【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

センシュアルを纏う赤と黒の世界

2012-06-16 17:12:17 | 私の手作り夢時間





もしたった1着、絹の服 が買えるとしたら 
どんなのにするか、今から決まっている。
(中略)
玉虫色のがいい。
光の加減である時は青く、
ある時は氷の張った窓硝子越しに見える
夕暮れの空のような銀色に変わる
玉虫色 ―― それにところどころ
泡のような レース をあしらう。
窓硝子に張り付いている
あの羽毛のような雪に似た レース を。                 
               【「エミリーはのぼる」 第1章】




     今日は雨。
   しかも1日中、ずらり見事な傘マークが並んでいます。

    おまけに梅雨寒(つゆさむ)の様相。
   昨日と同じ格好では少々、肌寒く感じます。

    こんな時役立つのが、レースのカーディーガン。
   今年程、頻繁に着込んでいる年はないように思います。

    ふと・・今年はまだ半袖を着ていない事に気付きました。
   尤も、これは庭に出る事が多いものですから、
   いちいち長袖の上着を羽織るのがめんどうなだけなのですが・・。








   さて、今日はちょっと大胆に赤と黒の服を。
  大人っぽく、センシュアル(官能的)? に。

   ただ、スカートはリフォームです。この度、蘇りました。
  と言っても、単にスカート部分を切り離しただけですが・・。

   実はこの服、昔ドイツで求めたお気に入りの絹のワンピース。
  捨てるに忍びず、長いこと箪笥の肥やしに。

   背中が開(あ)き、ローウェストのものは今では全く似合いません。
  ただスカート部分は、これも大のお気に入り4段のフリル。

   今となれば、原形を写真に撮っておけば良かったと思いますが、
  その時は思いもしませんので。
  何せ、思い立ったら即、ハサミを入れてしまう私ですから。

   そんなこんなで。黒のブラウス(コムサ)を合わせてみました。
  冒頭の写真のブラウスは私の好きな 『アンの世界』 風の立襟。
  しかしながら、前面が一部絹とは言え、綿ブラウス。

   やはり絹のブラウスの方が良いのでは・・? 
  と思い直し、用意したのが、こちらのブラウスです。
  袖部分がレースになっています。(ハナエ・モリ)            

   ビーズのネックレスと先日のアンティークな 【薔薇のバッグ】 を組み合わせて。
  写真ではちょっと分かりませんがスカート、かなり広がっています。
  薔薇でも咥(くわ)えて、タップダンスでも踊るのが似合いそうですね。