鈍いなまくら刀で社会を斬る!

デザイン・サッカー・世の中など思ったことを(出来るだけ)冷静に、(極力)論理的に

戦評:日本代表vsイラン代表

2019年01月29日 09時54分35秒 | スポーツ
日本が3対0で勝ちました!

正直なところ、4対0で負けると思っていました。

これまでの試合、そのくらいの結果になるであろうという日本の出来の悪さと
ぶっちぎりで優勝するだろうというイランの強さを、読み間違っていました。
申し訳ございません。謝っても謝りきれません。

この失敗を次回に活かすためにも、ちょっと分析という名の言い訳を。

相手のイランのサッカーはヨーロッパのサッカーのようでした。
速いし技術力もあって、高さもあり、戦術もしっかりしていると見ていました。

しかしそれはイランがアジアの弱小チームに対して見せた強国としての姿でした。
逆に日本はアジアの弱小チームに合わせた試合をして、何とか勝ちを拾ってきました。

今回、イランと直接マッチアップしてみて思った感想は、日本は強い。
ただし、相手が強いとかなり強い。相手が弱いと微妙に強い。
という、相手のレベルに合わせるサッカーをしていたということです。

日本がサッカー強豪国で、相手を手のひらで転がして試合をコントロールするために
相手に合わせているのなら良いのですが、日本は無意識に合わせてしまうところがあります。

日本は「自分たちのサッカー」=「相手に合わせるサッカー」になってしまっているのです。
ですので、アジアでは苦戦し、世界では善戦するのです。
これは森保監督の問題ではなく、日本代表の積年の課題です。

そして、準々決勝で日本代表が戦ったベトナムのレベルが上がったと言っている人がいますが、
確かに昔より上がっていますが、日本が相手にするレベルではありません。
それでも実際に戦うとあんな泥試合をしてしまいます。
一方、イランのようなヨーロッパテイストのチームとやると、急に良くなる。
この相手に合わせてしまう癖を修正しないと、ワールドカップでベスト8以上は無理です。
修正を期待します。

個人の話をすると、堂安はこの試合イマイチでしたね。
守備で頑張っていましたが、ファールも多かったですし、攻撃面でも今大会通して
ボールが足につかない感じで全くダメでした。

逆に柴崎は今日の試合は今大会出色の出来でした。
クラブチームでは干されているので、やっと試合観が戻ってきた感じでしたが、
柴崎、見直しました。

DF陣も、的確なポジショニングをしていました。
相手のレベルが高いと、そのレベルの高さに応じた正しいポジショニングが出来るのに、
相手のレベルが低いと、ポジショニングをミスってザルディフェンスになり、
最後の最後に何とか体を張って止めて帳尻を合わる自転車操業。
どんな相手でも正しいポジショニングをして欲しいですが、まぁこれも日本の積年の
課題ということで、先送りですね。

最後に、大迫がいるだけでこんなにチームが違うのかという逆にショックな試合でも
ありましたが、まだ何も手にしていないので、決勝、絶対に勝って下さい!

追伸:権田の自作自演が過ぎます。

嵐に無責任っていうやらせ質問

2019年01月29日 01時27分51秒 | エンタメ
嵐の活動休止の記者会見で「無責任だという声もある」みたいな質問がありました。
あれに対してのバッシングが凄いですが、皆さん、おめでたい人達ですね。

あんなの、ジャニーズがお願いした質問に決まってるじゃないですか。
所詮プロレスですよ、記者会見は。
伝統芸能と言ってもいいです。
型があって、お約束があるのです。

記者があの質問をすることで、ネットとか思わぬところから「ファンを無視」とか
「責任感がない」「大野が悪い」という雰囲気が出てくることを、
最初から抑え込むことに成功した訳です。

そのお約束がわかっているから、芸能人のコメンテーター達が、これもお約束で
「あの記者の質問は何だ!」と怒ったコメントを連発したのです。

それにより、
嵐の休止はリーダーが悪いわけではない。
ファンも休止という前提でコンサートに臨める。
スポンサーに対しても、2年近い期間があるので不義理をしなくて済む。
そして、全国民に祝福というか、認められてグループを(堂々と)休止出来る
という雰囲気が完全に整った訳です。

記者会見での「無責任」質問があったので、全て丸く収まり、成立した訳です。
このあたりの「お約束感」が、わからないですかね。

というか一般の人はわからないですよね…。




B2BでなくBtoCのAKBが「恋愛禁止」な理由

2019年01月27日 16時54分27秒 | エンタメ
年始から、純烈・NGT48のスキャンダルが表沙汰になりました。

偶然なのかも知れませんが、興味深いのは両グループともにBtoCモデルのグループ
ということですね。
テレビ局というのはB2Bビジネスモデルですが、両グループともそこから外れた
周辺から起きたBtoCのイノベーティブなグループです。
そのグループにまとめて問題が起きたという平成最後の年になりました。

純烈の方は、BtoCのCとの関係性とは関係のない、メンバーのDVという問題
でしたが、NGTの方はBtoCのCとの関係性というビジネスモデルそのものに
起因する問題であったということが見えてきています。

まず、地元密着で会いに行けるアイドルというコンセプトは面白いと思いますが
シンプルに考えると、田舎に住んでいて、田舎にある劇場に通う、となると
生活圏は完全に地元のファンと一緒になります。

どうもNGTのメンバーが寮として住んでいるマンションも、一棟借りしたものではなく、
一般の人も住んでいる普通のマンションのようです。

完全に街に溶け込んでいるアイドルなわけです。
そして、金を多く払った人が、そのアイドルと何度も会えて顔も覚えて貰える。
田舎の狭いコミュニティの中で。

AKBグループにおけるCDは、通貨みたいなものです。
CDを大量購入することによって、色々な儲けが出てくるのです。
その儲けが握手会なわけです。

秋元康も馬鹿じゃないので(というか天才なんですけど)、それ以上のことが
起こるのは最初から予測していて、だからこそAKBグループは「恋愛禁止」としている訳です。

通貨であるCDを買いまくれる余力/財力のある客の行き着くところは、握手会を通り越して
付き合いたい、キスしたい、それ以上も…。となるわけです。これは自明の理と言えます。

流石に「ファンの人と付き合うの禁止」とか「客をつかまえる為に体でなんとかするの禁止」とか
それを明文化する訳にはいかないので、それらの行為をひっくるめて秋元康は「恋愛禁止」の
4文字にまとめたのです。

つまり、AKBの「恋愛禁止」は「アイドルはみんなのアイドル」という幻想を維持するために
出来たルールではなく、アイドルがBtoCビジネスの矢面に立たされ「太客(ふときゃく)」を
維持する為に具体的/物理的な恋愛行為に走ることを禁止するルールなのです。

このビジネスを考えた、秋元康の天才さ、商才に呆れるのを通り越して感動すら覚えます。

ちなみに「太客」って、水商売とか風俗で使う用語(隠語)です。

イラン強すぎ

2019年01月25日 03時34分16秒 | サッカー
イラン対中国の試合終りました。
イラン強すぎ。

日本はちょっとかなわない。
技術、身体能力、球際のデュエル、運動量、身長、髪型
全てイランが日本より上です。

普通にやったらボロ負けです。
何か大きく変えないと。

ちなみにリッピは途中であきらめてました。
戦意喪失。

そのぐらい差がありました。

こりゃマズい。

戦評:日本代表vsベトナム代表

2019年01月25日 00時55分47秒 | サッカー
日本代表、無事に勝ちました。

チームのクオリティとしては、日本の方が圧倒的に上。
ベトナムは弱くはないけど、別に強いわけではありませんでした。
しかし、試合内容は互角。

その原因としては、
攻め手がない、中盤は寄せが甘すぎ、ディフェンスはミスが多すぎ。
全体としてポジショニングがメチャクチャ。
どうよ。これ。

いやー、まいりましたね。

おそらく、ベスト4は、日本・イラン・韓国・オーストラリアという
いつもの4カ国になると思われますが、これらの3国は、
日本のミスを見逃してくれません。

今回はたまたまベトナムのゴール前のクオリティが低かったので、
ラッキーでしたが、例えばソニー(ソン・フンミン)だったら絶対に入れてます。

北川は今までで一番良かったですが、周りと息が全く合ってない。
原口は消極的なプレーに終始してました。
堂安もボールが足につかない感じでイマイチ。
柴崎は良くなってました。MOMでも良いです。
権田はチョイだめ。
酒井と吉田はあとで説教ですな。

ベトナムのあの程度のインテンシティで、これだけミスし続け、ポジショニングが
悪すぎるというのは根本的にチームの決めごとに問題がありそうです。

そして、監督は試合中にもっと指示を出して、戦術変更をしていいと思いますよ。
悪いリズムからどう抜けるかって、選手本人達よりもわかると思いますので。

ちょっと困りましたね。

日産が統合されるのを阻止するために日産株を買いましょう

2019年01月24日 01時58分29秒 | 自動車
フランス政府(=ルノー)が日産の統合を日本政府に打診したそうです。

ちなみに、ルノーの皆さん。世耕経産大臣に話しても意味ないですよ。
安倍総理に決めてもらわないと。
世耕大臣は安倍総理の意向を聞かないと、勿論なにも決められません。
ですので、世耕”メッセンジャー”大臣に安倍総理への伝言をしてもらいましょう。

と、まぁ偉大なるイエスマン、中間管理職の世耕大臣への嫌味は置いといて、
ルノーが日産を統合しようとしていることに反対している皆さん。
口だけで言ってないで行動しましょう。

日産の株を買いましょう。
たった、9万円ちょっとで100株買えますよ。

結局、株主の意向は絶対です。
日産の大株主はルノー(=フランス政府)です。
ルノーが本気になったら止められません。

であれば、ルノーが本気になる前に、日産の株を買いましょう。
日本を憂う国士であれば当然の行為ですよね。
1/3以上持っていれば、拒否権が出せますので、がんばりましょう。

ルノー商品を買わないという不買運動をしようにも、そもそも日本にはルノー車は
圧倒的に少ないですしねぇ。

そうなるとルノーによる日産統合に反対する、国士の皆さんの出来ることは、
日産株の買い占めだけですね。買い占めて、いまの提携バランスを維持する。
これだけです。

あ、ホワイトナイトを募集という手もありますね。
でもBMWとかダイムラーとかVWが出てくるので、フランス企業じゃなく、
ドイツ企業の傘下になるだけの話です。

フランス企業とドイツ企業どっちの傘下がいい?みたいなノリですね。
三国同盟の昔から、ドイツとイタリアと日本とは相性が良いみたいなので
フランスよりも組み合わせとしてはドイツが良いかも知れません。

もしくはトヨタの傘下かホンダの傘下に入って、日本の自動車メーカーは
トヨタ(ダイハツ・スバル・マツダ、「日産・三菱」)、とホンダ(「日産・三菱」)、
スズキのみと整理するという手もあります。

日本の自動車メーカーは多すぎるということは昔から言われてきた事なので
ここで安倍総理が決断して、経産省主導で整理していけば、むしろスッキリして
良いかも知れません。

結局のところ、これらは何を言っているかというと「日産単独での生き残りは不可能」
ということを言っています。

新興国へのアプローチもそうですし、世界に点在する工場のマネジメント、
そして電気やシェア、自動運転等(いわゆるCASE)への対応など、日産が独力では不可能な
課題が沢山あるのです。

そうなると現実的なのは、

1.ルノー傘下のまま現状維持
2.ルノーによる日産の統合(含む:持株会社化)
3.ホワイトナイトのドイツ自動車企業傘下
4.ホワイトナイトの日本自動車企業傘下

の4つだけです。

ルノーに文句を言っている国士の皆さん。
日産株を買い占めれば、何とかなりますよ。
上記の2を回避出来てルノーに一泡吹かせられますよ。

頑張って下さい。

JOC竹田会長の7分会見で無言の記者達

2019年01月23日 12時28分47秒 | スポーツ
JOC竹田会長の7分記者会見で、本人いなくなってから怒っている記者のおじさんがいました。
あれって本人には言わないんですね?

空気を読まない女性記者だけが、逃げるように退席する本人に
「質問に答えてください」って投げかけていましたが、男性記者は全員だんまり。

竹田会長本人がいなくなって出てきたJOCの職員に対して、強い口調で詰問するという。
本人には怖くて何も言えないっていうね。

まぁ記者なんてそんなものですね。

彼らもお仕事なので、本当に怒らせたら色々と大変な相手には何も言わずに、
(お互い様ですが)給料もらっている替えのきく相手に強い態度で出る。
プロレスのようなものです。

それよりも、先日も書きましたが竹田会長は一刻も早く辞任すべきです。
シロとかクロとか関係ないです。
オリンピックの色々なことが進まないので、東京と日本という大きな見地から
潔く辞任すべきです。

後任は、困った時の川淵三郎で。

そしてスッキリとして東京オリンピックを迎えましょう。

錦織vsジョコビッチ戦の結果が見えますw

2019年01月23日 00時46分22秒 | スポーツ
錦織vsジョコビッチですが、またいつもと同じパターンになりそうです。

頑張って頑張って、やっとランキング下位の選手にせり勝って、
次の試合、ベスト8とかベスト4でジョコビッチと対戦。
為す術なくあっけなくストレート負け。

このパターンが多すぎます。
今回の全豪オープンも申し訳ないけど、同じパターン。
結果が見えてしまっています。

錦織の試合はいつもランキングが下の選手に対して自分がミスして
自分から泥沼化する接戦に持ち込んで(?)、苦労して勝つという
なんだかよくわからないことをやります。

もう素人評論家でも書いていますが、修正ポイントはこれ。

(1)ファーストサーブを入れる
(2)アンフォーストエラー(=凡ミス)を減らす
(3)試合中・試合後のボールパーソンに対する態度をもうちょっとフレンドリーにする

これだけで、錦織は一気に変わります。
(3)はオマケですが、観客を味方につけるという意味でも重要です。

でも、なかなか大変。
こうやってまとめた言葉で書いてしまうとシンプルですが、それを現実に
落とし込むのは難しいものです。

今回のベスト8の試合。
私の予想が外れてくれれば嬉しいですが、多分、的中でしょう。
あーあ。

日本代表も錦織もお疲れ様でした

2019年01月22日 01時57分09秒 | サッカー
サウジアラビアに何とか勝ちました。

結果オーライ。課題沢山。

まずは日本最大の弱点であるザルディフェンス。
今日も本当にザルでした。

ポジショニングが悪すぎます。
最後は体を張って、お祭り状態の中、何とかカバー。
相手の宇宙開発にも助けられた田舎サッカーでした。

長身の選手がいなかったこともラッキー。
もし長身の選手がいたら、セットプレーかパワープレーでやられてました。

改善ポイントは明確で、サイドバックとボランチの連携と、彼らのポジショニングです。
個人としてはみんな体を張って頑張っていました。それは間違いないです。
しかし組織としてのディフェンスが全く小学生レベルでした。
もうちょっと連携して前と斜めにパスを出させないポジショニングと、相手の追い込み方を
考えないとダメです。

相手のインサイドハーフの位置。縦のレーンでいうと、2と4のレーンですが、
ここの守備がガバガバで相手がドフリーになっていました。

更に悪いことに、前線はボールキープ出来る選手がいなくて、蹴ってもすぐに返ってくる。
なので体制を立て直すことが出来ず、やられ放題でした。

その前線の選手を個人名で言うと、南野・堂安の2人。彼らが絶不調。
前への推進力を期待していたのですが、ボールロストしかしませんでした。
武藤は悪くなかったですが、何か違いを見せることは出来ませんでした

ポストプレーとかは期待されていないメンバーなので、前を向いてビルドアップと
フリーランニングが必要なのですが、全く連動性がなく、単発で終わっていました。
ただ、この3人はファーストディフェンダーとしては頑張っていました(苦笑)。

こうなると森保監督が今までの試合をどこまで分析出来て、どこまで有効且つ効率的な
決まりごとをデザイン出来るかにかかってきますね。

他では、唯一の国内組スタメンだった権田は、なんか不安。

柴崎は、そこはかとなく不安。
トップとインサイドハーフの選手が、全くダメな今大会は、彼らを活かすプレーが
特徴の柴崎がいてもあまり意味がないので、塩谷にチェンジで良いんじゃないでしょうか。
セットプレーのキッカーは堂安に任せるということで。

次のベトナム戦は選手半分入れ替えかな。その次のイラン戦に備えて。

錦織といい、日本代表といい、まぁ本日はお疲れ様でございました。

本当の安室奈美恵の引退記念番組

2019年01月21日 12時14分58秒 | エンタメ
NHKスペシャルの「平成史スクープドキュメント」ですが、第4回は安室奈美恵でした。
良かった。かなり。圧倒的。

以前やった、秀島史香がインタビュアーだった番組よりも100倍、
安室奈美恵の本当の姿が見えた気がしました。

報道記者とかインタビュアーって、余りに対象者に気を使いすぎると
つまんなくなるっていう良い例(?)でしたね。以前のは。

今回のインタビュアー(NHKの女性ディレクター)は、安室奈美恵の中に
切り込んでいて、ドキュメンタリーとして成立していて、安室奈美恵自身も
我々により訴えてくる何かを持ってインタビューに答えていました。

秀島史香の気を使いすぎて気持ち悪いフワフワしたインタビューが
最後じゃなくてマジ良かったという感じです。

また、映像素材も沢山持っていたり、借りてきたりしていて、
さすがNHKという内容でした。

スーパーモンキーズの顔が全員普通にうつり、タトゥーが普通にうつり、
流石にSAMは手しかうつっていませんでしたが、全体として対象者に気を使いすぎない
ドキュメンタリーとしての秀逸さがありました。

音楽番組のスタッフがつくる安室奈美恵引退ドキュメンタリーと、
ドキュメンタリースタッフがつくるそれとの違い、ということなのでしょうか。

ギャラクシー賞あげます。勝手に。

アジアカップはリハビリ場所ですか?

2019年01月21日 00時12分41秒 | サッカー
日本代表、ウズベキスタンにちゃんと勝ちました。
あえて2位通過を狙ってなんとかかんとか、
アジアカップでは変な計算はいりません。
首位通過が当然です。

アジアの強豪国といえば、イラン・韓国・オーストラリアの3国。
どのグループでも、どのトーナメントの山に入っても
必ずどっかとは当たります。
それを気にしても意味はありません。
一番良い成績でグループリーグを終えるのは当然です。
アジアの中の話なので。
無事、勝利してチームとしてよかったと思います。

次に個々の選手の方ですが、乾が期待はずれでした。
前半からほとんど活躍出来ず、後半は完全に消えていました。
いいところは、攻める「姿勢」のみ。結果は全く出ず。
原因は、やはりクラブでの試合に出られていないからでしょう。

この原因で言うと、ウズベキスタン戦は出ていませんでしたが、柴崎も同じ理由で
調子があがりません。

元々、タイプとしてどうなんだという疑問はありますが、今後、柴崎をどうしても
ボランチで使いたいなら、ウズベキスタン戦は出すべきでした。
クラブで試合に全く出ていないので、少しでも試合に出してゲーム勘を
取り戻させる必要がありました。

でも、普段試合に出ていない選手(乾・柴崎・武藤)を、代表の試合に出して
調整させてあげるとか、どんなシステムだと、苦笑するしかありませんが、
いい加減やめて欲しいですね。

武藤は結果として得点したので、文字通り結果オーライでしたが、
代表はリハビリ場所ではありませんので、クラブチームでの試合にコンスタントに
出ていない選手を、代表の公式戦で使うという悪い慣習はやめるべきです。

どんなに良い選手でも試合に出ていない選手を代表で使ってはいけません。

さて、次はサウジアラビア。
日本が一番苦手な国です。でも勝つでしょう。多分。お願い!

北方領土問題はロシアに軍事力で勝つしか無い

2019年01月20日 18時27分09秒 | ポリシー
北方領土の返還についてはロシアが交渉のテーブルについてくれるようになりました。

これはロシアが国際的に政治のプレッシャーに晒せらているのと、ロシア経済が
下降していることが要因です。

しかし、見誤ってはいけないのは、ロシアは日本と仲良くしたいと考えていますが、
対等ではなく、ロシアに有利な条件で組みたい、ロシアに有利な条件を最大限引き出して
組みたいと考えている、という事実です。

逆に対等な条件やアームスレングスのような条件では組みたくないと考えています。

そもそも、この話の元を辿ると、ロシアは武力により北方4島を占領し、
現在に至るまで物理的強制力で支配し続けているということに行き着きます。
当たり前の話ですが、領土は力で奪い取るしか自分のものにする方法はありません。
武力で占領するしかないのです。

ですので、北方領土は不法だろうが卑怯だろうが何だろうが、物理的に支配している
ロシアの領土というのが、我々としては認めたくありませんが、厳然とした事実なのです。

今回、交渉で返してもらえるのは、ロシアの北方領土占領後の約束である「2島だけ」です。
ロシアは4島を一旦ロシアのものとしましたが、かつての交渉で2島は返還してもらえる、
ということになったので、それを実行しようという話なのです。

日本がロシアに何をあげるかわかりませんが、落とし所はこうなります。

(1)日露平和条約締結
(2)2島返還
(3)残りは交渉継続

この、最後の(3)の交渉継続を条件に入れてもらえるか、が大きな焦点です。

ロシアは4島全て(残り2島)を返還するつもりなど全くありません。
ですので交渉の場だけは残してもらうというのが日本側に出来る精一杯でしょう。
日露の間に「領土問題は存在する」ということを残しておく。

こうすることで、残りの島は(日本がロシアと戦争しない限り)永遠に戻ってこないけど、
交渉の場だけはあるということで、「2島を先行返還」させたと、安倍総理の
カッコがつくからです。そしてこれを売国奴と言うのは無理があるでしょう。
誰がやってもこれ以上は無理だからです。

プーチン側から見ると、元々そうなっていた約束を履行しただけで、
これほどの経済的なベネフィットを得られました、と国内に言うことが出来る。

後はカタチだけの残り2島返還交渉を年に1〜2回、永遠に開催し続ける。
それで終わりです。

武力でロシアに劣る日本という現在のポジショニングを考えると、結局は有利なカードは
常にロシア側にある、ということです。

ロシアは、4島を既に持っている。
しかしその4島を欲しいと言っている国がある。
それなら、その4島をどれだけ高く売るかということです。
相手が気に入らない態度なら売るのを止めても良い。

もし、あなたが土地を持っていたら、それをどう処分するか考えてみて下さい。
売ると判断した場合は、出来るだけ高く売りますよね。
でも、売ってしまったらそれでおしまいなので、売ったあとも何かしら関わりたいと
考えますよね。じゃあ、実は売るよりも貸したほうが良いんじゃない?
という考えに変わっていくのは当然です。

更に土地だけを借地で貸すのは、大して利益が上がらないので、建て貸しのほうが
良いかも知れない、それとも、どうでもいい部分をちょっとだけ売ってしまおうか、
などなど、運用方法を色々と考えると思います。

ロシアはそのように考えている訳です。

どこまでロシアにお得で、日本にとってもお得な条件を提示出来るかという条件交渉が
交渉者の腕の見せどころです。

もう1度言いますが、日本は軍事力でロシアに劣るので、北方領土を武力で占領することは出来ない。

ロシアからすれば、日本がアメリカでもなく、中国でもなく、ロシアにつくとうことにならない限り
「北方領土4島返還」というカードは切りません。4島占領後の約束である2島返還でおしまいです。

論理の帰結として、どう考えても永遠に北方領土4島全ては返ってこないということです。
そして論理を超える、武力という物理的強制力が発動されても、現状より悪化する
結末しか見えてこない状況では、それを受け入れて、2島返還で我慢するしかないというのが
最終回答なのです。

HONDAインサイトのパクリ元

2019年01月20日 14時06分03秒 | 自動車
HONDAからインサイトがフルモデルチェンジされて出ました。
デザインもコンセプトも一新されています。

なんとなくまとまって綺麗な、このデザインがまた問題でして、
プリウスのような独創的で醜悪なデザインになっていないのは救いですが、
上手にパクりを隠蔽したデザインとなっています。

簡単に言うと、顔がVWで後ろがMAZDAです。

もっとわかりやすく言うと、MAZDAアテンザにVWアルテオンの顔をくっつけると
HONDAインサイトになります。

VWが2015年にジュネーブで発表した「スポーツ クーペ コンセプト GTE」という
アルテオンのデザインのもとになったコンセプトカーがあるのですが、
あれとアテンザとを、うまーくガッチャンコするとインサイトになります。

HONDAインサイトはデザインの方向性としては、いいと思います。
プリウスのように、奇抜で誰も真似しようと思わないデザインよりも、
ちゃんと街に溶け込む大人のデザインなので、方向性のチョイスは間違いでないです。

ハイブリッドの車が、もう当たり前のラインナップとなった今、奇抜な
デザインは不要となっています。改革者がエスタブリッシュメントになった
考えるべきだと思います。

そうなると、インサイトのような洗練された(ように見える)デザインになるのは
当然の帰結です。しかしながら、HONDAのパクリ具合がちょっとひどい。

韓国のHYUNDAI自動車は、HONDAをパクってデザインの似た「H」マークをつけていますが
あちらは堂々としていますw。
インサイトは隠蔽しようと必死にやっている分、それよりもひどい。

日本の消費者はデザインに疎いので、手を抜くのもわかりますし(苦笑)、
日本車は海外でも低所得者が購入する車なので、憧れの高い車が買えない
プアマンズアルテオン、プアマンズGクラスを短期的なマーケティングを念頭に
つくるのは理解出来ますが、長期的に少し考えないと。

いつまでも給料上がらないですよ。
(この給料の上がらなさはまた改めて書きたいと思います)

まぁトヨタがLEXUSがうまく行ってないという事実があるので、
なかなか難しいんですけど。








JOC竹田会長は辞任しないとダメですね

2019年01月17日 02時01分22秒 | スポーツ
JOC竹田会長は、一刻も早く辞任しないとダメですね。

JOCの会長、IOCの委員の両方を辞任する必要があります。

IOCの方は、日本の発言力が国際的に落ちてしまいますが、東京オリンピックが決まり
来年開催という今となっては、無理矢理委員に留まってもマイナスなだけです。
札幌もしばらくはキャンディデイトにならないと思いますし
あと10年は、日本でオリンピックはやらないでしょう。

ですので、結果、有罪か無罪かはおいておいて、とりあえず辞任しましょう。

贈収賄については、日本の法律ではOKでも、フランスはNGとなっているようです。
(フランスは民=民でも贈収賄で起訴できる。日本は官=民)

直近、フランスと犯罪者引き渡し条約を結んでいるスイスで開催される
IOCの会合には、竹田会長は体調不良か一身上の理由で欠席だそうです。

もう、そんな気にしているのなら、ここは日本人らしく、潔くスパッと辞めましょう。
今の地位にしがみついてもしょうがないです。

このままの地位で東京オリンピックの開会式に出席して
天皇や安倍総理、小池知事(多分)と並んで、疑惑の竹田JOC会長というのは
あまりにダサすぎます。

大局から自主的に判断してもらえればと。
桜田大臣から何か言われて辞めるとか、末代までの恥ですよ。