[2月4日14時00分 天候:晴 東京都墨田区菊川2丁目 愛原家3階ダイニング→2階事務所]
少し歩いた所にある100円ローソンで買い物した後、私達は帰宅した。
パール「お帰りなさいませ」
と、出迎える所は、さすがは斉藤家のメイドである。
愛原「買い物して来たぞ」
パール「ありがとうございます。明日はマサとは違う卵料理を提供させて頂きます」
愛原「それは助かるよ。今朝はベーコンエッグだったから、それとは違う目玉焼き料理をお願いしたいね」
パール「かしこまりました」
リサ「わたしはスクランブルエッグがいい」
パール「スクランブルエッグですか?かしこまりました」
食品関係はパールに渡す。
それ以外の雑貨等については……。
リサ「じゃあ、早速準備するね」
リサはレジ袋から、レターパックを取り出した。
対面での受け渡し後、受領印の必要なレターパックプラスである。
これなら、我那覇絵恋に確実に届いたかどうかが分かる。
リサはスカートの中に手を入れて、ブルマを脱ごうとした。
愛原「先に連絡先を書いてからにした方がいいんじゃないのか?」
リサ「それもそうだね」
愛原「住所は分かるのか?」
リサ「もちろん。年賀状も貰ったし」
愛原「それもそうか」
リサ「えーと……ペンは……」
愛原「ほら」
私はスーツのポケットから、ボールペンを渡した。
リサはそれを受け取ると、ダイニングテーブルの上で、レターパックにペンを走らせた。
高橋「先生。この後はどうされますか?」
愛原「ちょっと下の事務所で仕事してる。明後日の月曜日、デイライトさんに提出する諸経費の請求書、作成しないとな」
高橋「俺も手伝います」
愛原「ありがとう。まあ、夕方までには終わるだろう。パール、夕食、高橋が手伝わなくても大丈夫かな?」
パール「ええ、大丈夫ですよ」
高橋「終わったら行くよ」
パール「よろしく」
リサ「先生、品名は『ブルマ』でいい?」
愛原「いや、そこは『衣類』でボカしとけよ」
リサ「分かった。……うーん……」
リサは少し考えた。
リサ「ついでに手紙書いてもいいかな?」
愛原「いいんじゃない」
かつて、レターパックがエクスパックであった頃、信書の同封は禁止されていた。
これは、エクスパックがゆうパックと同様の『荷物』という扱いだったからである。
もちろん、納品書や送り状などを添え状として同封するのはOKである。
手紙がダメだったということだ。
それがレターパックと変わった今、『郵便物』となった為、信書の同封が解禁された。
リサ「便箋ある?」
愛原「事務所にあるな。一緒に来るか?」
リサ「行くー」
高橋「お供します!」
愛原「そんな、大げさな……」
私達は階段を使って、3階から2階へと下りた。
愛原「事務所も寒いな」
高橋「すぐに暖房入れます」
高橋は暖房の電源を入れた。
私は事務所内のレターケースに入れていた新しい便箋をリサに渡した。
愛原「これでいいか?」
リサ「ありがとう!」
リサは便箋を受け取ると、近くの机に座って手紙を書き始めた。
高橋「コーヒー飲みますか?」
愛原「そうだな。頼むよ」
高橋「了解っス」
高橋は給湯室に行った。
高橋「リサも色々書くの好きっスね」
愛原「オリジナルのリサ・トレヴァーもまた、よく日記を書いていたというからな。その遺伝子かもしれん」
ネスカフェバリスタでコーヒーを入れてきた高橋。
すぐにコーヒーが入るので、急な来客の時にでもすぐ出せるのが良い。
但し、これを設置しているのは事務所のみ。
上のダイニングは、普通のコーヒーメーカーである。
上では急いでコーヒーを入れる必要が無い為。
高橋「なるほど」
リサ「よし、できた」
リサはドヤ顔で手紙を見せた。
愛原「怖い怖い!」
そこには、リサがタイラントやゾンビを引き連れて勝どきをでも上げているイラストが描かれていた。
タッチが不気味なんだが。
リサ「画家の南原先生のマネしてみた」
愛原「あの、劇画ホラー画家の南原氏ね……」
以前、リサが絵のモデルを頼まれていたことがあった。
愛原「こんな送っていいのかよ……」
リサ「エレンなら喜ぶと思う」
高橋「……だな」
リサ「んしょっ!」
リサはスカートの中に入れると、紺色のブルマを脱いだ。
リサ「これを送ればOK!」
愛原「そうだな」
直に入れるのではなく、ビニール袋に入れて、それからレターパックに手紙と一緒に同封した。
愛原「なるべく急いで教えてくれって書いといたか?」
リサ「もちろん。先生の為に急げと。少しでも遅れたら絶交って書いといた」
高橋「リサにゾッコンのレズガキからしてみたら、リサからの絶交宣言は死刑宣告も同じですぜ!ヒャッハッ!」
愛原「何を面白がってんだw それより、早いとこポストに投函しないと。土曜日なら、夕方も集配しているはずだが……」
高橋「おっ、そうっスね」
愛原「この控えのシールを剥がして、ポストに入れるんだ」
リサ「おっ、そうか!……ポストって、駅前にある?」
愛原「そうだな……。高橋、リサに付いて行ってやれ」
高橋「俺っスか?」
愛原「あれだ。新大橋通りの住吉寄りに行くと、菊川郵便局あるだろ?」
高橋「ありますね」
愛原「多分、そこがここから1番近いポストだ。あそこなら、夕方でも回収やってると思う」
高橋「了解です」
リサ「わたし1人でも行けるよ?」
愛原「ちょっとな……。また拉致でもされたら困る。俺は事務作業しないといけないし、パールは夕食の用意がある。高橋ならケンカも強いから、まあ、何とかなるだろう」
高橋「任せてください!ハイエースの1台、2台くらい、俺がスクラップにしてやりますよ!」
まあ、栗原家はもうやって来ないと思うがな。
高橋とリサは、事務所を出て行った。
愛原「ていうかあのレターパック、今日出して、沖縄にいつ着くんだ?」
私は机のPCに向かうと、それで郵便局のサイトにアクセスした。
それで『お届け日数』を確認すると、レターパックなら、東京から沖縄でも1日~2日で届くという。
さすがは、速達郵便と同じラインで配達される郵便物である。
愛原「なるべく急いでと言ったが、エレンのヤツ、どうやって教えてくれるんだろう?」
普通にリサのブルマが届き次第、リサにLINEで教えるのだろうが……。
それとも、リサがブルマを送ったのと同様、エレンもリサに何か送るのだろうか?
リサが帰ってきたら確認してみよう。
私はそう考えると、事務作業を始めた。
少し歩いた所にある100円ローソンで買い物した後、私達は帰宅した。
パール「お帰りなさいませ」
と、出迎える所は、さすがは斉藤家のメイドである。
愛原「買い物して来たぞ」
パール「ありがとうございます。明日はマサとは違う卵料理を提供させて頂きます」
愛原「それは助かるよ。今朝はベーコンエッグだったから、それとは違う目玉焼き料理をお願いしたいね」
パール「かしこまりました」
リサ「わたしはスクランブルエッグがいい」
パール「スクランブルエッグですか?かしこまりました」
食品関係はパールに渡す。
それ以外の雑貨等については……。
リサ「じゃあ、早速準備するね」
リサはレジ袋から、レターパックを取り出した。
対面での受け渡し後、受領印の必要なレターパックプラスである。
これなら、我那覇絵恋に確実に届いたかどうかが分かる。
リサはスカートの中に手を入れて、ブルマを脱ごうとした。
愛原「先に連絡先を書いてからにした方がいいんじゃないのか?」
リサ「それもそうだね」
愛原「住所は分かるのか?」
リサ「もちろん。年賀状も貰ったし」
愛原「それもそうか」
リサ「えーと……ペンは……」
愛原「ほら」
私はスーツのポケットから、ボールペンを渡した。
リサはそれを受け取ると、ダイニングテーブルの上で、レターパックにペンを走らせた。
高橋「先生。この後はどうされますか?」
愛原「ちょっと下の事務所で仕事してる。明後日の月曜日、デイライトさんに提出する諸経費の請求書、作成しないとな」
高橋「俺も手伝います」
愛原「ありがとう。まあ、夕方までには終わるだろう。パール、夕食、高橋が手伝わなくても大丈夫かな?」
パール「ええ、大丈夫ですよ」
高橋「終わったら行くよ」
パール「よろしく」
リサ「先生、品名は『ブルマ』でいい?」
愛原「いや、そこは『衣類』でボカしとけよ」
リサ「分かった。……うーん……」
リサは少し考えた。
リサ「ついでに手紙書いてもいいかな?」
愛原「いいんじゃない」
かつて、レターパックがエクスパックであった頃、信書の同封は禁止されていた。
これは、エクスパックがゆうパックと同様の『荷物』という扱いだったからである。
もちろん、納品書や送り状などを添え状として同封するのはOKである。
手紙がダメだったということだ。
それがレターパックと変わった今、『郵便物』となった為、信書の同封が解禁された。
リサ「便箋ある?」
愛原「事務所にあるな。一緒に来るか?」
リサ「行くー」
高橋「お供します!」
愛原「そんな、大げさな……」
私達は階段を使って、3階から2階へと下りた。
愛原「事務所も寒いな」
高橋「すぐに暖房入れます」
高橋は暖房の電源を入れた。
私は事務所内のレターケースに入れていた新しい便箋をリサに渡した。
愛原「これでいいか?」
リサ「ありがとう!」
リサは便箋を受け取ると、近くの机に座って手紙を書き始めた。
高橋「コーヒー飲みますか?」
愛原「そうだな。頼むよ」
高橋「了解っス」
高橋は給湯室に行った。
高橋「リサも色々書くの好きっスね」
愛原「オリジナルのリサ・トレヴァーもまた、よく日記を書いていたというからな。その遺伝子かもしれん」
ネスカフェバリスタでコーヒーを入れてきた高橋。
すぐにコーヒーが入るので、急な来客の時にでもすぐ出せるのが良い。
但し、これを設置しているのは事務所のみ。
上のダイニングは、普通のコーヒーメーカーである。
上では急いでコーヒーを入れる必要が無い為。
高橋「なるほど」
リサ「よし、できた」
リサはドヤ顔で手紙を見せた。
愛原「怖い怖い!」
そこには、リサがタイラントやゾンビを引き連れて勝どきをでも上げているイラストが描かれていた。
タッチが不気味なんだが。
リサ「画家の南原先生のマネしてみた」
愛原「あの、劇画ホラー画家の南原氏ね……」
以前、リサが絵のモデルを頼まれていたことがあった。
愛原「こんな送っていいのかよ……」
リサ「エレンなら喜ぶと思う」
高橋「……だな」
リサ「んしょっ!」
リサはスカートの中に入れると、紺色のブルマを脱いだ。
リサ「これを送ればOK!」
愛原「そうだな」
直に入れるのではなく、ビニール袋に入れて、それからレターパックに手紙と一緒に同封した。
愛原「なるべく急いで教えてくれって書いといたか?」
リサ「もちろん。先生の為に急げと。少しでも遅れたら絶交って書いといた」
高橋「リサにゾッコンのレズガキからしてみたら、リサからの絶交宣言は死刑宣告も同じですぜ!ヒャッハッ!」
愛原「何を面白がってんだw それより、早いとこポストに投函しないと。土曜日なら、夕方も集配しているはずだが……」
高橋「おっ、そうっスね」
愛原「この控えのシールを剥がして、ポストに入れるんだ」
リサ「おっ、そうか!……ポストって、駅前にある?」
愛原「そうだな……。高橋、リサに付いて行ってやれ」
高橋「俺っスか?」
愛原「あれだ。新大橋通りの住吉寄りに行くと、菊川郵便局あるだろ?」
高橋「ありますね」
愛原「多分、そこがここから1番近いポストだ。あそこなら、夕方でも回収やってると思う」
高橋「了解です」
リサ「わたし1人でも行けるよ?」
愛原「ちょっとな……。また拉致でもされたら困る。俺は事務作業しないといけないし、パールは夕食の用意がある。高橋ならケンカも強いから、まあ、何とかなるだろう」
高橋「任せてください!ハイエースの1台、2台くらい、俺がスクラップにしてやりますよ!」
まあ、栗原家はもうやって来ないと思うがな。
高橋とリサは、事務所を出て行った。
愛原「ていうかあのレターパック、今日出して、沖縄にいつ着くんだ?」
私は机のPCに向かうと、それで郵便局のサイトにアクセスした。
それで『お届け日数』を確認すると、レターパックなら、東京から沖縄でも1日~2日で届くという。
さすがは、速達郵便と同じラインで配達される郵便物である。
愛原「なるべく急いでと言ったが、エレンのヤツ、どうやって教えてくれるんだろう?」
普通にリサのブルマが届き次第、リサにLINEで教えるのだろうが……。
それとも、リサがブルマを送ったのと同様、エレンもリサに何か送るのだろうか?
リサが帰ってきたら確認してみよう。
私はそう考えると、事務作業を始めた。
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