[7月22日10:00.天候:晴 長野県北部山中 マリアの屋敷]
マリアの屋敷は大きなものである。
尚、都合3回ほど移転を繰り返している。
今は長野県北部の山中に落ち着いているわけだ。
屋敷の中も様変わりした。
元々地下は魔法の実験施設のような所であり、マリアの屋敷に迷い込んだ人間で、マリアや人形の機嫌を損ねた者は2度と屋敷から出られず、哀れにも魔法の実験台になったという。
今、マリアのそんな魔女ぶりはナリを潜め、その実験施設も廃止されている。
代わりに造られたのがプールである!
学校のそれ並みに25メートルある。
ここで稲生、マリアに泳ぎを教えることをしていたのだが、今は違う。
エレーナ:「おーっ、マリアンナ!早速お呼ばれしたぞー!」
マリア:「オマエは勝手に来ただけだろ。オマエは1時間10ポンドな?」
エレーナ:「何故ポンド!?ポンドじゃなくて円にしろよ!ほら、30円くらいなら払うぞ?」
マリア:「いいから、30ポンド出せよ」
エレーナ:「冗談!」
リリアンヌ:「フヒヒ……。ま、ままマリアンナ先輩……き、きき、今日は、あ、ありがとうございます……フフフ……」
マリア:「リリアンヌはいいよ。今月のダンテ一門の月間標語は『先輩は後輩を大事にしよう』だから」
エレーナ:「汚ぇな……!」
そんなことをしているうちに、続々と若い魔女達が集まり出した。
もっとも、正体を表せば老婆になる魔女も、魔法を使って若返っているのだが。
アンナ:「こんにちは。今日はお招き頂き、ありがとう」
マリア:「ああ。ごゆっくり」
エレーナ:「おっ、来たな〜?呪いの魔女」
アンナ:「ニコニコ現金日銭稼ぎの魔女さん、こんにちは」
エレーナ:「枕詞が気になるが、よお!」
リリアンヌ:「フヒヒ……せ、先輩、早く着替えましょお……ヒヒヒヒ……」
エレーナ:「おっ、そうだな。じゃ、更衣室借りるぜー?」
マリア:「エレーナに限り、1回100……」
エレーナ:「あー!聞こえない聞こえない!アンナ、行くぞ!」
アンナ:「相変わらずね。あなた達、仲がいいのか悪いのか……」
リリアンヌ:「フフフ……仲いいですよ」
エレーナ:「こら、リリィ!余計なこと言うなっ」
リリアンヌ:「フヒッ!?……すす、すいません……」
男性読者の皆様、お待たせ致しました。
秘密の花園、女子更衣室でございます。
イリーナ:「最近、ブラのサイズが合わなくてねぇ……」
ポーリン:「胸も老化しているのではないか?私の薬を特別価格で譲ろう!」
イリーナ:「初回特典でタダにしてぇ〜ん?お姉様ぁ〜?」
ポーリン:「気持ち悪い!抱きつくな!」
アナスタシア:「多分、こういうのは望んでいないと思うわ。皆、さっさと着替えなさい」
アンナ:「はい!」
マルファ:「ナスちゃん、おやつは300円まで!?」
アナスタシア:「自由人のあなたは300ユーロまでOKでしょう」
マルファ:「おお〜!」
エレーナ:「『おもしろ師匠連合』勢揃いだな」
マリア:「うん」
各自それぞれの水着に着替える。
エレーナ:「アナスタシア組、さすがだな。水着まで黒で統一されてるぜ?」
マリア:「ブレない面々だな」
エレーナは青いビキニ、マリアは緑色のビキニに着替える。
尚、この2人の水着の色合いは契約悪魔の都合による。
リリアンヌ:「あ、ああ、あの……!わらひ(私)、こんな恰好で、い、いい、いいんでしょうか?」
リリアンヌの実年齢はまだ中学生くらいということもあり、そんなに露出の高い水着ではない。
エレーナ:「おー!よく似合ってんじゃん?いっそのことスク水にしたら、ファンも増えるぞ?」
リリアンヌ:「す、すす、スク水!?……って、何ですか?!」
エレーナ:「マリアンナが昔、稲生氏に着せられたヤツだよ。なあ?」
マリア:「勇太お気に入りのエロ動画にそういうのがあったから何かと思ったんだけど……」
リリアンヌ:「そ、そそ、そのスク水という水着を着たら、お、泳ぎ、上手くなりますか?」
マリア:「うーん……どうだろう?まあ、結局私は教わったから泳げるようになったというだけで、水着は関係無いと思うよ?」
エレーナ:「ま、スク水は稲生氏の趣味だったということで」
すると、ピィーッというホイッスルの音が聞こえた。
イリーナ:「はいはーい!皆、水着には着替えたかしらー?早速、プールに入る前に準備体操と行くよー。プールサイドに集まってー」
鳴らしたのはイリーナ。
この屋敷の主人はマリアということになっているが、それは表向きで、実際は住み込みの管理人といった感じ。
本当のオーナーは、やはりイリーナである。
イリーナ:「はいっ!イチ、ニー、サン、シー!?」
エレーナ:「ALSOK(アルソック)!」
イリーナ:「フザけた上に作者のライバル会社を勝手に出したエレーナは腕立て伏せ10回!」
エレーナ:「ええっ、マジっすか!?いや、今の流れだとそうでしょ!?」
イリーナ:「口答えしたので、腕立て伏せ20回!」
エレーナ:「ガビーン!」
魔道師の世界は本来、師弟関係並びに姉妹弟子(先輩後輩)の上下関係は厳しいものなのである。
準備体操も終わって、ようやくプールに入った魔女達は童心に返っていた。
エレーナ:「あー、偉ェ目に遭った……」
アンナ:「エレーナだけに?」
エレーナ:「おい!……てか、稲生氏はどこ行った?今ならハーレム体験できるってのに、勿体無い」
アンナ:「ホントよねー」
エレーナ:「マリアンナ、ちょっと呼んで来いよー?」
マリア:「呼んで来たいのは山々だけど、あいつらの許可を取って来てからね?」
マリアが指さした所には、同じく童心に返って楽しみつつも、男性恐怖症や嫌悪症の魔女達が固まっていた。
普通の人間だった頃、何らかの性犯罪の被害に遭った者達である。
それを言うならマリアも集団レイプの被害を受け、リリアンヌは幼少の頃に性的虐待を受けていたクチだ。
アンナは浮気された上、ヤリ捨てられたクチである。
エレーナ:「しゃあねぇ。じゃ、私がちょっくら行ってくるか」
エレーナはのこのこと最凶魔女軍団の所に向かった。
エレーナ:「ねぇ、ちょっと!イリーナ組の稲生勇太氏も呼んであげようよー?」
チュドーン!!
イリーナ:「うぉっ!?ビックリした……!」
アナスタシア:「こらーっ!ケンカするなら退場処分にするわよ!?」
いきなり攻撃魔法を食らい、大ダメージ食らったエレーナがいた。
マリア:「だから言ったのに……」
アンナ:「あの人達、私達以上にヒドい目に遭わされたってこと?」
マリア:「いや、私と同じくらいだろう。私もヘタしたら、向こう側にいた。勇太のおかげで、今こっち側にいる」
アンナ:「いいなぁ……」
リリアンヌ:「フフフ……!マリアンナ先輩の体験発表、是非聞きたいです……」
エレーナ:「く……くかっ……!あの、『性犯罪被害者の会』連中が……!」
で、その頃、稲生はどうしていたかというと……。
稲生:「んー!んー!」
件の最凶魔女軍団に捕まり、グルグル巻きに縛り上げられ、男子更衣室に閉じ込められていたという。
マリアの屋敷は大きなものである。
尚、都合3回ほど移転を繰り返している。
今は長野県北部の山中に落ち着いているわけだ。
屋敷の中も様変わりした。
元々地下は魔法の実験施設のような所であり、マリアの屋敷に迷い込んだ人間で、マリアや人形の機嫌を損ねた者は2度と屋敷から出られず、哀れにも魔法の実験台になったという。
今、マリアのそんな魔女ぶりはナリを潜め、その実験施設も廃止されている。
代わりに造られたのがプールである!
学校のそれ並みに25メートルある。
ここで稲生、マリアに泳ぎを教えることをしていたのだが、今は違う。
エレーナ:「おーっ、マリアンナ!早速お呼ばれしたぞー!」
マリア:「オマエは勝手に来ただけだろ。オマエは1時間10ポンドな?」
エレーナ:「何故ポンド!?ポンドじゃなくて円にしろよ!ほら、30円くらいなら払うぞ?」
マリア:「いいから、30ポンド出せよ」
エレーナ:「冗談!」
リリアンヌ:「フヒヒ……。ま、ままマリアンナ先輩……き、きき、今日は、あ、ありがとうございます……フフフ……」
マリア:「リリアンヌはいいよ。今月のダンテ一門の月間標語は『先輩は後輩を大事にしよう』だから」
エレーナ:「汚ぇな……!」
そんなことをしているうちに、続々と若い魔女達が集まり出した。
もっとも、正体を表せば老婆になる魔女も、魔法を使って若返っているのだが。
アンナ:「こんにちは。今日はお招き頂き、ありがとう」
マリア:「ああ。ごゆっくり」
エレーナ:「おっ、来たな〜?呪いの魔女」
アンナ:「ニコニコ現金日銭稼ぎの魔女さん、こんにちは」
エレーナ:「枕詞が気になるが、よお!」
リリアンヌ:「フヒヒ……せ、先輩、早く着替えましょお……ヒヒヒヒ……」
エレーナ:「おっ、そうだな。じゃ、更衣室借りるぜー?」
マリア:「エレーナに限り、1回100……」
エレーナ:「あー!聞こえない聞こえない!アンナ、行くぞ!」
アンナ:「相変わらずね。あなた達、仲がいいのか悪いのか……」
リリアンヌ:「フフフ……仲いいですよ」
エレーナ:「こら、リリィ!余計なこと言うなっ」
リリアンヌ:「フヒッ!?……すす、すいません……」
男性読者の皆様、お待たせ致しました。
秘密の花園、女子更衣室でございます。
イリーナ:「最近、ブラのサイズが合わなくてねぇ……」
ポーリン:「胸も老化しているのではないか?私の薬を特別価格で譲ろう!」
イリーナ:「初回特典でタダにしてぇ〜ん?お姉様ぁ〜?」
ポーリン:「気持ち悪い!抱きつくな!」
アナスタシア:「多分、こういうのは望んでいないと思うわ。皆、さっさと着替えなさい」
アンナ:「はい!」
マルファ:「ナスちゃん、おやつは300円まで!?」
アナスタシア:「自由人のあなたは300ユーロまでOKでしょう」
マルファ:「おお〜!」
エレーナ:「『おもしろ師匠連合』勢揃いだな」
マリア:「うん」
各自それぞれの水着に着替える。
エレーナ:「アナスタシア組、さすがだな。水着まで黒で統一されてるぜ?」
マリア:「ブレない面々だな」
エレーナは青いビキニ、マリアは緑色のビキニに着替える。
尚、この2人の水着の色合いは契約悪魔の都合による。
リリアンヌ:「あ、ああ、あの……!わらひ(私)、こんな恰好で、い、いい、いいんでしょうか?」
リリアンヌの実年齢はまだ中学生くらいということもあり、そんなに露出の高い水着ではない。
エレーナ:「おー!よく似合ってんじゃん?いっそのことスク水にしたら、ファンも増えるぞ?」
リリアンヌ:「す、すす、スク水!?……って、何ですか?!」
エレーナ:「マリアンナが昔、稲生氏に着せられたヤツだよ。なあ?」
マリア:「勇太お気に入りのエロ動画にそういうのがあったから何かと思ったんだけど……」
リリアンヌ:「そ、そそ、そのスク水という水着を着たら、お、泳ぎ、上手くなりますか?」
マリア:「うーん……どうだろう?まあ、結局私は教わったから泳げるようになったというだけで、水着は関係無いと思うよ?」
エレーナ:「ま、スク水は稲生氏の趣味だったということで」
すると、ピィーッというホイッスルの音が聞こえた。
イリーナ:「はいはーい!皆、水着には着替えたかしらー?早速、プールに入る前に準備体操と行くよー。プールサイドに集まってー」
鳴らしたのはイリーナ。
この屋敷の主人はマリアということになっているが、それは表向きで、実際は住み込みの管理人といった感じ。
本当のオーナーは、やはりイリーナである。
イリーナ:「はいっ!イチ、ニー、サン、シー!?」
エレーナ:「ALSOK(アルソック)!」
イリーナ:「フザけた上に作者のライバル会社を勝手に出したエレーナは腕立て伏せ10回!」
エレーナ:「ええっ、マジっすか!?いや、今の流れだとそうでしょ!?」
イリーナ:「口答えしたので、腕立て伏せ20回!」
エレーナ:「ガビーン!」
魔道師の世界は本来、師弟関係並びに姉妹弟子(先輩後輩)の上下関係は厳しいものなのである。
準備体操も終わって、ようやくプールに入った魔女達は童心に返っていた。
エレーナ:「あー、偉ェ目に遭った……」
アンナ:「エレーナだけに?」
エレーナ:「おい!……てか、稲生氏はどこ行った?今ならハーレム体験できるってのに、勿体無い」
アンナ:「ホントよねー」
エレーナ:「マリアンナ、ちょっと呼んで来いよー?」
マリア:「呼んで来たいのは山々だけど、あいつらの許可を取って来てからね?」
マリアが指さした所には、同じく童心に返って楽しみつつも、男性恐怖症や嫌悪症の魔女達が固まっていた。
普通の人間だった頃、何らかの性犯罪の被害に遭った者達である。
それを言うならマリアも集団レイプの被害を受け、リリアンヌは幼少の頃に性的虐待を受けていたクチだ。
アンナは浮気された上、ヤリ捨てられたクチである。
エレーナ:「しゃあねぇ。じゃ、私がちょっくら行ってくるか」
エレーナはのこのこと最凶魔女軍団の所に向かった。
エレーナ:「ねぇ、ちょっと!イリーナ組の稲生勇太氏も呼んであげようよー?」
チュドーン!!
イリーナ:「うぉっ!?ビックリした……!」
アナスタシア:「こらーっ!ケンカするなら退場処分にするわよ!?」
いきなり攻撃魔法を食らい、大ダメージ食らったエレーナがいた。
マリア:「だから言ったのに……」
アンナ:「あの人達、私達以上にヒドい目に遭わされたってこと?」
マリア:「いや、私と同じくらいだろう。私もヘタしたら、向こう側にいた。勇太のおかげで、今こっち側にいる」
アンナ:「いいなぁ……」
リリアンヌ:「フフフ……!マリアンナ先輩の体験発表、是非聞きたいです……」
エレーナ:「く……くかっ……!あの、『性犯罪被害者の会』連中が……!」
で、その頃、稲生はどうしていたかというと……。
稲生:「んー!んー!」
件の最凶魔女軍団に捕まり、グルグル巻きに縛り上げられ、男子更衣室に閉じ込められていたという。