最近のアラブ諸国関連の話題を2つ。
1つ目は、カショギ記者の殺害。
これは正直、闇が深すぎてちょっとわかりません。
カショギ記者は、あの悪名高い武器商人、イラン・コントラのカショギの甥っ子。
大富豪(だった)一族です。
ということはダイアナ妃と一緒に亡くなったハロッズの息子とも従兄弟。
こっちは現在も大富豪。
とにかく金持一族の一員ということになります。
そして、アルカイダというか若きオサマ・ビン・ラディンが憧れた
過激なイスラム原理主義組織にも実はかつて所属していたのです。
更に、リベラル系の新聞にも勤務しており、何紙かは編集長もしていて、
更に更に、サウジの諜報部門のトップとも近い関係でスパイ活動もしていました。
で、トルコのサウジアラビア大使館でサウジアラビア政府の人間に殺害された。
これは単に「ジャーナリストが権力者に歯向かって殺された」とか、
「自由を希求して絶対権力者(国王)に殺された」とかいう理由ではない
って言うことだけは直感的にわかります。
ですが、あまりに闇が深すぎて、ちょっとこれ以上はわかりかねますし
評論のしようがないですね。
が、意外とシンプルな話だったりするのかも知れません。裏の裏は表みたいな。
そして2つ目は、ジャーナリストの安田純平が無事帰国しました。
よく3年以上にわたる監禁生活から生還しました。
まずは無事に帰ってきて、家族とも会えたことは良かったです。いやー、良かった。
そして、これに関しては色々な論調で話題になっていますが、
彼は英雄ではありませんが、裏切り者でも非国民でもありません。
ただの日本人ジャーナリストです。
普通、ジャーナリストは、報道の為、正義の為に命をかけます。
ただ、日本の多くのジャーナリストはサラリーマンですので、
会社が危ない所には行かせませんし、会社の意図と違うことを報道させません。
これが日本のマスコミ=偽ジャーナリストです。
その一方で、個人事業主として個人で動いているフリーのジャーナリストもいます。
今回の安田もその一人です。
彼はシリアで人権を抑圧されている人達や、シリアの内戦は実際どうなっているのか、を
自分自身の目で見て、報道しようと考えてシリアに行っています。
勿論、個人事業主でもありますので、英雄症候群というか功名心とかも、
あったのだと思います。
しかしながら、一義的な目的としてはシリアの真実をジャーナリストとして世界に
伝えようと思ったことには、間違いありません。
彼は遊びに行ったわけでも、ISのPVを見て感化されて行こうと思ったわけでもない。
プロのジャーナリストとして行っているわけです。
それは国境なき医師団などのDrも同じで、シリア内戦で苦しんでいる一般市民がいるから
シリアに行くわけです。医師が自分の身を顧みず、シリアの人を助けに入国し、
その結果誘拐されたとしたら避難するのでしょうか。
そもそも、ジャーナリストや医師を誘拐している犯人グループが悪いのであって、
ジャーナリストや医師が悪い訳ではないです。その基本を忘れてはいけません。
正義感(と若干の功名心)にかられたジャーナリストを擁護せず非難し、
犯人グループは全く無視して非難もしない。
日本のシリア大使館でデモをしたという話も聞かない。
何故同じ日本人が誘拐され苦しんでいるのに、犯人を非難せず被害者を糾弾するのか。
これも間違いなく日本人の狂った同調圧力でしょう。
レイプ犯よりも、夜中ミニスカートを履いて歩いていたギャルを非難し糾弾する。
シリアの誘拐犯は放置で日本人被害者を糾弾する日本という国、こんな理性、知性、愛情
のない、愛国心のかけらもない国で良いのでしょうか。
1つ目は、カショギ記者の殺害。
これは正直、闇が深すぎてちょっとわかりません。
カショギ記者は、あの悪名高い武器商人、イラン・コントラのカショギの甥っ子。
大富豪(だった)一族です。
ということはダイアナ妃と一緒に亡くなったハロッズの息子とも従兄弟。
こっちは現在も大富豪。
とにかく金持一族の一員ということになります。
そして、アルカイダというか若きオサマ・ビン・ラディンが憧れた
過激なイスラム原理主義組織にも実はかつて所属していたのです。
更に、リベラル系の新聞にも勤務しており、何紙かは編集長もしていて、
更に更に、サウジの諜報部門のトップとも近い関係でスパイ活動もしていました。
で、トルコのサウジアラビア大使館でサウジアラビア政府の人間に殺害された。
これは単に「ジャーナリストが権力者に歯向かって殺された」とか、
「自由を希求して絶対権力者(国王)に殺された」とかいう理由ではない
って言うことだけは直感的にわかります。
ですが、あまりに闇が深すぎて、ちょっとこれ以上はわかりかねますし
評論のしようがないですね。
が、意外とシンプルな話だったりするのかも知れません。裏の裏は表みたいな。
そして2つ目は、ジャーナリストの安田純平が無事帰国しました。
よく3年以上にわたる監禁生活から生還しました。
まずは無事に帰ってきて、家族とも会えたことは良かったです。いやー、良かった。
そして、これに関しては色々な論調で話題になっていますが、
彼は英雄ではありませんが、裏切り者でも非国民でもありません。
ただの日本人ジャーナリストです。
普通、ジャーナリストは、報道の為、正義の為に命をかけます。
ただ、日本の多くのジャーナリストはサラリーマンですので、
会社が危ない所には行かせませんし、会社の意図と違うことを報道させません。
これが日本のマスコミ=偽ジャーナリストです。
その一方で、個人事業主として個人で動いているフリーのジャーナリストもいます。
今回の安田もその一人です。
彼はシリアで人権を抑圧されている人達や、シリアの内戦は実際どうなっているのか、を
自分自身の目で見て、報道しようと考えてシリアに行っています。
勿論、個人事業主でもありますので、英雄症候群というか功名心とかも、
あったのだと思います。
しかしながら、一義的な目的としてはシリアの真実をジャーナリストとして世界に
伝えようと思ったことには、間違いありません。
彼は遊びに行ったわけでも、ISのPVを見て感化されて行こうと思ったわけでもない。
プロのジャーナリストとして行っているわけです。
それは国境なき医師団などのDrも同じで、シリア内戦で苦しんでいる一般市民がいるから
シリアに行くわけです。医師が自分の身を顧みず、シリアの人を助けに入国し、
その結果誘拐されたとしたら避難するのでしょうか。
そもそも、ジャーナリストや医師を誘拐している犯人グループが悪いのであって、
ジャーナリストや医師が悪い訳ではないです。その基本を忘れてはいけません。
正義感(と若干の功名心)にかられたジャーナリストを擁護せず非難し、
犯人グループは全く無視して非難もしない。
日本のシリア大使館でデモをしたという話も聞かない。
何故同じ日本人が誘拐され苦しんでいるのに、犯人を非難せず被害者を糾弾するのか。
これも間違いなく日本人の狂った同調圧力でしょう。
レイプ犯よりも、夜中ミニスカートを履いて歩いていたギャルを非難し糾弾する。
シリアの誘拐犯は放置で日本人被害者を糾弾する日本という国、こんな理性、知性、愛情
のない、愛国心のかけらもない国で良いのでしょうか。