世界には圧政に苦しんだり、宗教的を理由にした戦争が起こったり、
人種差別から起こる戦争もある。
そのような世界に我々は生きている。
その中で日本はどうやって存立して行くのかということが問題だ。
今回の、いわゆる安保法案では中国の東シナ海での埋め立てや
ホルムズ海峡の警備を持ちだして、この法案を支持する人がいるが
それは短絡的で幼稚な思考である。
我々は世界平和を守ることを前提に考えなければならない。
世界に紛争が起き、人権が無視される事態が起こった時に、
我々は立ち上がらなければならない。
その文脈でのみ、日本国の存立危機事態と言えるのだ。
今の議論は隣の中国が脅威だから、という小さい考えしか
安倍首相も国会議員も市井の人々もしていない。
そうではない。世界で人権がないがしろにされる時こそ、
成熟した日本という国が立ち上がり、戦うのだ。
その態度こそが日本が尊敬される国としての存立意義となるのだ。
先ずこのような哲学があった上に、じゃあ具体的な法制としてどのような
法的安定性のある法律を立法していくのか、と考えるのが政治家の役割だ。
そのような大きな、大局的な視点から考えず、場当たり的な小さな言葉しか
持たない政治家には失望した。
そして、可決は決まっているのに与党も野党もセレモニーとお約束を
演じている国会には失望した。
国会に政治は存在していない。
日本に政治は存在していない。
了
人種差別から起こる戦争もある。
そのような世界に我々は生きている。
その中で日本はどうやって存立して行くのかということが問題だ。
今回の、いわゆる安保法案では中国の東シナ海での埋め立てや
ホルムズ海峡の警備を持ちだして、この法案を支持する人がいるが
それは短絡的で幼稚な思考である。
我々は世界平和を守ることを前提に考えなければならない。
世界に紛争が起き、人権が無視される事態が起こった時に、
我々は立ち上がらなければならない。
その文脈でのみ、日本国の存立危機事態と言えるのだ。
今の議論は隣の中国が脅威だから、という小さい考えしか
安倍首相も国会議員も市井の人々もしていない。
そうではない。世界で人権がないがしろにされる時こそ、
成熟した日本という国が立ち上がり、戦うのだ。
その態度こそが日本が尊敬される国としての存立意義となるのだ。
先ずこのような哲学があった上に、じゃあ具体的な法制としてどのような
法的安定性のある法律を立法していくのか、と考えるのが政治家の役割だ。
そのような大きな、大局的な視点から考えず、場当たり的な小さな言葉しか
持たない政治家には失望した。
そして、可決は決まっているのに与党も野党もセレモニーとお約束を
演じている国会には失望した。
国会に政治は存在していない。
日本に政治は存在していない。
了