NHK教育テレビ(違うことはわかってますが、こっちが言いやすい)で
日本のジレンマ、教育についてやっていた。
カッコイイコンセプトばかり語る左側の二人と
具体的な方法論としてのITを語る右側の二人。
対比が面白いが、話がぐるぐる回って飽きてきたので消した。
最終的に、教師の人間力ということろにたどり着いてきたが、
具体的に(実践として)どうするか。
ITじゃ教えられないし、人間力のある人ほど教師になれって言っても
なってくれない。
僕的な結論。
教師業が内容的に魅力的で、給与面でも魅力的なら、人間力のある人が集まる。です。
教師という仕事自体は十分魅了的なので、内容的にはそもそもOK。
問題は給与面。
僕の考えは、教師の給料を基本給+インセンティブ制にして、アップサイドを取れるようにする。
自分が育てた子ども達が、偉くなって給料を沢山もらえるようになったら、
子どもたちは、その金額の0.1%を毎年先生に渡す。
年収1,000万円の人なら、年間10,000円。1億円の人なら、10万円。
細かいルールやパーセンテージは後から詰めるとして。
これどうです?
教師は、教え子が給料を沢山もらえるような、次世代の花形職業につかせる。
そのためには次の30年間サバイブ出来るような考え方やスキルを教えこむ。
そのためには、教師自身が勉強しなければならないし、新しいことを学び続ける必要がある。
この連鎖は良いと思うけどな。
教師は「聖職」とか自分で自分達を縛ったから、こんなに教育のレベルが
低くなっているのだと思う。
21世紀型教育には、教師の人間力が必要だとしたら、このように具体的な仕組みを
作る必要があるのだ。