報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
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 実際のものとは異なります。

被災地で起きているもの

2013-01-06 19:53:46 | 日記
被災地派遣の職員死亡「やりきれない」 宝塚市長(朝日新聞) - goo ニュース

 このニュースを見て、びっくりした人も多いだろう。不謹慎だろうが、被災者が未来に絶望して自殺してしまったというのなら分からなくもない。しかし、ややもすれば阪神大震災を経験しているかもしれない職員の方が自殺してしまったのだから不思議な話だ。そう、不思議に思うのは被災者ではないからだ。
 私は多摩準急先生から、宮城県石巻市の現状を聞いている。復興に向けて住民一丸となって頑張っている所もあるだろう。しかし、石巻市には既に(一部ではあるだろうが)復興諦めムードが漂っているとのことだった。被災地のことは石巻のことしか聞いていないので、岩手県の方はどうなのかは分からない。
 大槌町と言えば、町長が津波に呑まれて亡くなった町でもある。ウィキペディアでも惨状の写真を見ることができるが、私がかつて運送会社に勤めていた頃に配達に行った店がどこかも分からなくなっていた。逆光で目測を誤り、トラックを左に寄せ過ぎて左のミラーを街灯のポールに派手にぶつけて、大騒ぎさせた思い出がある。ヒマな警察がパトカーが3台ほどやってきて、実況見分に来ていた。その後、交番に連れて行かれて事情聴取を受けたのだが、その交番も跡形も無く消えていた。仙台市内で同じような事故をまたやらかした時、警官が1人チャリンコでやってきたのとは大違いだ。因みに秋田で右側をぶつけた時は【以下略】(←お前、どんだけ事故っとんねん!)。ええ、分かってますよ。社会平和のために、私はハンドルは握りません。そのため、車が無いと生活できない地方を脱出し、首都圏で平和に暮しております。
 えーと……何の話だったっけ?あ、そうそう。関西からの派遣職員が自殺してしまったという話ね。あまりにも被害が酷すぎ、なまじ阪神大震災を経験している為に、その復興スピードがあまりにも遅い(阪神の時とどうだったかというのを比べてしまう)ので、経験者から見れば絶望的だってことだな、大槌町にあっては。被災地でボランティア活動を日夜続けていらっしゃる多摩準急先生の見解を伺いたいところである。
 その先生も、所属しているボランティア団体と活動方針を巡って軋轢が発生しているという。ボランティア精神を布教活動に使うなとのことだが、いやいや先生、それは先生の方が間違っている。宗教団体がボランティア活動するのは、ほぼ100%布教活動の手段に過ぎないから。日蓮正宗や顕正会が公式にボランティア活動をしないのは、それを布教活動の方針とするには日蓮大聖人の教えに合わないからである。創価学会はやっているが、その理由は【禁則事項です】。但し、宗門は義援金を集めて岩手県、宮城県、福島県に寄付している(大日蓮 平成23年7月号より)。多摩準急先生~、抜けるなら今のうちでっせー。今度は、宗教色の無い団体に鞍替えすることですね。
コメント (9)
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