時55分22秒 | エンタメ
読売テレビで、人権を侵害するような番組があったそうです。
それも生放送だったらしいですが、コメンテーター(?)の一人が
「人権侵害だからやめろ!」と怒ったそうです。

この件、番組制作側も問題なのですが、更に結構な問題だと思うのは
一緒に番組にいたコメンテーターの菊間千乃です。

彼女は弁護士とタレントの二足のわらじを履いているのですが、
明らかな人権侵害を目の前にしてタレント活動を優先したことが結構な問題です。

弁護士ですから依頼されなければ何もしないというのもわかりますが、
何の法律資格も持たない番組コメンテーターでさえわかるような明らかな
人権侵害を目の前にして、スルーして番組進行を優先する。

弁護士は「弁護士自治」という国家から特別な権利を与えられて、
自分達で自分たちを律しながら高い職業倫理を維持しているはずです。

怒ったコメンテーターと同列の番組コメンテーターのポジションにいて
何もしないという、この倫理感の欠如と意識の低さとは何なんでしょう。

ここからは完全な推測ですが、彼女は元々アナウンサーでした。
番組を滞りなく進めるのが役割です。そこで鍛えられた番組進行者としての
職業意識が弁護士の職業意識に勝ったということなのでしょう。

それとも、実はタレント活動をしたくて弁護士になったので、変な邪魔をして
タレントとしてのキャスティングで干されたりするのが怖いから、番組批判は
絶対にしない、という新たなパターンなのかも知れません。

日本には「人権派弁護士」という一部の弁護士を揶揄した表現があります。
私は常々、刑事であれ民事であれ、弁護士で人権を前提にしない弁護士などいるのか?
「人権派弁護士」など「馬から落馬」みたいな二重表現じゃないのか?
と思ってましたが弁護士でも菊間千乃のように「じゃない方」の弁護士もいるんですね。

誰も本件で菊間千乃の人権意識の無さを論点にしないので、書いておきます。

将来はAKBかキャバ嬢かそれが問題だ

2019年05月08日 19時03分43秒 | エンタメ
AKBグループは、完全にキャバ嬢化してますね。
ホスト化でもいいんですけど。
これらが一般の我々にも目に見える形でわかるようになってきました。

存在そのものやビジネスモデルは元々そうなっていますが。

そもそも「太客(ふときゃく)」とか水商売の隠語を使っている時点で
お里が知れます。って書いてみたものの「この話、あぁ前にも書いたな」っていう
dejavu感が凄いですが。引用も過去リンクも探すのが面倒なのでそのまま書きます。

まとめて言うと、アイドル志望の未成年の女の子をお酒やタバコを排除し、
キャバ嬢という使い古されたビジネスモデルを適用させた
イノベーションがAKBグループにはあったということです。

総選挙は売上No1を決める仕組みですし、
CD買って握手券は、飲みに行ってシャンパンタワーやアルマンド信号機おろす
みたいなもので、アイドルとキャバ嬢の毎月の売上に貢献するということです。
そしてアイドルもキャバ嬢も客と本気の恋愛禁止というのは、どちらの商売でも基本です。

キャバ嬢の中で、各店の人気/売上No1になるためにイジメがあったり、
客の取り合いから揉めたり、同伴があったりアフターに行ったり。
AKBグループは、このキャバ嬢/ホストの世界を表沙汰にして大きなシステムにした
「だけ」のものです。

この「だけ」というのが難しくて、完全にコロンブスの卵なので気がついた人が
偉いのです。恐らく最初は違う切り口でスタートしたのだと思いますが、途中で
「あれ?これキャバクラメタファーだよね??」って気がついたのだと思います。

ですので、最初を作った天才秋元康は途中で完全に気がついてしまって、
「あぁ、これ僕がやりたいやつとは違う」
「このビジネスモデルは儲かるけど僕がやる次元のビジネスではない」
「でもここまで大きくなるとイナーシャがあって止まれない」
と考えてクリエイティブに専念するようになったのです。

一方、キャバクラビジネスが得意な人っているので、そういう人たちが中央で仕切りだして
地方の各劇場は支配人というキャバクラ店長が店舗運営をし始めたわけです。

キャバ嬢は水商売を自覚してやっていますが、AKBグループはそれとは違うところにいる
という意識で全く同じ商売をしているのがちょっとイラっとしますが。

元NGT山口の問題も、このコンテクストで読み解いていくと
とてもわかり易く腑に落ちる話なのです。


チンチクリンのKoki

2019年05月04日 03時30分04秒 | エンタメ
KokiがCHANELのショウに出たということで
本人のインスタみました。

普通にランウェイを歩くというショウでしたが、
一人でチンチクリンで可哀想でした。

雑誌のモデルとしては十分キレイだと思います。
でもショウモデルは無理。

これから身長が伸びれば可能性はありますが、
今の身長はちょっと無理がありすぎます。

彼女の可能性はランウェイを歩くショウモデルにはありません。