報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

他人事ではない。

2013-01-23 22:23:01 | 日記
駅員寝坊…券売機や改札動かず 東武鉄道、一部乗客足止め(産経新聞) - goo ニュース

 産経新聞ではフツーに叩き起こしたような内容になっているが、スポニチの記事では始発電車の運転士が事務室のドアをブッ壊して飛び込む騒ぎだったそうだ。普段は隣の駅などからモーニングコールを掛けるのだが、それでも起きなかったという。上福岡駅といえば急行電車も止まる、そこそこの規模の駅である。上福岡駅の駅員が東武鉄道の正社員なのか、それとも関連会社の請負(東武ステーションサービスだったか?)によるものなのか不明だが、なんともまあお粗末な騒ぎである。おおかた、夜遅くまでモバゲーかグリーでもやっていたのだろう(←ただの偏見)。
 私も泊まり勤務が主体の仕事なので、他人事ではない。弊社でも1人だけが仮眠をしている、寝坊したらソッコーでアウトになるような現場も存在する。私の勤務するビルの隣の現場も似たようなもので、大抵は定時連絡をもって起床したかどうかを判断している。電話が無かったら、こっちから電話してやって起こすというのがベタな法則だ。あまり大きな声では言えないが、電話してやっても起きなかった時がある。そんな時はどうするのか。上福岡駅みたいに、ドアぶっ壊しに行くのか。いやいやいや。幸い、こちらはビルである。しかも、隣接している。何が言いたいか。自分のビルで火災警報が作動すると、周辺のビルの防災盤に移報するようになっている。つまり、逆に自分のビルでなくても、周辺のビルの火災警報が受信されて、自分の所で警報が鳴るのだ。それを思い出した私は、すぐに手近の防火扉をわざと操作した。それだけでは、館内に火災放送が鳴らないことは知っていた(恐らく、防火扉はよく誤作動を起こすからだろう)。あくまで、警備室の中だけである。で、寝坊している警備員のビルには、仮眠室にも防災盤の子機があるので、当然それも鳴るはず。ビンゴ!それでやっと起きた。バカとハサミと防災機器は使いようだ。上福岡駅も、わざと火災報知機のボタンでも押してやったら起きたんじゃないか?まあ、当の旅客も、そこまでは考え付かなかったか。……え?それ以前に、電車自体が止まっちゃうって?うん、それもそうだな。
 そこそこの規模の駅であれば駅前に交番があるから、そこから運転指令なりに連絡をするのが1番のようだ。
 因みに旧国鉄の車掌が著した回想録では、駅員ではなく、始発電車の車掌の寝坊事故が記載されている。数十年も前の話なので、鉄道職員による寝坊事故は今に始まったことではないようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする