鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

吉田羊イギリス留学!(嘘です)

2018年12月20日 21時16分53秒 | エンタメ
女優の吉田羊(年齢非公表w)がイギリスに演劇留学するという話が出ましたが
速攻で本人が否定しました。

それについて、高い情報リテラシーを持つヤフコメ民が

「マスコミはクソ」
「マスコミなんて信じらんない」
「だからマスゴミなんだ」

と大ブーイングですが、
基本的に芸能界において、真実とか本当のことなど存在しません。
あるのは成立するかどうか、です。

芸能について報じているマスコミは、噂レベルで記事にします。
裏なんてとりません。流石に脳内で0から捏造はしません。
しかし、ちょっとした街なかや業界の噂があれば、それに都合のいい事実を
見つけてきて記事にします。

なぜなら、芸能という業界では、それで成立するからです。

「正しさ」にたどり着くには、自然科学なら再現性のある実験が必要ですが、
芸能界という世界でそんなことは、当然100%無理です。

芸能界での「正しさ」というのは成立するかどうかの1点になります。
ホントっぽく聞こえて、雑誌や新聞が売れて、テレビ局が本人に突撃インタビューに
行くという流れが成立するかどうか、ということです。

だからテレビ取材を受けないと、マスコミが怒るのは、そういうことです。
「成立させるために動いているのに、拒否とはなんだ」
「芸能の世界の仕組みを全くわかっていない奴だ」
となるのです。

これがわからない人が一般人がほとんどかと思いますが、実は
芸能人の中でもわかっていない中途半端な人が大勢います。

例えば、芸人がつまらない持ちネタをやって、それで終わりだと成立しません。
その後に、坂上忍とかが「お前らクソだな」「死ね」とか言って、芸人が
それを聞いて涙を浮かべて反論するとか、号泣して言葉にならない、とかだと
番組として成立します。

この番組として成立させるとは、どういうことかを体得した人が芸能界で
生き残っているのです。その頂点が明石家さんまです。

話が広がりすぎたので、戻すと、芸能マスコミを本気で信じたりするほうがアホです。
話半分どころか、千三(せんみつ)話として聞いておくのが芸能マスコミです。

大体、吉田羊がイギリスに行こうが行くまいが、私やあなたに何の関係があるの(苦笑)?

西郷どんの決心がわかりました

2018年12月20日 00時07分13秒 | エンタメ
西郷どんの最終回、涙がこぼれました。

西南戦争の西郷隆盛の決心がやっとわかりもした。

時代に取り残された武士達を、最後に武士らしく戦って終わりにさせてあげる。
その武士達の頭領として、象徴として自分も死ぬ。
これで全国の武士たちが心機一転、新しい社会に参画していうことが出来る。

これが西郷隆盛の考えでした。

しかし、私も涙した最終回にケチをつけるのもなんですが、
これらのことを、ドンピシャ、まんま隆盛、糸、菊次郎らに言葉で語らせた。
それはダメでしょ。

脚本及び演出の敗北です。

勿論、言葉も使っていいけど、決心した動機をそのまま言葉にしたらダメ。
もっと、まわりくどいか、抽象的か、別の表現を使って、ある程度視聴者に
想像させないとダメ。

これが出来ないと、死んで「可哀想」とか「悲しい」という表面的な涙は出ますが
心の底から泣けないんですよね。

武士たちを想い、日本を思う崇高な心と、終わりが「死」以外にないという決定された
悲しさとをもっと脚本にして、演出しないと。

セリフとして核心そのものをサラっと言われても、今までの流れがあるから、
主人公が死んじゃえば悲しくて涙は出るけど、本当には泣けない

私が今回の大河ドラマを採点するなら、80点。合格点スレスレって感じでしたね。