東洋経済オンラインで「時給8,000円を稼ぐ『ビール売り子』の超仕事術」
という記事があった。
取材した人は敢えて「ある側面」をここに書いてない。
「ある側面」とは「ビール売り子」はAKBやホストクラブなどと
同じになっている、ということだ。
AKBはファンが同じCDを何十枚、何百枚も買う。
野球場の「ビール売り子」でも同じことが起こっている。
カワイイ「ビール売り子」には、固定ファンがついている。
その固定ファンが一人で毎回20〜30杯とか買うのだ。
野球場の観客席の足元にビールがイッパイ入ったコップが並んでいるのは
ある意味壮観だ(苦笑)。
彼らは無類のビール好きではない。ほぼ野球ファンでもない。
興味のない試合を見に来て、飲みきれないビールを
贔屓の「ビール売り子」の為に買うのだ。
この辺りはホストクラブと似ている。
お気に入りのホストを売上一位にするために、
地道にビールを一人で20杯、30杯と買うのだ。
記事を書いた筆者のビジネス上の都合からは「超仕事術」のような
方向性で書くことは正しい。
しかし、球場で起こっているのはホストクラブやAKBで起こっている
ことと同じの、手の届くアイドルとそれを金で支えるファンという
構図なのである。