【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

やっぱりレースが好き!

2012-06-19 16:12:18 | リラのお気楽ユメ日記





【ドライの薔薇を飾って】


ヘイゼルは髪をふわりと膨らませ、
帽子を被った。
帽子の縁には薔薇色の裏が付いており、
周りをぐるっと 薔薇 のような花が
取り巻いていた。
              【「アンの幸福」 第2年目10.】


   台風4号と活発な梅雨前線の影響で断続的な雨が降り続いています。
  どうやらこの台風は日本列島を縦断する模様。
  今後の進路が気になります。

   今朝、庭に出てビックリ。
  これまで1番日当たりの良い東南に白い蝶(半夏生)が舞っていたものですが、
  今日は庭一面に。一夜にして変わる・・こんな事って、本当にあるのですね。
  







   さて、今日の写真。
  やっぱり私はレースと薔薇が好き!

   又々、レースのカーディーガン
  を取り出しました。(ブラウスも)

   残念ながら、こちらは
  私の手作りではありません。

   レースと来れば・・当然、
  もう1つは薔薇ですね。      

   今日は薔薇の描かれた
  パラソルも取り出しました。

   こちらは、フリル & 薔薇。
  折り畳みの晴雨兼用傘です。

   勿論、雨傘も薔薇の
  付いたものを使用。

   尤も全部が全部、
  そうではありませんが。

   こちらの薔薇も私の手になる
  ものではありません。市販品。探せばあるものですね。

   私には、こんな風に簡単な薔薇を描くという事が、
  どうしても出来ませんので。薔薇には、ついつい余計な熱が入ってしまうのです。

   そしてブラウス。綿60%、絹40%ものですが、
  こちらも袖が透けたレースになっています。(イタリア製 : nara CAMICE)

   そうそう、腕を絞るようになっているリボン。
  先日の 【レースのカーディーガン】 に応用させて頂きました。

   腕をまくって、そこでリボンを結べば、それこそ膨らんだ袖になりますから。
  ~なんて冗談。兎にも角にも・・何となく優雅ですし、袖口が邪魔になりませんものね。

   それにしても、レスリー ではないけれど、黒には赤が似合いますね。
  帽子に付けた薔薇も、手作りの白黒の薔薇よりドライの紅い薔薇の方が断然!
  今度は赤い薔薇のコサージュを作るつもりです。 

膨らんだ袖への憧憬~その2

2012-06-18 17:20:17 | リラのお気楽ユメ日記





「・・・ この袖だけでもたっぷり
ブラウス1枚分はありますよ。
あんたはアンの虚栄心を
ますます募らせるだけですよ。
(中略)
袖はばかばかしく
大きくなるばかりじゃありませんか。
来年になれば、そんなスリーブを
したものは体をはすにしなけりゃ、
はいりが出来なくなるだろうね」                  
                 【「赤毛のアン」 第25章】



     貴重な梅雨の中休みの2日目は快晴と言えないまでも、
   時折、太陽が顔を出しています。

    ただ今日は朝から梅雨独特の、
   じとっと纏(まと)わりつくような不快な湿度。
   こんな時、6月が1番素敵な季節だという 『アンの世界』 を思います。




   さて、今日の写真。
  流行に関係なく、大好きなものは 「膨らんだ袖」。

   この袖への憧れは子供の頃からですから、相当なものです。
  後、もう一つ帽子も。
  ~なんて。(前回の記事は 【こちら】

   それにしても、今日の マリラ の言葉には笑ってしまいますね。
  ブラウス1枚分もある袖、体を蓮(はす)にしなければ・・云々(うんぬん)。

   ユーモアあるではありませんか、マリラって。
  尤も本人は、そのつもりは全くないのでしょうけれど。

   話が逸(そ)れました。
  今日は期せずして色も、ブルーに次いで好きなエメラルド・グリーンなら、
  袖のパテンレースは、薔薇の次に大好きな葡萄となりました。
  (ブラウス : 近沢レース / スカート : M・バレンチノ)

萌葱色のキラッ!☆

2012-06-17 16:25:25 | 香る庭の花綴り

【朝日に輝く 「ガザニア」】



「かくて時は過ぎ行く」
時は容赦ようしゃなく過ぎて行く。
忙しさや慌ただしさや近代化で
汚されていないニュームーンでさえも
時はどんどん過ぎて行く。
(中略)
白い6月 の百合はそよ風に揺らめいていた ――
彼女は古い友達の風のおばさんがその
花々の上に身をかがめて白蟻のような頬に
触れているのを見るような気がした。                 
                 【「エミリーはのぼる」 第24章】




【白い6月の 「半夏生(ハンゲショウ)」】


【室内から見た 「緑のカーテン」】


                                【ゴーヤの花】
   昨日は本当に良く降りました。
  それでも有り難い事に
  今日はその雨も上がり太陽が!

   そんな日の朝は、あっちも
  こっちも、キラッ、キラッ~☆

   少々、多かったものの、
  恵みのシャワーを一杯に浴びた
  庭の植物たち。

   いつにも増して輝きを増して
  います。それにしても・・。

   晴れてくれた事は大層嬉しい
  けれど、そんな筈では・・?

   慌てて天気予報を調べましたら、
  何と明日も晴れ。嬉しい誤算。

   採れる時に採って置こうと、
  私は今日も、どくだみ採りです。

   そして乾いた傍から
  美味しく頂いています。
   

   さて、こちらの写真。
  (冒頭の写真、2枚目も)

   深い緑の葉っぱに葡萄酒色の
  花を付けているのは 「ガザニア」。

   落ち着いた花色に
  癒やしを感じます。

   夏には珍しい、この色。
  改めて素敵だな~と。   

   そして2年目を迎えた
  「緑のカーテン」。

   昨年は初めてでしたので、
  おっかなびっくりでしたが、
  さすがに今年は慣れました。

   生長が早く、毎朝蔓を誘導して
  やるのが、日課になっています。
  同時に楽しみにも。

   かと思えば、
  俄かに白さを増した 「半夏生」。
  つい先日は、やっと白くなりかかった所でしたのに。
  
   折からの風に揺れている姿は、
  まるで白い蝶が舞っているようで、こちらまで楽しくなります。

   白い6月の半夏生そよ風に揺らめいていた」 
  今日の引用文、こじつけもいい処ですね。  

センシュアルを纏う赤と黒の世界

2012-06-16 17:12:17 | 私の手作り夢時間





もしたった1着、絹の服 が買えるとしたら 
どんなのにするか、今から決まっている。
(中略)
玉虫色のがいい。
光の加減である時は青く、
ある時は氷の張った窓硝子越しに見える
夕暮れの空のような銀色に変わる
玉虫色 ―― それにところどころ
泡のような レース をあしらう。
窓硝子に張り付いている
あの羽毛のような雪に似た レース を。                 
               【「エミリーはのぼる」 第1章】




     今日は雨。
   しかも1日中、ずらり見事な傘マークが並んでいます。

    おまけに梅雨寒(つゆさむ)の様相。
   昨日と同じ格好では少々、肌寒く感じます。

    こんな時役立つのが、レースのカーディーガン。
   今年程、頻繁に着込んでいる年はないように思います。

    ふと・・今年はまだ半袖を着ていない事に気付きました。
   尤も、これは庭に出る事が多いものですから、
   いちいち長袖の上着を羽織るのがめんどうなだけなのですが・・。








   さて、今日はちょっと大胆に赤と黒の服を。
  大人っぽく、センシュアル(官能的)? に。

   ただ、スカートはリフォームです。この度、蘇りました。
  と言っても、単にスカート部分を切り離しただけですが・・。

   実はこの服、昔ドイツで求めたお気に入りの絹のワンピース。
  捨てるに忍びず、長いこと箪笥の肥やしに。

   背中が開(あ)き、ローウェストのものは今では全く似合いません。
  ただスカート部分は、これも大のお気に入り4段のフリル。

   今となれば、原形を写真に撮っておけば良かったと思いますが、
  その時は思いもしませんので。
  何せ、思い立ったら即、ハサミを入れてしまう私ですから。

   そんなこんなで。黒のブラウス(コムサ)を合わせてみました。
  冒頭の写真のブラウスは私の好きな 『アンの世界』 風の立襟。
  しかしながら、前面が一部絹とは言え、綿ブラウス。

   やはり絹のブラウスの方が良いのでは・・? 
  と思い直し、用意したのが、こちらのブラウスです。
  袖部分がレースになっています。(ハナエ・モリ)            

   ビーズのネックレスと先日のアンティークな 【薔薇のバッグ】 を組み合わせて。
  写真ではちょっと分かりませんがスカート、かなり広がっています。
  薔薇でも咥(くわ)えて、タップダンスでも踊るのが似合いそうですね。  

ロマンティックな花言葉 ~ 白い追憶

2012-06-15 17:26:16 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編








今日の午後・・(中略)
<緑の河> の上流にあるえぞ松の原に
さんざし を摘みに行った。
私達はさんざしで籠を一杯にし、
周りを取り巻く小さな樅の木の親しみ深い
呟きを聞きながら原を彷徨さまよい、
素晴らしい一時ひとときを過ごした。
誰かが苺について言った事を
私はさんざしに言いたい。
「神はもっと美しい花を作る事が
出来たのに、作らなかった」                   
              【「エミリーはのぼる」 第11章】


   梅雨の中休みも3日目を
  迎えました。

   夜にも雨が降り出すそうですが、
  何より心配だったのは、
  先日来から採り溜めている、
  どくだみ。

   この梅雨の中休みで、何とか
  カビさせずに済みそうです。

   後は、残りのどくだみを
  いつ採るか・・ですが、当分、
  梅雨空が続くようですね。

   又、その時にでも考えましょう。
  この程度の量では到底、
  持ちませんから。

   そんな私に触発されたのか? 
  朝、お隣の奥様に尋ねられました。

   「このどくだみ、飲めるように
  なるのはいつ頃かしら?」

   「パリパリに乾けば大丈夫ですよ」 と、私。
  見るともなく見ますと、そこには1束だけ。

   「それだと1回分くらいですよ。 
  乾けば、もっと小さくなりますから。」
  と付け加えて置きましたが、試しに飲んでみられるのかも知れませんね。









     さて、そんな今日。
    摘み残しの丈の低いどくだみを
    今は使わない土物のティーカップに挿してみました。

     本当にどんな器にだって似合う花。
    それにティーカップの中も意外に居心地良さそうで、
    何だか素敵! (冒頭から3枚目の写真)

   こんな風にどくだみに囲まれ、新茶のプ~ンと香る中にいますと、
  今日は、ここでお茶、したくなりました。となれば・・。
  随分、久し振りですね。『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致しましょう。 


   今日のカップは硝子。
  先日、押入れの中から
  見つけ出して置いたものです。
  すっかり忘れていて。

   吉谷硝子の手作り品で
  「氷紋」 というタイトルが。

   「氷紋」 と言えば、渡辺純一の
  同名の小説を思い出しますね。

   実は、そんな連想もあって
  求めた物ですが、生憎、
  耐熱ではなかった事。

   そんな事が押入れ行き・・となってしまったようです。
  でも麦茶代わりの冷えた、どくだみ茶でしたら、このカップで十分。
  おまけにいかにも涼しそう。これからの季節に持って来いです。

   昨日のラベンダーポプリの入った硝子の器と同様、
  「ダイヤモンドダスト」 をイメージして作られた物かも知れません。

   最後に今日の引用文。ここでも 「さんざし」 です。
  さんざしならぬ、それこそ、どくだみで籠を一杯にしている私。

   言うなれば、このどくだみだって貴重なハーブ。
  何と言っても、名前が悪過ぎますものね。

   そんなどくだみの花言葉、“白い追憶” には、ほっとします。
  田舎の家の路地に一杯咲いていたどくだみ。
  なぜか “白いかっぽう着を着た女性” を思います。         

ラヴェンダー・ブルーに染まった午後

2012-06-14 17:50:07 | ハーブと香り雑学

【ラヴェンダーの 「キャンドル」 & ラヴェンダーの 「ポプリ」】



「あなたがた、めいめいに、
ラヴェンダー の花束をあげましょうね」
(中略)
「とてもいい匂いでしょう?」
母が大好きだったのですよ。
この土手にずっと植えたのは、母なんですの。
父もそれはそれは好きでしてね。
それで私に ラヴェンダー という
名を付けたのですよ」 
                  【「アンの青春」 第21章】


                            【イングリッシュ・ラヴェンダー】
   梅雨の中休みは快晴となりました。
  今朝も明方、思わぬ寒さに
  目が覚めたものです。

   そう言えばつい先日も
  同じ事を記した記憶が・・。

   今年は梅雨入りしたとは言え、
  いつかの年のように何日も何日も
  雨が降り続く事がありませんので
  助かっています。

   尤も、このお天気も明日昼頃まで。
  その後は典型的な梅雨モード。

   貴重な晴れ間となっています。
  「ラヴェンダー日和」 とでも
  申しましょうか・・。

   そんなラヴェンダー日和? の今日。
  先日、富良野に行かれたとの事で、
  お隣からラヴェンダーのキャンドルを
  頂きましたので、形だけですが、
  ラヴェンダー尽くしの体裁を整えて。

   サシェスと北一硝子の丸い瓶に入っているのは、
  ラヴェンダーのポプリ。硝子のブーツは残念ながら、菫です。

   このラヴェンダーの紫色は、「ラヴェンダー・ブルー」 とも言われていますね。
  その香りと共に、引き込まれるような魅力があります。

   そうそう、お隣からはキャンドルと共に、
  ラヴェンダー染めのタオルハンカチ(3枚)も頂きました。
  (既にハンカチは使わせて頂いていますので、写真は遠慮しました)
   




   青い花、ペチュニアに加え、未だに咲いているパンジーとヴィオラも庭から。 
  こんな風に、折角テーブル周りを調えましたので、お茶タイムと致しましょう。

   ところで、このラヴェンダー、「初夏の貴婦人」 と言われているようですね。
  薔薇にしても今日のラヴェンダーにしても、生きた花として楽しんだ後、
  今度は乾燥した独特の美しさでポプリとして蘇る・・。何という花たちでしょう。     

時めいてレースの花!

2012-06-13 16:22:52 | 私の手作り夢時間







「あの人は私と同様、
病気でなんかありはしませんよ」
と、スーザンは辛辣しんらつな口を聞いた。

「ですが、聞くところによるとあの人は
レース の寝間着を新調したそうですから
きっと、それを着たところを
かかりつけの医者に見せたいんでしょうよ
レース の寝間着ですとさ!」
               【「アンの夢の家」 第18章】


   今日は晴れとの事でしたが、
  今朝も昨日同様の
  重い空で明けました。

   しかしながら、
  お天気はゆっくり回復。
  お昼前からは太陽も。

   ドクダミは見える所は、
  さすがに減った感がありますが、
  そのせいでしょうか、半夏生が
  随分、目立って来ました。

   長い間、緑のままでしたが、
  そろそろ白くなって来ました。

   ドクダミの白十字の花の次は、
  今度は、まるで白い蝶が
  舞っているかのような半夏生。

   気候が何だか変・・
  と思っているのはどうやら私だけ?。

   季節のスイッチは、
  確実に入ったようですね。





   さて、今日はもう1度、【先日】
  レースのカーディーガンを。

   同じくストールも添えて。
  (パラソルは変えています)

   何分にも先日はクシャクシャと
  丸めて置いていましたから。
  
   カーディーガンなんて、
  分かりませんでしたね。

   それにしてもこのレース、
  今年は気候が不順ですので、
  結構重宝しています。

   それはそうと・・。
  今日の引用文には、
  思わず笑ってしまいますね。

   『アンの世界』 では
  レースは羨望の的だったようです。

   そうそう黒いレースの
  カーディーガンの袖に注目。

   リボンで絞るようにしています。
  袖の長さをリボンで調節出来ますし、飾りとしても。

   今は何でも既製品で間に合いますが、自分の好きなように出来るのが
  手作りの良さですね。レースにも思い切り花を咲かす事が出来ますから。     

小さな花景色

2012-06-12 15:52:28 | ハーブと香り雑学




「・・・ 見る ―― 触る ―― こんな風にな ――
それでもう花は気違いみたいに
育ったですからね。
人によってはそういうコツを
心得てるですよ ――
あんたもそうらしいですな、ブライスの奥さん」

「あら、それは分からないけれど ――
私、うちの庭が大好きだし、
庭仕事も好きですわ。
青い、成長して行くものを相手にのんびり
仕事をし、毎日可愛らしい新芽が出るのを
見守っているのは創造の仕事に
手を貸しているようなものだと思いますわ。
丁度今うちの庭は信仰に似ていますわ ――
希望しているものの、実質ですわね。
でも、ちょっと待たなくてはなりません」
                 【「アンの夢の家」 第18章】


   重い曇り空の典型的な梅雨空で明けました。
  その後、降っているか否か、分からないような霧の雨に。
  気温も昨日よりは、かなり低くなりました。

   さて、薔薇の華やかさには始終、圧倒されっ放しですが、
  一方でハーブの小さな花に心、癒やされてもいます。

   それにしても最近は以前に比べ、
  庭にいる時間が、多くなった事に気付きます。
  1年中で1番紫外線の多いこの時期に。

   今日の引用文ではありませんが、
  こまめに花殻を摘み取り、はたまた枯葉を取り除いたり・・。

   それこそ、ジム船長 の言う 「見る」 「触る」 ですね。
  たったそれだけで、次から次へと花芽を付けてくれますものね。

   一応、長袖のブラウスと帽子は必需品。
  それでも、“ちょっと朝のお茶に入れるハーブを採りに・・”
  のつもりが1時間・・~なんて事もざらにありますので油断は出来ません。




   ところで先日、ご近所の方から
  頂いた 「マトカリヤ」(日本名:夏白菊)
  は、写真のようにドライフラワーに。

   先日も触れましたが、
  このマトカリヤは、
  カモミールに近い仲間。

   甘い林檎の香りこそしませんが、
  こちらもしっかり香ります。

   この香り・・何と表現したら
  良いのでしょう。独特な香り。

   プラス、ドライフラワーを吊り下げる
  事によって俄(にわ)かに生じる
  カントリー空間。

   「カントリーの香り」 とでも
  申しましょうか・・。

   そして上の写真は     
  「チェリーセージ」(赤)と
  「ツリージャーマンダー」(薄紫)。

   朝1番に摘んだものですが、硝子(クリスタル)の花瓶に挿しましたら・・。
  意外にも居心地良さそうに輝いて見えます。

   チェリーセージはそうでもないのですが、
  ツリージャーマンダーは、右に左に自由奔放。

   無造作にただ挿しただけなのですが、
  花壇と同じように自然な形が似合いますから。~なんて。

   姿形も可愛いけれど、これらハーブの香りは、
  心をリフレッシュさせてくれますものね。   

あなた(薔薇)が主役!

2012-06-11 16:18:15 | 薔薇の追憶







アンは自分の部屋に飾るのに
花瓶に一杯の6月百合と、
書斎のギルバートの机に置くのに
スーザンの芍薬しゃくやくを切っていた・・・・・
乳白色の芍薬の芯には神の接吻のような
血のように赤い斑点があった。
特別暑かった6月の日中が過ぎて
空気は生き返ったようになり、
港は銀とも金とも分からない色になっていた。                    
                  【「炉辺荘のアン」 第5章】


   梅雨の中休みは、すこぶる快晴。
  そのせいか・・明け方には思わぬ
  冷えを感じて目覚めたものです。

   しかしながら日中は気温は上昇。
  期せずして 『アンの世界』
  と同じなんて。

   尤も今日も私は花束ならぬ、
  ドクダミ採りですけれど。

   明日も何とかお天気
  持ちそうですから。

   それでも一向に減ったように
  見えないから不思議です。

   ところで、このドクダミは、
  お茶として愛飲。

   昨年は1本もカビさせる事なく、
  採った分は全て飲み切りました。

   毎日頂いて、今年の2月頃まで
  持ってくれたでしょうか・・。理想は1年間、持たす事。

   いつも全部採らずに終わってしまいますから、
  今年こそ・・~なんて思っています。



【蕾の品格】


  前置きが長くなってしまいました。
  昨日のハイビスカスも美しい、
  勿論、カーネーションもガザニアも。

   でも、やっぱり薔薇ですね。
  「あなたが主役!」 
  ついつい夢中になってしまいます。

   こちらは、リラ版
  「公爵夫人の薔薇」。
  
   ただ挿木で増やしたものですから、
  花は幾分小粒です。
  そうそう、挿木と言えば・・。

   つい先日、花が終わった枝を
  そのまま土に挿して置いた枝から
  早くも新芽。

   こんな風に太い枝ですと、
  季節柄、テキメンですね。
  植物の生命力って眩しい!!

太陽の季節を届ける花

2012-06-10 18:13:13 | 香る庭の花綴り

【真っ赤な 「ハイビスカス」】



【オレンジの 「ハイビスカス」】


「新しい性悪しょうわるの虫が薔薇の木に付いているわ。
明日、消毒液の噴霧をかけなくちゃ。
今夜、したいんだけれど・・・・・
丁度庭仕事をしたいような夕方ですもの」
(中略)
「ですが、虫は嫌でしょう」
と、スーザンが反対した。
「そうね、いない方がいいと思うわ。
でも、完成した庭って本当に
面白くないでしょうよ、スーザン。
自分で働くのでなかったら
庭の意味がないわ。
あたしは草取りをしたり、掘り返したり、
植え替えたり、模様替えをしたり、
刈り込みをしたりしたいのよ」
                  【「炉辺荘のアン」 第5章】


   早くも梅雨の中休みとなりました。貴重な晴れ間。
  その間を利用して残りのドクダミ採りや伸びた木の伐採など、忙しいこと!

   しかしながら、やり始めますとそれはそれで結構楽しく、
  探し出してまで切る始末。そんなこんなで。
  1日の大半を庭で過ごす羽目となりました。

   まるで アン のよう。
  そんな風に思えば・・庭仕事も楽しんで出来ますものね。



【カーネーション】


【ガザニア】


【癒やしの 「オーストラリアンブルーベル」】


   今日は今年初めてのハイビスカスが開花。(冒頭の写真)
  全部赤に見えますが、実際は赤とオレンジの2つです。
  後、黄色があるのですが、まだ咲きません。

   梅雨の真っ只中に咲いた花ですが、
  何と言ってもこの花は、太陽を連想させますものね。
  南国の花らしく、あくまでも明るくおおらか。

   今日は午前中こそ、日光を出し惜しみしていましたが、
  午後からは太陽燦々。太陽を背に輝いていたものです。

   ついつい薔薇ばかりに気を奪われがちな私のガーデニング生活。
  パンジーは昨秋から未だに衰え知らず。
  そしてカーネーションとガザニアも開花しました。

   このカーネーション、母の日のイメージでしょうか・・
  春の花と思いがちですが、本来は夏から秋の花なのだそうですね。

   そうそう、日陰に植えて心配した 「オーストラリアンブルーベル」。
  悪環境はものともせず、次から次へと花芽を付けています。
  “早く大きくなれ~・・” と、祈る気持ちです。