トロ・ロッソホンダのダメっぷりを見せつけられた開幕戦ですが
ホンダを信じて、マクラーレンとフェルナンドを嫌悪しているグループは、
「まだまだ様子を見よう」という派と
「だめだこりゃ。マクラーレンが正しかった」派に
分裂したようです。
# あと、ダメ人間コンテストの2位として「マクラーレンはレッドブルより遅い」
# もしくは「メルセデスに勝てない」という派と、
# ダメ人間1位の「マクラーレンリタイアしろ」「アロンソエンジンブローしろ」
# 派もいますが、これは無視して良いでしょう。
まぁ、正直、今後、10年後はどうなるかはわかりませんが、
今シーズンに期待を持っている皆さんは残念でした。
無理確定です。
何故かと言うとホンダは「このタイミング!」というタイミングに合わせられない
からです。
ホンダはマクラーレンと組んで3年間かかって何も成し遂げられなかったエンジン
メーカーです。
でも百歩譲って、組む相手が悪かった、もしくはドライバー(の悪態)が悪かった
のかも知れませんので、今年からチームを変え、組む相手を変えてみました。
結果、開幕戦ダメでした。
一方のマクラーレンも全く同じ条件でしたが、上手くいきました。
つまり、悪夢の昨シーズンが終わり、オフシーズンの開発時期を挟んで今シーズンの
開幕戦。当たり前ですが、この開幕戦の日程は急に決まったというわけではありませ
んし、変更になった訳でもありません。1年くらい前から、開幕戦の日程と場所は
決まっていました。
そのスケジュールがわかっていて、そこに合わせられない。
これはダメです。ずっと前から決まっている「ココ」っていうタイミングに
合わせられないというのは、話になりません。
しかし、ここから日本人特有の感覚が出てきて、諦められない派は、
「いや、この条件を変えれば」
「いや、地合いが悪かった」
とか言って本質的にダメなものをずっと引っ張り、手を変え品を変えゾンビのように
生きながらえさせるのです。
「損切」ということが出来ないわけです。
バブル崩壊後の「失われた20年」の元凶ですね。
日本のオリンピック選考を思い出して貰っても良いかと思います。
一発勝負のレースで「上から3人」と決める諸外国に対して、日本はレース/試合は
しますが、選考には「実績」「結果を出せそうな選手」などを条件を付けて選んで
いきます。
それが世代交代を阻害し、精神的な甘さ(記録がイマイチでも実績あるから選んで
くれるだろう)につながっていくわけです。
レースや試合にピークを合わせられないのはダメです。
ピークを合わせるのも才能です。
ホンダは、ずーっと前からスケジュールが決まっている開幕戦にピークを
合わせられませんでした。これは致命的です。
林先生なら「いつやるのか?今でしょ」と満面の笑みで言いそうです。
結局、言い訳を付けて「次は出来るハズ」「いやその次こそは出来るハズ」と
延命をしても無理なのです。
開幕戦に合わせられない人、イマ出来ない人は、その次、と言っても無理なのです。
ですので、ホンダに期待したいことは、これに懲りず、絶対に撤退しないと決めて
やり続けるか、早期撤退です。
ホンダは所詮ミニバンと軽自動車の会社です。
F1から撤退しても全く恥ずかしくありません(これは皮肉ではない)。
逆に「ミニバンと軽自動車の会社がフェラーリやメルセデス相手に良くやったよ」
と褒められるかと思います。
一番売れたフェラーリ488GTB1台(3,000万円)で、一番売れたホンダ
N-BOX(150万円)が20台買えるんですよ(勿論、利益率はフェラーリの方が良い)。
本気でやるのなら、ジェット機が作れるようなトップエンジニアと、経験のある
レース屋の外人を招聘し、人事異動でのスタッフではなくレースに人生を掛ける
スタッフを入れなければなりません。
古舘伊知郎が実況というか絶叫し、川井ちゃんと鈴木保奈美が夫婦だった頃の
Marlboroカラーのマクラーレンを知っている世代としては、McLaren HONDAで
優勝して欲しかったんですけどね。ホントのところは。
ホンダを信じて、マクラーレンとフェルナンドを嫌悪しているグループは、
「まだまだ様子を見よう」という派と
「だめだこりゃ。マクラーレンが正しかった」派に
分裂したようです。
# あと、ダメ人間コンテストの2位として「マクラーレンはレッドブルより遅い」
# もしくは「メルセデスに勝てない」という派と、
# ダメ人間1位の「マクラーレンリタイアしろ」「アロンソエンジンブローしろ」
# 派もいますが、これは無視して良いでしょう。
まぁ、正直、今後、10年後はどうなるかはわかりませんが、
今シーズンに期待を持っている皆さんは残念でした。
無理確定です。
何故かと言うとホンダは「このタイミング!」というタイミングに合わせられない
からです。
ホンダはマクラーレンと組んで3年間かかって何も成し遂げられなかったエンジン
メーカーです。
でも百歩譲って、組む相手が悪かった、もしくはドライバー(の悪態)が悪かった
のかも知れませんので、今年からチームを変え、組む相手を変えてみました。
結果、開幕戦ダメでした。
一方のマクラーレンも全く同じ条件でしたが、上手くいきました。
つまり、悪夢の昨シーズンが終わり、オフシーズンの開発時期を挟んで今シーズンの
開幕戦。当たり前ですが、この開幕戦の日程は急に決まったというわけではありませ
んし、変更になった訳でもありません。1年くらい前から、開幕戦の日程と場所は
決まっていました。
そのスケジュールがわかっていて、そこに合わせられない。
これはダメです。ずっと前から決まっている「ココ」っていうタイミングに
合わせられないというのは、話になりません。
しかし、ここから日本人特有の感覚が出てきて、諦められない派は、
「いや、この条件を変えれば」
「いや、地合いが悪かった」
とか言って本質的にダメなものをずっと引っ張り、手を変え品を変えゾンビのように
生きながらえさせるのです。
「損切」ということが出来ないわけです。
バブル崩壊後の「失われた20年」の元凶ですね。
日本のオリンピック選考を思い出して貰っても良いかと思います。
一発勝負のレースで「上から3人」と決める諸外国に対して、日本はレース/試合は
しますが、選考には「実績」「結果を出せそうな選手」などを条件を付けて選んで
いきます。
それが世代交代を阻害し、精神的な甘さ(記録がイマイチでも実績あるから選んで
くれるだろう)につながっていくわけです。
レースや試合にピークを合わせられないのはダメです。
ピークを合わせるのも才能です。
ホンダは、ずーっと前からスケジュールが決まっている開幕戦にピークを
合わせられませんでした。これは致命的です。
林先生なら「いつやるのか?今でしょ」と満面の笑みで言いそうです。
結局、言い訳を付けて「次は出来るハズ」「いやその次こそは出来るハズ」と
延命をしても無理なのです。
開幕戦に合わせられない人、イマ出来ない人は、その次、と言っても無理なのです。
ですので、ホンダに期待したいことは、これに懲りず、絶対に撤退しないと決めて
やり続けるか、早期撤退です。
ホンダは所詮ミニバンと軽自動車の会社です。
F1から撤退しても全く恥ずかしくありません(これは皮肉ではない)。
逆に「ミニバンと軽自動車の会社がフェラーリやメルセデス相手に良くやったよ」
と褒められるかと思います。
一番売れたフェラーリ488GTB1台(3,000万円)で、一番売れたホンダ
N-BOX(150万円)が20台買えるんですよ(勿論、利益率はフェラーリの方が良い)。
本気でやるのなら、ジェット機が作れるようなトップエンジニアと、経験のある
レース屋の外人を招聘し、人事異動でのスタッフではなくレースに人生を掛ける
スタッフを入れなければなりません。
古舘伊知郎が実況というか絶叫し、川井ちゃんと鈴木保奈美が夫婦だった頃の
Marlboroカラーのマクラーレンを知っている世代としては、McLaren HONDAで
優勝して欲しかったんですけどね。ホントのところは。